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追悼秋山和慶:何故秋山は近衛版を演奏したか
秋山和慶の死去で、意外に各方面から追悼が多かった。各地のオーケストラやアマチュアから望まれて指揮したからに他ならない。遜色ない演奏に引き上げてくれるかけがいのないマエストロであった。その反面では近衛秀麿のような逸脱をしてみたい欲望があったのが、近衛版の演奏だろう。秋山和慶の...
2025/02/20 11:03
アダム・フィッシャー指揮ベルリン放送交響楽団のマーラー5番
返す返すもカルロス・クライバーの指揮で聞いてみたかったのがマーラーの5番だ。父エーリッヒ・クライバーは伝説的名演をやっているからだ。カルロス・クライバーに合った音楽であることは間違いがない。 意外だが、尾高忠明指揮大阪フィルの演奏が良く、アダム・フィッシャーの演奏に親和性を...
2025/02/19 21:58
サイモン・ラトル指揮ヴェルビエ祝祭管弦楽団のマーラー3番
サイモン・ラトル指揮ヴェルビエ祝祭管弦楽団の演奏でマーラーの交響曲3番の演奏である。 ヴェルビエ音楽祭といえば、日本の藤田真央が参加してにわかに有名になった次第である。むしろ世界の富豪が集まって提言する茶番劇として有名だが、意外にもトーマス・マンの『魔の山』の舞台となったサ...
2025/02/18 22:13
ヤープ・ファン・ズヴェーデン指揮フランス放送フィルのマーラー1番
オランダの指揮者ヤープ・ファン・ズヴェーデン指揮フランス放送フィルで、マーラー交響曲1番。(2023・11・17) やはり第三楽章ではアゴギーク奏法がなされていた。例のネスラー(1841-1890)のオペレッタ『ゼッキンゲンのトランペット吹き』の引用であり、マーラー自身の解...
2025/02/17 23:51
ソフィエフ指揮NHK交響楽団のブラームス交響曲1番
伝統的演奏を廃て、敢えて反伝統的に演奏した節が見える。至る所が実験的で、実験的過ぎた演奏だったといえよう。 第一楽章の冒頭のテインパニの連打もテンポが速すぎた感があった。伝統に深い親和性のあるコンマスの篠崎氏の最後の仕事としては、物足りない感は否めなかったか。 ソフィエフの...
2025/02/07 21:38
追悼秋山和慶:近衛版ベートーベン3番秋山和慶指揮日本センチュリー交響楽団(3)
まず報告したいのは、メンゲルベルクと近衛秀麿の有名な第九フィナーレのテインパニのリタルランド(テンポを落とす)終結のことだ。メンゲルベルク(1940)と近衛秀麿(1968)の演奏で、どちらが先行かという問題がある。厄介なのは、メンゲルベルクのベートーベン・チクルス(1940...
2025/02/05 00:30
追悼秋山和慶:近衛版ベートーベン3番秋山和慶指揮大阪センチュリー交響楽団(2)
第二楽章。 158小節の空白のテインパニでffの強烈な音が響いて度肝が抜かれる。 158小節は低弦の2分音符にff記号があるがテインパニは空白になっている。そこでこれを強調するわけで、テインパニに2分音符を加筆させてffで打たせている。 さらに、159,160小節でテインパ...
2025/02/01 01:00
2025年2月 (1件〜100件)
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