ファナックで使用できる記憶媒体は「コンパクトフラッシュ(CFカード)」と「USBメモリ」の2種類です。 これらの記憶媒体を使ってFANUC装置と入出力を行うと、まれに以下のエラーが発生します。 CFカードの場合:「SR1964:カード認識不
配線用遮断器(ブレーカー)の役割と選定方法|シーケンス制御ハード設計基礎
配線用遮断器(ブレーカー)とは二次側負荷の過電流から電線を保護する機器 配線用遮断器(ブレーカー)とは、過負荷や短絡による二次側の過電流から配線を保護するための機器です。 ノーヒューズブレーカーとも呼ばれ、ヒューズを使用していないため、スイ
設計で抑えるべきサーマルリレーの基礎と選定方法|シーケンス制御ハード設計基礎
サーマルリレーとは? サーマルリレーとは、電動機の過負荷や拘束電流を検出し、過電流による負荷の焼損を防止する機器です。 バイメタルという金属が過電流により発熱して湾曲変形することで、接点を強制的に開放する仕組み。 過電流にて接点が開放した状
電磁接触器と電磁開閉器の違いと選定方法|シーケンス制御ハード設計基礎
この章のまとめ 電磁接触器とは電動機などの出力が大きい機器を制御するリレー 電磁接触器と電磁開閉器の違いはサーマルリレーの有無 電磁開閉器は電動機の定格出力と主接点の開閉頻度でフレームサイズがきまる 接点制御用のコイル仕様を決める際は、制御
保護中: リレーの仕組みとシーケンス制御で登場するリレーの種類|シーケンス制御ハード設計基礎
リレーとは電気信号で回路のオン/オフを切り替える部品のこと 電気信号の入力状態で回路のオン/オフを切り替える部品のことを、リレーと呼びます。 日本語では『継電器』です。 簡単な言葉に言い換えると、電気信号でオン/オフを切り替えるスイッチのよ
保護中: 電動機の始動電流(突入電流)の基礎とブレーカー保護の考え方|シーケンス制御ハード設計基礎
電動機の始動電流(突入電流)とは始動時に流れる定格電流以上の電流のこと 電動機における始動電流(突入電流)とは、電気を投入した直後に発生する定格電流以上の大電流のことです。 電動機の場合、定格電流の5~7倍の電流が流れます。 始動電流に対し
保護中: 設計者が抑えるべきリレーシーケンス制御の基礎と使い所|シーケンス制御ハード設計基礎
リレーシーケンス制御とはリレーなどの物理接点を用いたシーケンス制御のこと リレーシーケンス制御とは、リレーやスイッチなど物理的な接点で構成されるシーケンス制御のことです。 上記のサンプル回路は、押しボタンPB1を押すとモーターが運転し、PB
電線の規格AWG(アメリカンワイヤーゲージ)とSQ(スケア)の違いと対応表|シーケンス制御ハード設計基礎
この章のまとめ AWGはアメリカのUL規格に準じた電線の太さを示す尺度 SQは日本のJIS規格に準じた電線の太さを示す尺度 SQで必要な電線太さを割り出し、対応表からAWGに変換するとラク 圧着端子はSQ相当のAWGなら同じものが使える 図
電線の許容電流は太さと周囲温度と束ねた本数で決まる|シーケンス制御ハード設計基礎
この章のまとめ 電線の許容電流は、電線の種類、製造メーカーごとに違う 電線の許容電流を決めるのは『太さ』『周囲温度』『束ねる本数』の3条件 電線を選定する際は安全率125%を乗じる 回路保護にブレーカーを使う際は、ブレーカーのAT(アンペア
NPN出力(シンク)とPNP出力(ソース)の違いと特徴|シーケンス制御ハード設計基礎
シーケンス制御のハード設計に必要なトランジスタ出力NPNとPNPの基礎について解説します。
有効電力W(ワット)と皮相電力VA(ボルトアンペア)の違いと三相交流の計算方法|シーケンス制御ハード設計基礎
この章のまとめ 皮相電力VAは送電した電力の総和を指す。 設備容量は設備全体の皮相電力を指す。 有効電力Wは、皮相電力のうち仕事のために使われた電力を指す。 有効電力の割合は、力率[cosθ]で示される。 ヒーターや白熱電球の電流[A]は、
この章のポイント 周波数とは1秒間に電圧が上下した回数のこと 単位はHz(ヘルツ) 東日本は50Hz、西日本は60Hz 50Hzと60Hzで機器の定格電流が異なる 特定の周波数専用品を異なる電源周波数で使ってはいけない このページでは、シー
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ファナックで使用できる記憶媒体は「コンパクトフラッシュ(CFカード)」と「USBメモリ」の2種類です。 これらの記憶媒体を使ってFANUC装置と入出力を行うと、まれに以下のエラーが発生します。 CFカードの場合:「SR1964:カード認識不
TMRB(タイマ)は固定式のオンディレイタイマーです。 タイマーの設定時間はシーケンスプログラムと一緒にROMへ書き込まれます。 そのためシーケンスプログラムを変更しないと書き換えられません。 PMC保守画面の「タイマ」から設定時間を変更で
SUB3 TMR(タイマ)は可変式のオンディレイタイマーです。 タイマーの設定時間はCNCの保持メモリで保持するため、CNC画面から設定値を変更できます。 PMCラダー制御条件 TMRを使用するにあたって、必要となる入出力は以下のとおりです
三菱電機製のシリアルコミュニケーションユニット「QJ71C24N」は、シリアル通信を用いて対応機器と通信できるインテリジェントユニットのひとつ。 過去よく使用された通信方法ですが、現在はイーサネットを使用したフィールドネットワークに取って代
スターデルタ回路からインバータ回路へ置き換えるのは比較的簡単です。 しかし理屈を理解しないまま適当に置き換えてしまうと、事故や災害を引き起こす可能性もあります。 逆を言えば置き換えの手順さえ把握しておけば、初心者でも置き換えは可能です。 こ
ラダー編集ソフト『FANUC LADDER-Ⅲ』を使ってパソコンから編集する モニター内のラダー編集機能を使って直接編集する 大規模な回路変更をおこなう場合や、デバッグ作業の際はFANUC LADDER-Ⅲがあると便利です。 しかし導入コス
レベル3-2では、貯水タンクの水量が満水になったとき汲み上げポンプを停止する回路を追加します。 貯水タンクの容量を超えて水を供給しないよう、オーバーフローを防止するためのインターロックですね。 レベル3-1で追加した給水タンクの下限検出と同
レベル3-1では、給水タンクの水量が下限となったとき汲み上げポンプを停止させる回路を追加します。 汲み上げポンプのようなポンプ機器は、基本的に水なしでの空運転をしてはいけません。 よって給水タンク内の水量を逐次チェックしながら、汲み上げポン
設計しながら学ぶ電気制御設計講座のレベル2では、汲み上げポンプをスイッチを使って運転する回路を設計します。 レベル2のゴールは、FA設備の制御設計で求められる基礎的な回路設計について理解することです。 レベル2課題の概要 レベル1で設計した
レベル2-2で組み上げポンプをスイッチで操作する回路を追加しました。 AC100V電圧回路にスイッチを設置するのは、漏電による感電被害が大きくなります。 よってオペレーターが触れる操作系は、DC24V回路で設計するべきです。 ここでは操作系
FANUCの0i-MODEL Fではフィールドネットワークのひとつ「CC-Link」に対応しています。 CC-Linkを導入することで、PMCラダーにて周辺機器のI/O信号を制御および監視が可能です。 ここではCC-Link導入に必要な部品
対象のモデル FANUC Series 0i-MODEL D ここでは、分散I/O分線盤I/Oモジュールを使用しているFANUCのPMCでアナログ入力を扱う方法について解説します。 アナログ信号を読み出す対象のセンサーは、キーエンスの流量セ
レベル2−1で設置した電磁接触器をスイッチにて操作する回路を追加します。 電磁接触器単体では用をなさないため、コイルを操作する回路が必要です。 ここではコイルを操作するために、単相交流100Vを作り出すダウントランスの追加と操作用のスイッチ
ここでは、レベル1「汲み上げポンプを回す回路を作る」で完成した回路に電磁接触器を追加します。 電磁接触器は動力回路の開閉をおこなうリレーの役割を持つ機器です。 電動機のような大容量の機器を制御するうえで必ず登場するため、この章を通じて選定方
ここでは線番号の割り付けをおこないます。 線番号とは、電線ごとに名称を割り振ることで接続先を可視化しメンテナンス性を向上させるものです。 名称の付け方に明確なルールはないものの、規則性をもたせると、線番号から回路の当たりをつけやすくなります
ここでは、制御盤と汲み上げポンプの電線を中継するための中継端子台を選定します。 中継端子台の選定 端子台を選定するにあたって、考慮するべき条件は以下のとおりです。 端子台への通電電流85.6A電線の太さ(主回路)38sq電線の太さ(接地線)
ここでは、制御盤から汲み上げポンプの電動機までを接続する電線と電線管を選定します。 電線の選定 電線を電線管に通す場合、電流減少係数が大きくなります。 そのため、制御盤内と同じ電線太さでは許容電流が足りないかもしれません。 電線管に通す場合
ここでは、接地線(アース)の選定をおこないます。 負荷のブレーカーの定格電流から接地線の太さを計算する 接地線の太さは、負荷のブレーカーの定格電流に0.052を乗じることで計算できます。 接地線の求め方 接地線の太さ[sq] = ブレーカー
対象のモデル FANUC Series 0i-MODEL D ここでは、分散I/O分線盤I/Oモジュールを使用しているFANUCのPMCでアナログ入力を扱う方法について解説します。 アナログ信号を読み出す対象のセンサーは、キーエンスの流量セ
レベル2−1で設置した電磁接触器をスイッチにて操作する回路を追加します。 電磁接触器単体では用をなさないため、コイルを操作する回路が必要です。 ここではコイルを操作するために、単相交流100Vを作り出すダウントランスの追加と操作用のスイッチ
ここでは、レベル1「汲み上げポンプを回す回路を作る」で完成した回路に電磁接触器を追加します。 電磁接触器は動力回路の開閉をおこなうリレーの役割を持つ機器です。 電動機のような大容量の機器を制御するうえで必ず登場するため、この章を通じて選定方
ここでは線番号の割り付けをおこないます。 線番号とは、電線ごとに名称を割り振ることで接続先を可視化しメンテナンス性を向上させるものです。 名称の付け方に明確なルールはないものの、規則性をもたせると、線番号から回路の当たりをつけやすくなります
ここでは、制御盤と汲み上げポンプの電線を中継するための中継端子台を選定します。 中継端子台の選定 端子台を選定するにあたって、考慮するべき条件は以下のとおりです。 端子台への通電電流85.6A電線の太さ(主回路)38sq電線の太さ(接地線)