金融政策決定会合
日本銀行総裁、植田氏が 金融緩和政策の継続を発表しました。 市場では事前に政策の変更を 予測していたため、 円は一時的に上昇しましたが、 その後徐々に下落しています。 もしアメリカの物価上昇が落ち着き、 アメリカの金利が低下すれば、 円高が進む可能性があり、 日銀が金利を引き上げる動機は 薄れるでしょう。 その結果、日銀は金融緩和からの 出口戦略を逃す恐れがあり、 そうなれば、 低金利環境が継続することになります。 低金利は住宅ローンや 企業の資金調達コストの低下に 貢献しています。 特に後者の影響で、 収益の低い企業も存続できております。 沢山のゾンビ企業があるという話が、 長く言われていま…
2023/12/19 17:07