ググるでもDuckるでもなく、Amazonることの有効性──烏賀陽弘道『フェイクニュースの見分け方』を読んで
社会問題について知りたいとき、アマゾン検索で書籍を検索することにしたのは、大学に入ってからだった。それは今でも続いている。他人の言葉に影響されやすい僕は、自分なりにリテラシー向上と情報検索の方法を改めなければ、粗雑な情報を掴まされて、いつ自分が素っ頓狂な情報を掴んで声高におかしなことを主張し、「陰謀論者だ!」というレッテルを貼られる事態になってもおかしくないと感じていた。それ故、信頼性の高い情報を入手するのに手っ取り早いということで、アマゾンの書籍検索を利用しだした。 ネットの情報は、「誰でも発信・編集が可能」であるが故に、「誰が書いたのか分からない」「出所不明の情報が書いてある可能性がある」…
2021/06/09 09:41