私の伯母のみや子79歳の生態の記録をしている
何十年も前からみや子のご飯を作りつづけている母はる子を傍らで見守るはる子の娘です
皆様お待たせ致しました(待ってない? 話は現在に戻ります。 黄金の袋を作った次の日。 はる子がみや子の部屋を尋ねたら変なにおいが.... はる子「くんくん...え、なんのにおい?」 みや子「うんこ!!!!」 はる子「ちょっと!!!こんなことしてたら家がだめになっちゃう!!あんた介護うけなさい!私はみんなに言ってないんだから!こんなこと恥ずかしい.....信じられない....だから介護うけてって言ってるじゃない!!!」 みや子「ぜっっったいにやだ!!!!」 と言う地獄の様な話を玄関で聞いてしまった... 地獄のようなではなく地獄の始まりだった...
ある日はる子から電話がきた。 「みや子の背中に帯状疱疹ができてるみたいなのよ...車で病院に連れて行ってくれない?」 1年以上お風呂に入ってない人を車に乗せるのは非常に抵抗があったが、病におかされ苦しんでいる人をほっておくのはさすがに可哀想に思い 「うーーーーーん....わかった」 と、快く了承した。 実はこの時のみや子は帯状疱疹だけではなく足が謎に腫れ上がっていた。 足を掻きむしって菌が入ってしまったらしい。 みや子「まどか悪いね!よろしくね!」 と、体から滲み出る悪臭と共に車に乗り込むみや子。 皮膚科に連れて行き車で待つ事3時間。 はる子「これから治るまで何回か通わないといけないみたい。ま…
みや子は超超超潔癖症である いつも消毒液を撒いていたため家のドアを開けると鼻にツンとくるくらい消毒液の臭いがした しかし掃除や消毒する所は 自分が使う物や通る道だけ 下駄箱の上や通らない所は埃がつもり、壁は湿気でカビが生えて黒くなっていた 一階に住んでいるみや子の部屋は24時間カーテンを閉め切りにしている それはみや子が夜型人間だからである なぜか電気も台所の元灯だけしかつけていない 余談だが 昔はる子に頼まれみや子に会いに行った時の事 ピンポンを鳴らしてもみや子が出なかった為、はる子から預かった鍵で中に入ると キッチンの元灯しかついていない真っ暗な部屋の中で 腰が曲がっていて長髪で白髪頭のみ…
祖父が亡くなってしまった後 大きな一軒家に祖母と二人きりになってしまったみや子は祖母に 毎日美味しいご飯を作り あたたかいお風呂を用意し きれいに掃除をし あたたかい声をかけ 晴れた日には外に散歩にいき 雨の日には冷えないようあたたかいお茶を・・・・・ なんてことをするはずがなかった みや子は祖母の事を死ぬまで虐めた みや子は祖母を徹底的にばい菌扱いをした 祖母は汚いからとお風呂に入れてもらえず、祖母は暑い日も寒い日も45分かけて銭湯まで歩いて行った たいしたご飯も出さず毎日祖母をヒステリック気味に怒鳴りつけた 包丁をつきつける事もあった そんな祖母をかわいそうに思った他の兄妹達で祖母を助けあ…
みや子79歳独身 東京浅草生まれ浅草育ち 幼少期の事ははる子から詳しくは聞いていないけど、中学時代は不良グループとつるんで帰ってこないこともあったとか 20代の頃は一度本屋で働いたこともあったけど、数ヵ月で退職 その後はずーっとニートを貫いてきた そう 79歳の今の今までずーっとニートなのである ニート歴は軽く50年を超えている もしかしたら60年近くかもしれない テレビやネットで20年30年ニートの人を見たことがはあるが、みや子ほどの記録をこえている人は見たことがない 素晴らしい!! さて 長いことニートをしているみや子だが、ここでみや子の親(私の祖父母)の話をしていこうと思う 実は祖父母は…
重い足取りで実家へ向かうはる子と私 そして家に着いてはる子は言った 「無理やり介護の人呼んで部屋に入ってもらおうか」 いや・・・ガチで介護の人が殺されかねないからやめた方がいいよ・・・ 「だって・・・もう面倒みきれないわよ・・・あの人袋にあぁやっておしっこするのも初めてじゃないのよ?」 え?はじめてじゃないの????((((;゚Д゚)))) 「そうよ。あれはたしか・・・30年くらい前。あの人が40代の時に部屋から出てトイレいくのがめんどくさいって袋におしっこしてためてたのよ・・・」 えー・・・・・(ドン引き それにしたって 男の人ならわかるけど女の人が袋におしっこってどうやってするのだろうか・…
だって食べたり飲んだりするとトイレに行きたくなっちゃうじゃない!
伯母のみや子 年齢は79歳 どうやら膝が痛くて歩けないらしい どうしてそうなったのかと言うと 元々膝が少し痛かったのに重たい物を無理して持ち上げたら歩けないほど痛くなってしまったらしい 痛い痛いと布団に座ったらもう立てなくなってしまったとか だからトイレに行けないと 「だって食べたり飲んだりするとトイレに行きたくなっちゃうじゃない!トイレに行きたくても立てないから食べたり飲んだりしたくないの!でも喉が渇くから水をちびちび飲んで喉の渇きを潤してるのよ!」 とちょっと高めの大きな声でみや子は言った なるほど いい考えだ と思ったけど普通に考えたら死ぬじゃん そんなみや子の周りには生協さんで注文して…
ある晴れた6月の平日 『入るわよ!』 と、母はる子は入りなれた様子でずかずかと部屋にあがっていった 『あっ!あんたまた昨日置いていったパン食べてないじゃない!このまま食べないと本当に死ぬわよ!』 という声が聞こえた これはそろそろただならない事態かもしれないと思い普段は絶対に入ることのない「みや子」の部屋に私はおそるおそる入っていった 『おじゃましま~す・・・・』 そこはマンションの一室 1LDKの一人用の部屋 南向きなので日当たりは抜群 なので入った瞬間むわぁ~とする暑さとカビ臭い悪臭が鼻について、思わず鼻から息をするのをやめた ・・・けどそうするとカビを口から吸っているようで気分が悪いので…
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