小説 スペースシザース【ss】#8
俺「第一志望のネイキッドデザインに受かったんだよ。かーさん。」 母「まぁー!凄いじゃない!コレで貴方も一流のファッショニスタの人じゃない!」 何言ってやがるんだ母さん。いつもながら訳分かんねぇ表現するな。ホント疲れるって。 母「お祝いしなきゃねぇ。今日は奮発して、すき焼きでもしようかしらね!」 まぁ、喜んでくれているのには間違いないから良いかぁ。 俺「うん!楽しみにしてるね。ちょっと宏美に会って報告してくるね!」 母「はいはい。気を付けて早めに帰ってくるのよー。」 よっしゃ!宏美に自慢して来よーっと。 宏美の家までチャリンコをぶっ飛ばして向かっていた。はやる気持ちはペダルを踏み込む力に変わって…
2021/07/31 19:04