コビロヴィッチ神父
今回のミサの説教のテーマは赦しでしたが、以下は説教の中で語られた話です。(話の元となった英文からの翻訳) 西ロシアのオラトワで、完全な自己放棄の人生の素晴らしい例を見ることができる。 1853年、コビロヴィッチ神父は殺人の罪でジトミール大聖堂で司祭職を剥奪され、シベリアの強制労働に送られた。 彼の執事の殺人に使われた二連式銃が、オラトフ教会の主祭壇の後ろで発見され、それは彼のものであり、最近発砲したものであったからだ。 彼は子羊のように、人々が見る中で泣きながら、司教によって公に行われた断罪の儀式に参加した。彼の頭は剃られ、死刑囚の衣服を着せられ、鎖につながれ、犯罪者たちとともにシベリアに送ら…
2024/10/16 10:22