『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』から見る女性像
私は恋愛映画は苦手だ。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の前半部分は例外でなかったが、後半になるにつれ、この映画の良さであるストーリーラインが生きてきて総じていい映画だったのではないかと思う。 この映画を観て、せっかく良いプロットがあるにも関わらず観客に考える余地を与えない典型的な邦画になってしまった惜しかったと感じた。また、ここで描かれる女性像が現代の日本社会を風刺しているようにも感じられた。 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』あらすじ 京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿(福士蒼汰)は、いつものように大学まで向かう 電車の中で出会った女性・福寿愛美(小松菜奈)を一目見た瞬間、恋に…
2024/09/11 01:38