俳句の一句が成立するまでの過程とは…
顕在意識→連想→潜在意識を経て成り立つ児島庸晃 最近になってのことだが良い句には、作者独自の思考の形があるのではないかと思うことが私には多くなってきた。そのように思うようになった根拠には、人間本来の底に棲みついている、潜在意識としての姿が心にあってその一つ一つが感情をコントロールしているのではないかと私は思う。その感情が、普段は隠され目には見えてはいないのではないかと。その心を呼び起こす行動・動作が顕在意識によって目覚め、それらの具体的な「物」が目視することにより眼前に見えてくるのだろう。その「物」の引き出しは連想を重ねて広がるのではないのか。…私なりの理論である。つまり一句が完成するには顕在意識↓連想↓潜在意識を経ているのではないかと。良い句だと思える俳句に巡り合えた瞬間の感想は顕在意...俳句の一句が成立するまでの過程とは…
2022/07/17 21:36