【鬼滅の刃】「奴隷日記 ~珠世様にお仕えした日々~」前編

【鬼滅の刃】「奴隷日記 ~珠世様にお仕えした日々~」前編

今、小生は珠世様の御御足(おみあし)の裏側の感触を後頭部に感じながら、額を床に付けて平伏している次第でございます。 「まったく、お前はどこまで汚らしいのかしら!?」 頭上から聞こえる、珠世様の冷たく崇高なる御声。 しかし、その冷たさが小生の背骨をゾクゾクと震わせるものですから、益々、主(あるじ)の御前で醜悪なる愚行を働いてしまうわけでございます。 ああ、珠世様、どうかこの愚かな蛆虫(うじ…