モーセと燃える柴 出エジプト記3章
モーセは、エジプトの奴隷にされていたイスラエル民族をエジプトから連れ出した指導者として知られる人物です。モーセが生まれた頃、ヨセフ(アブラハム→イサク→ヤコブ→ヨセフ)のことを知らない新しい王朝が起こりますが、その王は増え続けるイスラエルを恐れて、彼らを苦役に徴集するだけでは飽き足らず、ついには「小さい子を見つけたら全部ナイルの川に投げ込んで殺せ」と国中におふれを出すに至りました。 しかしモーセの母は子どもを殺すことができず、ナイルの岸辺の葦の茂みに赤ん坊を隠します。ナイル川の葦の茂みにそっと流された一人の赤子を、水浴びに来たパロの娘が見つけ、拾い上げます。実母を乳母としてあてがわれた後、王女…
2021/11/27 16:33