本記事では、上部消化管内視鏡検査について説明していきます。 上部消化管内視鏡検査とは何なのか、上部消化管内視鏡ではどのようなスコープが使用されているのかについて説明したいと思います。 以前に「内視鏡室での臨床工学技士の業務と役割」で大雑把に
臨床工学技士(CE)や医療従事者に向けたブログ「CEじゃーなる」を運営。 循環器・呼吸器・人工透析・内視鏡を軸に掲載していきます。 【保有資格]臨床工学技士・ME1種2種・透析技術認定士・心血管インターベンション技師(ITE)
この記事は以前に執筆した「レオカーナとは ASO/CLI治療の新たな可能性」の続編記事となります。編集部の施設での事例を踏まえて、「レオカーナ」での治療を行うための必要物品や治療の手順に触れている他、個人的な使用感や本音についても可能な限り
【臨床工学技士】ICT分野の国家資格取得における奨励金制度について
タイトルの通りですが、日本臨床工学技士会(以下日臨工とする)が2024年5月28日にe-プリバドにて「【予告】ICT分野の国家資格取得における奨励金制度について」という表題で、奨励金制度が開始されることが発表されました。 元々、奨励金制度が
「ブログリーダー」を活用して、Clinical Engineerさんをフォローしませんか?
本記事では、上部消化管内視鏡検査について説明していきます。 上部消化管内視鏡検査とは何なのか、上部消化管内視鏡ではどのようなスコープが使用されているのかについて説明したいと思います。 以前に「内視鏡室での臨床工学技士の業務と役割」で大雑把に
この度2024年10月4日〜10月5日に京都で行われた「日本透析アクセス医学会」に参加しました。 その中で JSTB合同 新たな資格、「VA日常管理指導士」とは? という興味深い講演を聴講することができましたので、この新しい資格についていち
さて、Moegiは新人教育や実習生指導に力を入れており、技士長からもお墨付きをいただいている程度には新人指導スキルがあると自負しております。 2024年度からは、更なる新人教育担当だけではなく、看護師向けの勉強会なども依頼をされるなど資料作
前々回の記事では、大腿膝窩動脈(FPA)高度石灰化病変の治療方法として新たに登場した、アテローム切除アブレーション式血管形成術用カテーテル「JETSTREAM」の概要と適正使用指針について解説していきました。 そして前回の記事ではJEATS
前回の記事では、大腿膝窩動脈(FPA)高度石灰化病変の治療方法として新たに登場した、アテローム切除アブレーション式血管形成術用カテーテル「JETSTREAM」の概要と適正使用指針について解説していきました。 JETSTREAMの【適正使用指
本記事では、2023年8月より販売されることになった「JETSTREAM Atherectomy System(ジェットストリーム アテレクトミー システム)」について紹介していきたいと思います。 施設基準や医師要件などがあり、最新デバイス
今回は内容的に循環器領域にweightが大きいのですが、血液浄化領域にも関わっている「下肢虚血」をテーマにしたいと思います。 今や国民病とも言える糖尿病(DM:diabetes mellitus, 以下、DMとする)ですが、DMの合併症であ
この記事は以前に執筆した「レオカーナとは ASO/CLI治療の新たな可能性」の続編記事となります。編集部の施設での事例を踏まえて、「レオカーナ」での治療を行うための必要物品や治療の手順に触れている他、個人的な使用感や本音についても可能な限り
タイトルの通りですが、日本臨床工学技士会(以下日臨工とする)が2024年5月28日にe-プリバドにて「【予告】ICT分野の国家資格取得における奨励金制度について」という表題で、奨励金制度が開始されることが発表されました。 元々、奨励金制度が
前回の記事ではDESが登場するまでの心臓カテーテルの歴史について説明しました。 本記事では、表題の通りPOBA、BMS、DESそれぞれの特徴や違いを説明します。 つまりは「何のためにステントを留置するか」というところをフォーカスにします。
心臓カテーテルに関わらず、近年の「カテーテル」技術の発展は目を見張るものがあります。 『カテーテル治療』は脳、心臓、泌尿器、消火器など様々な領域で使用されていますが、"カテーテル"と聞くと、大半の方が心臓カテーテルを最初に浮かべるでしょう。
この記事では「心血管インターベンション技師(ITE)制度」について解説しようと思います。私Moegiも取得している資格ですが、申請に必要な書類など一体どのようにしたら取得できるのか解説していきます。 心カテ業務に従事されている方で、ITEの
今回は臨床工学技士や看護師が内視鏡業務を担当する上で役に立つと思われる知識として、大腸にフォーカスしてまとめたいと思います。 思い付く限りで紹介し、可能な限り部位ごとに分類できれば良いですが、思い付き順で執筆していますので、多少の分類できて
この記事では透析業務に初めて関わる臨床工学技士や看護師向けに、血液浄化(アフェレシスは除く)の簡単な原理や治療モード、患者さんに合わせた治療計画とはどういった例があるのかを解説したいと思います。 血液浄化のモードに関する記事なんて、そこら中
2024年3月末時点での最新の臨床工学技士国家試験の合格率、および過去6年の推移をまとめております。単にデータを羅列するだけでなく、現役臨床工学技士の主観的な意見や感想、今後の予想を述べております。 合格発表についての詳細は、厚生労働省ホー
この記事では、臨床工学技士(CE/ME)を目指す養成校の学生が持っていると役立つと思われるおすすめの参考書を紹介しております。主な概要として定番の教材から、科目別強化に適した教材、新進気鋭の新教材まで、「学内学習・臨床実習・ME2種・ME1
以前当サイトでは第1種ME技術実力検定試験(ME1種)の概要と新傾向の問題について取り上げていました。 本記事では、第25回から出題傾向が変わったため、学生と臨床で働いている人とでの違いや、私がME1種合格へ辿り着いた体験談を執筆します。
今回のテーマは「冠動脈」です。 IVUSやらOCT、FFRなど取り上げたいのですが、心カテ業務に入るからこそ、まずは「キホンのキ」です。 心カテ業務だけではなく、実習前の学習に、医療従事者の基本知識として冠動脈については知っておいて損は無い
タイトルの通りですが、いよいよ来月に迫った臨床工学技士国家試験の直前対策の記事となります。 内容としては当サイトでこれまで扱った、あるいはこれから扱うであろう血液浄化の知識の中で、特に毎年3月に行われる臨床工学技士国家試験に頻出の内容につい
この記事は、高効率血液透析(high - flux HD)と高用量血液透析濾過(high-dose HDF)の違いによる腎不全患者の生命予後に関する大規模ランダム化比較試験(RCT)、CONVINCE trialの結果を日本語に翻訳して紹介
今回の心電図に関わるテーマは「活動電位」です。 うーん・・・参考書の活動電位やらイオン流入出のページを見ただけで本を閉じたくなるようなところです。というわけで、今回は非常に眠たくなるような内容です。 執筆するにあたって、持っている参考書を何
今回は、心臓の電気軸のお話です。「左軸偏位」やら「右軸偏位」といったものです。もちろん、「〇〇偏位だから□□だね」という風に決め打ちはできないのですが、病態を考える手助けにはなりそうですね。 学生時代には、ほぼ触れることなないでしょう。それ
心電図に関する長期化シリーズを執筆することにしました。 循環器の業務に携わるにあたって・・・いや、循環器領域に関わらず全ての領域で、そして、医療従事者には必須なのが、「心電図」です。日本人の死因原因第2位は心疾患です。異常な心電図は早期発見
心電図に関する長期化シリーズを執筆することにしました。 循環器の業務に携わるにあたって・・・いや、循環器領域に関わらず全ての領域で、そして、医療従事者には必須なのが、「心電図」です。日本人の死因原因第2位は心疾患です。異常な心電図は早期発見
今回は、急性期血液浄化と慢性期血液浄化はどう違うの?といった疑問を解決する短い記事となります。 学生さんはもち…
今回の最新医療シリーズでは、カテーテルによる心臓の手術である「MitraClip」についてご紹介しようと思いま…
前回は臨床工学技士養成校に通う学生さん向けた、臨床実習についての記事を取り上げました。今回は、TwitterのCE達の間でも話題になっている「実習指導」についてお話ししたいと考えています。「臨床工学技士学校養成所指定規則」が定められているの
本記事は「内視鏡スコープ(構造や種類、以下スペックと表記)」についての内容です。消化管内視鏡業務において、スコープのスペック把握は基本となります。スコープの鉗子口径や先端径、アングルの湾曲角などのスペック表を共有したいと思います。内視鏡の市
本記事では「浸透圧及び電解質濃度計算」について簡単な例題、臨床での使用例を踏まえながら分かりやすく解説します。きっかけとしては質問箱にてミオテクターのK+濃度補正の質問がありMoegiが返答しました。Moegiいつかこう言う国試対策のような
[シリーズ 内視鏡CE 基礎講座]今回のテーマは、「内視鏡室での臨床工学技士(CE)の役割」について記事にします。前回の記事では内視鏡についての簡単な説明をとりあげました。今回の記事では、内視鏡室でどのような業務があるかを解説をしていきます
お待たせしました、新シリーズです。その名も「内視鏡CE 基礎講座」です。「内視鏡CE」とはなっていますが、CEに関わらず、看護師、放射線技師、検査技師なども関わりがあると思われます。是非とも参考にしていただきたいです。【内視鏡の記事について
前回の記事(臨床工学技士 臨床実習に向けた心構えとレポートの書き方例)では社会人としての振る舞いやレポートの書き方など、医療人でなくても必要な一般的に気を付ける点を述べました。では、実習を上手いこと乗り切るにはどうしたら良いかを考えたいと思
本記事は、臨床工学技士(CE)の臨床実習へ向けた準備/対策すべきことをまとめた記事となります。事前準備の内容は臨床工学技士の範囲ですが、実習に対しての心構えや姿勢というのは、臨床工学技士養成校の学生さんだけではなく、看護師、放射線技師、PT