Ruby 3.3と3.4での一時ディレクトリ探索の違いとECSでの影響
始めに 某日、ECSでスケールアップで起動しようとしていたRailsのアプリケーションが起動しませんでした。この起きていた不具合を調査する過程で一時ディレクトリに対するRubyの挙動を知ったことをブログにします。 なお、今回のケースは時間経過で自動解決しているため、ある程度状況には仮説も入っていますが、次のようなことが発生していたと思われます。 環境 AWS ECS Ruby 3.3 3.4 状況(仮説を含む) 事前状況 ECSでセキュリティのためにreadonlyRootFilesystem: trueを指定して、基本的にファイルを書き込めないようにしている 環境変数TMPDIRにボリューム…
2025/04/28 12:00