カタカムナ33首を読み解く #2 創造する未来と過去の叡智の火水の教
カム ナカラ エヒメ サヌキ チ ・・・
日が昇り 太陽が夕暮れに沈めば夜となり 流れ 形無きの日の光、地上に搦むがゆえに、時が現れその用(はたら)き尽きることなくこの世に降る。
時は枝の如く上下左右の差別(けじめ)でき、右は水の氣ゆえに、胞衣の寒なる所より出る。左は火の氣ゆえ、胞衣の暖なる所より出て、右は水にして、昇るものゆえに未来となり、左は火にして、重く降るゆえに過去となる。
時とは、空躰のものなれども、無也。また、未来でもなく、過去でもない。時とは、過去(火)と未来(水)両用を兼ねた 正中をつかさどる『中今』なり。 未来に進めば、一粒の籾、進み昇りて万倍となるが、過去の火は未来の水中に形を隠して見えぬが如く 未来(水)に過去(火)が入ることで、『中今』が形をなし時の靈(タマ)となる。
アワ トサチ・・・時とは形見えざるゆえに、無なれども、用(はたら)き有るがゆえに有也。地が万物の形をなすゆえに、時となる。 水中(未来)に火(過去)を與むことで解く、今、くみくみて時を放ち 未来を開き続け 時の穢れたる時は、火(過去の叡智の火水の教)を以て清むる。
アメノ オシ コロ・・・形見えざる用きの流れる時は 過去と未来が常に搦み正中(中今)を延びゆく 動くものは水(創造する未来)にして、動かしむるものは火(過去の叡智の火水の教)なり。火(過去の叡智の火水の教)の為に水(創造する未来)動かされて、始めて形を顕して昇る。
形をなすものは皆、水(創造する未来)のコリにして、水(未来)は物を延ばし、火(過去の叡智の火水の教)は物を凝し、地上に降る。
オキ ミツコ・・・過去と未来が常に搦み正中(中今)を延びゆき 過去と未来が與み塊まなければ、形をなさず 真の火(過去の叡智の火水の教)の為に動かされて、水(創造する未来)用(はたら)きなして、今に現れ 渦巻きひそまりより出て 思う未来の水に過去の火を入れることで凝りて今に顕れる。
ツ クシ・・・列なり與み 天の父の真実の歴史 降るに依りて、万物を動かし出す 万物の始めは皆水(創造する未来)なり、しかれとも、形なき所に形なさしむるは火(過去の叡智の火水の教)なり。
トヨ ワケ ・・・火(過去の叡智の火水の教)、水中(創造する未来)に與めば、万物の基(もと)をなし、一より百千に及ぶ基となり、火(過去の叡智の火水の教
2022/07/03 18:30