今年に入ってからchatGPTの話題が頻繁に取り上げられています。そして最近発表されたchatGPT4については画像や動画も入出力できるようでかなりの幅が広がると思われます。ビル・ゲイツはインターネットに匹敵する発明だと言っていますが、今後大きく社会構造がかわるのではと思われます。例えばプログラマの需要は一気に蒸発するかもしれません。コードを書けなくてもシステム開発ができるようになったようです。また、クリエイテ...
今年に入ってからchatGPTの話題が頻繁に取り上げられています。そして最近発表されたchatGPT4については画像や動画も入出力できるようでかなりの幅が広がると思われます。ビル・ゲイツはインターネットに匹敵する発明だと言っていますが、今後大きく社会構造がかわるのではと思われます。例えばプログラマの需要は一気に蒸発するかもしれません。コードを書けなくてもシステム開発ができるようになったようです。また、クリエイテ...
先週SVBの破綻のニュースが流れました。 破綻直後は、影響は限定的と言われていました。リーマンショックでは、サブプライムローンが崩壊するなど景気全体が冷え込んでいたが、今回は景気は強いためそうはならないであろうという論理です。2,3日経過した時点で見るとまだまだ不安定な状況が続くかなと見ています。 破綻の理由としては、SVBはベンチャー企業が主要顧客であり、コロナ・インフレ影響により融資を抑えており、積...
ispaceの上場が発表されました。 最近宇宙ビジネスが盛んになってきており、ちょくちょく耳にしていました。宇宙スタートアップでは初めての上場となるようです。事業内容を調べてみると、当然難しいです・・・ よくわからないというのが印象です。 なんとなく想像できるのは、ロケットで打ち上げてもらった後、宇宙探索をする、将来的には研究機関や素材メーカなどに何らかのデータなどを販売して収益をあげるのかなと思いま...
現在の黒田総裁の任期が迫っており、次期候補として植田和男氏が上がっています。これまで日銀総裁の経歴としては、財務省出身か日銀出身の方が多く、学者出身というのは異例と言われています。 そんな中で先日、国会の参考人として答弁を行いました。この国会での答弁を聞いていると、とても頼もしいなぁという印象を受けました。印象的なものは以下の3つです。 1.現在行っている異次元の金融緩和の効果をどうみているのか?...
四半期決算発表の山がようやく終わりました。 今四半期の印象としては、バラツキのある決算内容だったのかなと思いました。 順調なものと落ち込んでいるものがわかれました。それで特に印象的なのが業界に関係なく明暗がわかれたのが印象的でした。さて、毎日相場を見ていて気になるのが出来高です。 これまでは銘柄を並べたボードを見ていると、目まぐるしく価格が変動し出来高が増えていたものです。ところが昨年あたりから...
楽天の決算発表がありました。オンライン中継を見ましたので考察します。なんといっても楽天に関してはモバイルがどうなるかです。その他のセグメントは順調で驚きはありません。現在の楽天の状況はモバイルが順調に立ち上がり、大手三社に食い込めるかが焦点です。たくさんのスライドの中でモバイルの重要指標は以下の通りです。売上が1144億円、損失が1126億円。通期では3000億円を超える赤字でした。思ったより獲得に苦戦し...
ソフトバンクグループの決算発表がありました。投資市況を把握するうえではとても参考になるので毎回欠かさず見ています。しかし、今回から大きく運営が変更になりました。それはこれまでずっと孫社長がプレゼンしていましたが今回から欠席となります。今後は後藤CFOが担当するようです。まず一番大切な保有株式価値です。19.7兆円から16.9兆円へと減っています。実質2.8兆円の赤字ということになります。ただここには外部投資家の...
数年前くらいから株主優待を減らす企業が増えていました。背景としては欧米の企業では優待という考え方がなく、その考え方に合わせるべきだとか、機関投資家など大口投資家にとっては優待はいらないとか、100株と1万株でも同じ優待は株主平等の原則に反するとか様々な理由から、優待を減らし、配当で還元するという企業が増えていたそうです。ところが昨年はなんとその流れに反し、逆に優待を新設する企業の方が増えているとの統計...
昨年は、米国の利上げによりかなり株式市場が痛みました。特にテスラなどのグロース株はかなり大きく下げました。 そこで金利と株価の関係について考えてみました。 企業価値(株価)を明確に測定する計算式はありません。しかし、金融機関や投資家が一般的に活用されているものが以下の計算式です。 株価=利益/(金利+リスクプレミアム-成長率) DCF法と呼ばれたりますが、要は利回りを現在価値に割戻し、企業価値を算出して...
新年あけましておめでとうございます。今年も今日から相場が始まりました。昨年は投資家にとっては散々な年だったので今年はなんとか復調してほしいところですが、まだまだ不安定な相場は続きそうな感じです。さて、正月休みに1冊読書しましたのでご紹介します。「日銀還流」という本です。日銀に張り付いていた記者が1996年の松下総裁から現在の黒田総裁までの政策や裏事情などがまとめられています。特に興味深かったのが現...
今回は住宅ローンの今後について考えてみました。私も住宅ローンを抱えており今後について非常に心配しています。仮に住宅ローン金利が1%上がれば、4000万のローン残高がある人であれば年間40万円上がりますし、2%上がると80万円もあがってしまいます。 米国のように5%近い金利となればも200万円も上がってしまいます。こうなればほとんどの人は破産するかもしれませんね。。。 住宅ローン金利は大きく分ける...
本日、日銀は長期金利を0.2%から0.5%への修正するとの発表がありました。これには驚きました。これまで黒田総裁は欧米と日本は事情が違い日本で利上げをしたら大変なことになるから利上げは行わないとの姿勢をずっと行ってきました。ところが何の前触れもなく利上げ政策へと舵を切りました。 つい数日前に政府が日銀の政策に対して、釘をさす発表がされましたので、おそらく岸田総理から黒田総裁への何らかの働きかけが...
アミファ(7800)の株主総会に参加してきました。アミファは100円ショップ向けの商品を開発するメーカです。ファブレス企業で設計は自社で行い、製造は主に中国などの海外の工場に委託しています。14時からのスタートというのはなかなか珍しいかもしれませんが、参加者にとってはかなりうれしいです。50名程度参加していました。全体の流れとしては、報告事項と決議事項の紹介を行い、その後に質疑応答を行い1時間程度でし...
投資で利益を上げるためにはコツコツとした情報収集が欠かせません。例えば四季報や雑誌などから新しい銘柄を探してベストな投資先を見つける作業が必要なのです。もちろん集中投資をしてもう投資先を探す必要がない方もいらっしゃるかもしれませんが、投資した企業が業績を落とすこともありますし、不祥事を起こすこともあります。そういう時が発生ときのためにも良い銘柄のプールは持つべきであり、そのために日々新しい銘柄を探...
今朝の日経新聞で日本経済研究センターの研究によると中国は米国のGDPを追い抜けないとの発表がありました。これまでは中国が米国のGDPを追い抜くのは2033年とか2035年には到達するとの予測がされていました。中国は年8%で成長してきており、時間の問題でいずれ追い抜くと思われていました。しかし、それが難しくなったとのことです。理由としては1.ゼロコロナ政策2.米国の対中規制3.台湾有事懸念による諸外国の脱...
岸田政権の新しい資本主義政策の一環としてNISAの拡充案が発表されました。具体的には上限の引き上げと期間の無期限化が検討されています。この政策はとても株式市場にとってはプラスとなると思われますので解説します。■そもそもNISAとは?「年間120万円分までの投資分を5年間にわたり非課税とする」ということです。例えば、今年トヨタの株100万円分をNISA口座で購入し、来年に200万になれば差額の100万円がそのま...
最近、著名投資家の井村さんが住石ホールディングスを大量に保有している事がわかり株価が暴騰しました。このように著名投資家が保有していることが発表されると株価が暴騰することがよくあります。実力者が目をつけたのだから今後上がるに違いないと思う投資家が追随するためです。 この銘柄を調べてみると、やはりすごく良い銘柄で流石だなと思いました。もちろん今からは買えませんが、この銘柄に以前に投資できなかったことが...
現在、上場企業の四半期決算の発表について見直しが金融庁で議論されています。 上場企業は四半期ごとに決算発表をしないといけません。それがコスト負担となっている、短期的な経営をせざるを得ない という背景から検討されているようです。 岸田政権は就任当初から「新しい資本主義」という政策を掲げて様々なトライをしています。 ・金融所得課税を引き上げて分配する ・スタートアップへの投資を加速するファンドを立ち上...
現在中国でゼロコロナ政策への反対デモが各地で起きています。中国共産党や習近平主席への直接の批判を訴えるのは異例です。中国共産党は独裁なので批判をすれば一発で刑務所ということもあり得るわけです。そんな中でも起こった背景としてはゼロコロナにより経済的に困窮している人が増えているのだと思います。加えて米国からのハイテク制裁を受けていて、経済はかなり落ち込んでいます。座して死を待つより立ち上がろうとなった...
どんな事業でも利益を上げるためには具体手な作業が必要になります。 ラーメン屋を開業すれば、材料を仕入れてラーメンを作り顧客へ提供して初めて売上があがります。ところが投資家というと何となくお金を投資したら自然と増えていて仕事をしているというイメージがわかないかもしれません。借り入れを行う際にも事業と投資は明確に分けて考えられ担保がないと借り入れできなかったります。世間一般的には投資というのは仕事とし...
今年に入ってからchatGPTの話題が頻繁に取り上げられています。そして最近発表されたchatGPT4については画像や動画も入出力できるようでかなりの幅が広がると思われます。ビル・ゲイツはインターネットに匹敵する発明だと言っていますが、今後大きく社会構造がかわるのではと思われます。例えばプログラマの需要は一気に蒸発するかもしれません。コードを書けなくてもシステム開発ができるようになったようです。また、クリエイテ...
先週SVBの破綻のニュースが流れました。 破綻直後は、影響は限定的と言われていました。リーマンショックでは、サブプライムローンが崩壊するなど景気全体が冷え込んでいたが、今回は景気は強いためそうはならないであろうという論理です。2,3日経過した時点で見るとまだまだ不安定な状況が続くかなと見ています。 破綻の理由としては、SVBはベンチャー企業が主要顧客であり、コロナ・インフレ影響により融資を抑えており、積...
ispaceの上場が発表されました。 最近宇宙ビジネスが盛んになってきており、ちょくちょく耳にしていました。宇宙スタートアップでは初めての上場となるようです。事業内容を調べてみると、当然難しいです・・・ よくわからないというのが印象です。 なんとなく想像できるのは、ロケットで打ち上げてもらった後、宇宙探索をする、将来的には研究機関や素材メーカなどに何らかのデータなどを販売して収益をあげるのかなと思いま...
現在の黒田総裁の任期が迫っており、次期候補として植田和男氏が上がっています。これまで日銀総裁の経歴としては、財務省出身か日銀出身の方が多く、学者出身というのは異例と言われています。 そんな中で先日、国会の参考人として答弁を行いました。この国会での答弁を聞いていると、とても頼もしいなぁという印象を受けました。印象的なものは以下の3つです。 1.現在行っている異次元の金融緩和の効果をどうみているのか?...
四半期決算発表の山がようやく終わりました。 今四半期の印象としては、バラツキのある決算内容だったのかなと思いました。 順調なものと落ち込んでいるものがわかれました。それで特に印象的なのが業界に関係なく明暗がわかれたのが印象的でした。さて、毎日相場を見ていて気になるのが出来高です。 これまでは銘柄を並べたボードを見ていると、目まぐるしく価格が変動し出来高が増えていたものです。ところが昨年あたりから...
楽天の決算発表がありました。オンライン中継を見ましたので考察します。なんといっても楽天に関してはモバイルがどうなるかです。その他のセグメントは順調で驚きはありません。現在の楽天の状況はモバイルが順調に立ち上がり、大手三社に食い込めるかが焦点です。たくさんのスライドの中でモバイルの重要指標は以下の通りです。売上が1144億円、損失が1126億円。通期では3000億円を超える赤字でした。思ったより獲得に苦戦し...
ソフトバンクグループの決算発表がありました。投資市況を把握するうえではとても参考になるので毎回欠かさず見ています。しかし、今回から大きく運営が変更になりました。それはこれまでずっと孫社長がプレゼンしていましたが今回から欠席となります。今後は後藤CFOが担当するようです。まず一番大切な保有株式価値です。19.7兆円から16.9兆円へと減っています。実質2.8兆円の赤字ということになります。ただここには外部投資家の...
数年前くらいから株主優待を減らす企業が増えていました。背景としては欧米の企業では優待という考え方がなく、その考え方に合わせるべきだとか、機関投資家など大口投資家にとっては優待はいらないとか、100株と1万株でも同じ優待は株主平等の原則に反するとか様々な理由から、優待を減らし、配当で還元するという企業が増えていたそうです。ところが昨年はなんとその流れに反し、逆に優待を新設する企業の方が増えているとの統計...
昨年は、米国の利上げによりかなり株式市場が痛みました。特にテスラなどのグロース株はかなり大きく下げました。 そこで金利と株価の関係について考えてみました。 企業価値(株価)を明確に測定する計算式はありません。しかし、金融機関や投資家が一般的に活用されているものが以下の計算式です。 株価=利益/(金利+リスクプレミアム-成長率) DCF法と呼ばれたりますが、要は利回りを現在価値に割戻し、企業価値を算出して...
新年あけましておめでとうございます。今年も今日から相場が始まりました。昨年は投資家にとっては散々な年だったので今年はなんとか復調してほしいところですが、まだまだ不安定な相場は続きそうな感じです。さて、正月休みに1冊読書しましたのでご紹介します。「日銀還流」という本です。日銀に張り付いていた記者が1996年の松下総裁から現在の黒田総裁までの政策や裏事情などがまとめられています。特に興味深かったのが現...
今回は住宅ローンの今後について考えてみました。私も住宅ローンを抱えており今後について非常に心配しています。仮に住宅ローン金利が1%上がれば、4000万のローン残高がある人であれば年間40万円上がりますし、2%上がると80万円もあがってしまいます。 米国のように5%近い金利となればも200万円も上がってしまいます。こうなればほとんどの人は破産するかもしれませんね。。。 住宅ローン金利は大きく分ける...
本日、日銀は長期金利を0.2%から0.5%への修正するとの発表がありました。これには驚きました。これまで黒田総裁は欧米と日本は事情が違い日本で利上げをしたら大変なことになるから利上げは行わないとの姿勢をずっと行ってきました。ところが何の前触れもなく利上げ政策へと舵を切りました。 つい数日前に政府が日銀の政策に対して、釘をさす発表がされましたので、おそらく岸田総理から黒田総裁への何らかの働きかけが...
アミファ(7800)の株主総会に参加してきました。アミファは100円ショップ向けの商品を開発するメーカです。ファブレス企業で設計は自社で行い、製造は主に中国などの海外の工場に委託しています。14時からのスタートというのはなかなか珍しいかもしれませんが、参加者にとってはかなりうれしいです。50名程度参加していました。全体の流れとしては、報告事項と決議事項の紹介を行い、その後に質疑応答を行い1時間程度でし...
投資で利益を上げるためにはコツコツとした情報収集が欠かせません。例えば四季報や雑誌などから新しい銘柄を探してベストな投資先を見つける作業が必要なのです。もちろん集中投資をしてもう投資先を探す必要がない方もいらっしゃるかもしれませんが、投資した企業が業績を落とすこともありますし、不祥事を起こすこともあります。そういう時が発生ときのためにも良い銘柄のプールは持つべきであり、そのために日々新しい銘柄を探...
今朝の日経新聞で日本経済研究センターの研究によると中国は米国のGDPを追い抜けないとの発表がありました。これまでは中国が米国のGDPを追い抜くのは2033年とか2035年には到達するとの予測がされていました。中国は年8%で成長してきており、時間の問題でいずれ追い抜くと思われていました。しかし、それが難しくなったとのことです。理由としては1.ゼロコロナ政策2.米国の対中規制3.台湾有事懸念による諸外国の脱...
岸田政権の新しい資本主義政策の一環としてNISAの拡充案が発表されました。具体的には上限の引き上げと期間の無期限化が検討されています。この政策はとても株式市場にとってはプラスとなると思われますので解説します。■そもそもNISAとは?「年間120万円分までの投資分を5年間にわたり非課税とする」ということです。例えば、今年トヨタの株100万円分をNISA口座で購入し、来年に200万になれば差額の100万円がそのま...
最近、著名投資家の井村さんが住石ホールディングスを大量に保有している事がわかり株価が暴騰しました。このように著名投資家が保有していることが発表されると株価が暴騰することがよくあります。実力者が目をつけたのだから今後上がるに違いないと思う投資家が追随するためです。 この銘柄を調べてみると、やはりすごく良い銘柄で流石だなと思いました。もちろん今からは買えませんが、この銘柄に以前に投資できなかったことが...
現在、上場企業の四半期決算の発表について見直しが金融庁で議論されています。 上場企業は四半期ごとに決算発表をしないといけません。それがコスト負担となっている、短期的な経営をせざるを得ない という背景から検討されているようです。 岸田政権は就任当初から「新しい資本主義」という政策を掲げて様々なトライをしています。 ・金融所得課税を引き上げて分配する ・スタートアップへの投資を加速するファンドを立ち上...
現在中国でゼロコロナ政策への反対デモが各地で起きています。中国共産党や習近平主席への直接の批判を訴えるのは異例です。中国共産党は独裁なので批判をすれば一発で刑務所ということもあり得るわけです。そんな中でも起こった背景としてはゼロコロナにより経済的に困窮している人が増えているのだと思います。加えて米国からのハイテク制裁を受けていて、経済はかなり落ち込んでいます。座して死を待つより立ち上がろうとなった...
どんな事業でも利益を上げるためには具体手な作業が必要になります。 ラーメン屋を開業すれば、材料を仕入れてラーメンを作り顧客へ提供して初めて売上があがります。ところが投資家というと何となくお金を投資したら自然と増えていて仕事をしているというイメージがわかないかもしれません。借り入れを行う際にも事業と投資は明確に分けて考えられ担保がないと借り入れできなかったります。世間一般的には投資というのは仕事とし...