昭和16年(1941年)12月8日、太平洋戦争開戦同日に⑥グアム島空襲を実施ー
昭和16年(1941年)10月末、日本の陸海軍は、対米英蘭作戦を決定して、海軍のハワイ空襲と合せて、フィリピン、マレー半島を、そうして資源地確保をめざして、蘭印の攻略を企図。これらの主作戦と併行して企図された、グアム、ウェークの攻略、ビスマルク攻略などの中南部太平洋方面の作戦は、南東太平洋の戦いを有利にし、南方侵攻作戦を援護する枝作戦となるのである。 11月下旬にはおおかたの日本軍は、小笠原諸島の母島に集合、12月8日、水上偵察機16機がグアム島の空襲を実施し、小型掃海艇「ペンギン」を撃沈したのである。ただ、この当時、グアムに住んでいた数十人の日本人が、アメリカ軍によって逮捕監禁されてしまった…
2021/07/25 14:04