エンデのメモ箱(ミヒャエル・エンデ 著、田村都志夫 訳、岩波書店)
今日はミヒャエル・エンデの思想のかけらや、本人が振り返る記憶、物語になる前の物語を覗かせてもらえる「エンデのメモ箱」の話をしていきます。 着想を書きとめたメモや創作ノート、詩や短い芝居、辛口の文明批評、児童文学に関する日本での講演、生い立ちを綴ったエッセー、さらにはインタビューや手紙。百十数の短編から、エンデの多彩な面が万華鏡のように浮かび上がる。ファン必読の書。物語作家でもあり思想家でもあった著者の創作の秘密が、いま明らかになる。 ミヒャエル・エンデ「エンデのメモ箱」岩波書店 裏表紙の紹介文より引用 すごいたくさんあるな~と思って数えたら、メモ書きから講演会の文字起こしまで全部で114個もお…
2023/05/21 14:09