読書録 「 すぐ死ぬんだから 」 内館牧子著
久々に内館さんの本を読みました。キャッチなタイトルに惹かれて。 この本は好き嫌いが別れる気がする。わたしは、ドンピシャではまりました。 昔から内館さんのエッセイが好きでよく読んでいたので、わたしのなかでは、「 ハナさん 」= 内館さんだ。 ストーリーとしては、信じていた旦那の死後不倫が発覚しそれに立ち向かう、嫁姑問題を無難に解決しハッピーエンドと、可もなく不可もなしという感じ。 けれど、シニア世代に向けた応援歌と捉えれば、ぐっさぐっさと響く。 こころに刺さった言葉、本文より 年を取るということは退化ですから。人は退化に比例して外見に手をかけるしかないと思っています。退化をカバーするのは、エクサ…
2021/10/31 19:00