自己嫌悪
1977年2月1日の日記にこんなことを書いている。「毎日毎日休みも取らず、戦場に向かっている。笑っては馬鹿にされ、泣いては卑怯だと言われる。日々の終着は、居眠りでごまかし、目覚めれば、また戦場に向かう。疲れの報酬は、何もない。疲れの報酬は、何もない。」なんだ、何も変わってないじゃないか。環境こそ変わったものの、根本は47年前つまり19歳の頃と同じである。いったい今まで何をやってきたのだろう。それが人生だと言われればそれまでだが、何かむなしい。19歳のぼくは、ギターと戯れていた。66歳のぼくは、スマホと戯れている。19歳、ぼくの未来はキラキラと輝いて見えた。66歳、ぼくの過去はキラキラと輝いて見える。あの頃から人生設計を立てていた人は、立派になっていることだろう。今もって人生設計を立てていないぼくは、自己嫌...自己嫌悪
2024/01/31 06:36