街角のカレンデリア、と書くと、ちょっとしゃれた感じがするけど、実際のところはなんてことない、道端の小食堂のことだ。セブの町のあちこちには、道端にカレンデリアと呼ばれる小食堂がある。あるものは狭いながらもお店になっているけど、あるものは本当に道端に机といすを並べただけのものだ。多くのフィリピン人はそこで朝ごはんやおひるごはん、晩御飯を食べる。1食だいたい50ペソくらいだ。さて、フィリピンやセブを紹介した個人のホームページを見ると、時々、昼はカレンデリアで食事をすれば安く上がる、とか書かれているものがある。そういうホームページを見るたびに思い出すのは、以前中国に住んでいた時に、中国人のおばちゃんがぼそっと言ったこの言葉だ。「どうして日本人は安いという理由だけで、あんな汚い店に行くんだろう」そう、食事をするにあ...街角のカレンデリア