時代と共に移動した「矢野口の渡船場」
古い地図に載っている矢野口の渡船場 多摩川右岸の筏道を六郷橋から歩いてくると、このサイトでは、終点は矢野口の渡船場です。そして、いくつかの古い地図を見ると、矢野口の渡船場の場所が違っていることに気づきます。 さて、一般的に川の渡船場は川の流れによって移動しました。古くから「あばれ川」といわれた多摩川も同様で、渡船場は移動しました。そこでつぎに示したいくつかの地図は、古い地図に載っている矢野口の渡船場です。年代ごとの場所の違いを見てください。 明治初期~中期 つぎの地図では、渡船場にある小舟と、小舟の後ろにある船頭小屋が確認できます。 明治39年 多摩川の中に道が描かれています。 明治45年 つ…
2023/01/22 15:56