カンボジア紀行 アマゾン電子出版しました
カンボジア紀行宮本正男はじめに18年前のアンコールワット紀行を編んでみた。過去の旅は時間という竈で美味しいスープに仕上がる。回想しながら編んでいく作業はこの上なく楽しい。アンコールワットとアンコールトムをひとまとめにしてアンコールワット紀行としている。アンコールワットは寺院でアンコールトムは王宮の意だ。アンコール朝の中興の祖ジャヤーヴァルマン7世がチャンパに対する戦勝を記念して12世紀末ごろから造成に着手した。石の積み方や材質が違うことなどから、多くの王によって徐々に建設されていったものであると。1933年の調査によって中央祠堂床下からブッダの像が発見された。建造物部分に仏像を取り除こうとした形跡や、ヒンドゥーの神像があることからは大乗寺院から後にヒンドゥー化したものか。三島由紀夫や開高健の作品に触発され...カンボジア紀行アマゾン電子出版しました
2025/01/31 22:48