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fpdの映画スクラップ帖 https://fpd.hatenablog.com/

名作に進路を取れ!をサブタイトルに、外国映画・日本映画の新旧作品の感想をアップしています。映画を劇場で見始めた1970前後の映画には思い入れが強いです。NetflixのCC(英語字幕)で、英語表現などのヒアリング力アップに挑戦中です。

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2021/04/23

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  • 映画「BABYLON バビロン」(2022)を見る。1920年代のハリウッドの喧騒・内幕ドラマ。

    「セッション」「ラ・ラ・ランド」などのデイミアン・チャゼル監督の「BABILON バビロン」(2022)を見た。1920年代のハリウッド黄金時代の喧騒・狂騒と内幕を描いたドラマ。 サイレント映画で一世を風靡した映画俳優、大胆不敵な新人女優、映画製作を夢見る青年が、サイレントからトーキーへと移り変わる激動の時代の波に呑まれ、俳優としての存在意義を失い、映画界から取り残されていく物語。 「(グロリア)スワンソンを安く使えた」といったセリフや、クラーク・ゲーブル、チャップリン、ガルボといった有名俳優の実名がポンポン飛び出すところは面白い。 しかし、見る前から多くのコメントなどで予想していたが、これで…

  • 【映画祭イベント】「円谷映画祭2023」が11月17日より開催。

    庵野秀明氏(写真) 円谷(つぶらや)プロダクションは、創立60周年を記念した「円谷映画祭2023」を11月17日より開催する。 「円谷映画祭2023」は、円谷プロの代表的な作品をセレクトし全国の15劇場にて特別上映。ラインナップには庵野秀明氏セレクトの「ウルトラセブン」や「ウルトラマンタロウ」などが含まれている。 11月17日より11月30日にかけて実施されるPart1では、映像作家の庵野秀明氏がセレクトした4K版「ウルトラセブン」全4話と、劇場版ドキュメンタリー作品「ウルトラセブン Legend」を上映する。 12月1日より12月14日のPart2では、庵野秀明氏がセレクトした「ウルトラマン…

  • 映画「総理の夫」(2021)を見る。原田マハ原作の政治コメディ。

    「総理の夫」(2021)を見る。原田マハによるベストセラー小説を基に映画化したコメディ。あまり話題にならなかった映画のようだ。 日本初の女性総理になった女性と、突然“ファースト・ジェントルマン=総理の夫”になってしまった鳥類学者の男性の激動の日々を描く…だが、現実味に乏しく、”ごっこ”の印象。ヨーロッパなどでは40代の女性の首相はめずらしくないが、この国で42歳の女性総理というのは将来もあり得ないかもしれない。総理になったとたんに妊娠が発覚して…というのも。夫が、頼りなく、あたふたする30代にしか見えないのも現実離れしている。 主演は総理の夫にトホホな役が多い田中圭と、総理には頭脳明晰、キャリ…

  • 【バイプレイヤー】個性派・性格俳優で「名前がとっさに出てこない」ことがある!?(笑)。

    「検察側の罪人」(右は二宮和也) 性格俳優、個性派脇役としてドラマや映画でよく顔を見ていながら、一瞬「名前はなんだったっけ?」とパッと名前が出てこない俳優がいる。単に忘れっぽくなっただけなのかもしれないが(認知症予備軍には入りたくない。笑)。 「私は誰でしょう?」思いつくまま10人、クイズ形式で出します。気分転換にメモにでも書いてみてください(思いだしても、漢字が…笑)。最後に正解も。 ①まずはこの人。 演技は爆発だ!と言わんばかりのヘアスタイル(笑)。出演作は「AI崩壊」「ヘルドッグス」など多数で、怪優と言われる一人。刑事役などが多いが、逆に犯人として、追い込まれると、突然意味もなく踊りだし…

  • 映画「孤狼の血 Level 2」(2021)を見る。バイオレンス&クライム映画。

    「孤狼の血 Level 2」(2021)を見る。暴力団組織の抗争、警察組織の闇、マスコミの策謀、身内に迫る魔の手、そして最凶最悪のモンスターによって、日岡(松坂桃李)が絶体絶命の窮地に追い込まれる、というクライム映画。 1作目は、警察内の上下関係を役所広司と松坂桃李のバディが演じ、師弟関係にあったが、第2作では、役所広司が亡くなって3年後の設定。松坂桃李が単独主演の格好だが、ふたを開けてみたら、鈴木亮平が凄みがあって、手が付けられないワルを演じていて、すさまじかった。 今回も、見るに堪えない残酷シーンもあり、グロが苦手の向きにはきついかもしれない。時代背景は昭和から平成に移行する広島のヤクザの…

  • 【訃報】クレージー・キャッツの最後のメンバー・犬塚弘、死去。94歳。

    国民的人気グループ、クレージーキャッツのメンバー、犬塚弘が亡くなった。享年94歳。高度経済成長期に沸いた昭和中期に日本を明るく元気にした国民的人気グループ、クレージーキャッツのメンバー全員がこの世から去ったことになる。 犬塚弘は生前「(クレージーは)解散なんかしていません。みんな死んじゃっただけで」と話し、桜井センリ(享年86)の死から11年間、1人でクレージーの看板を守り続けてきたが、天に召されたことで芸能界を笑いで牽引した7人は伝説となった。 クレージーキャッツはもともとコミックバンドで、ドラマーのハナ肇の呼びかけで1955年年に「キューバン・キャッツ」として結成され、犬塚弘はベーシストを…

  • 【東京国際映画祭】映画「ベン・ハー」を見る。日比谷ステップ広場の屋外上映。

    「ベン・ハー」(1959)を、東京国際映画祭の「屋外上映」で見た。10月24日~11月1日まで、東京国司映画祭開催期間中、日比谷ステップ広場で、全29作品が上映されている。 10分前くらいに行ったら、平日の午前中でもあり、客席はパラパラと数名。映画の最初の10分くらいは「OVERTURE(序曲)」の音楽がかかっていて、最終的に本編が始まるころには席数(約150席)の半分くらいが埋まった(最大で90人くらい)。 初見は1970年代初めの70ミリによるリバイバル上映だった。その後、テレビでも見ている。過酷なガレー船(奴隷船)のカイ漕ぎ、死闘が繰り広げられる戦車競走、メッサラとベン・ハーの友情に始ま…

  • 【東京国際映画祭】有楽町・日比谷近辺の劇場、日比谷ステップ広場で開催中。

    有楽町駅前には東京国際映画祭上映映画のポスター。 23日に開幕した東京国際映画祭での映画上映も11月1日閉幕のちょうど折り返し地点にやってきた。きょうは午前10時から日比谷ステップ広場で「ベン・ハー」が無料上映されるので、9時ごろに有楽町駅に到着。 日比谷ステップ広場に行く途中にガード下を通り抜けようとしたら、昭和の映画ポスターが、汚れたままで、剥がれそうになりながらもそのまま残っていた。 車の後方には東宝のゴジラ像の尾ひれが見える。 席が確保できるか心配だったので、10時上映開始なので4~50分前に行き、係の人に「順番に並ぶのか。整理券などあるのか。席はあるか」と聞いたら「安心してください、…

  • 【コーヒーブレイク】昭和レトロ:デジタル、メタバースなど未来志向展示会で発見!すべてが紙製品。

    きのうは、幕張メッセ(千葉県)で開催の「Japan IT Week秋」などの展示会に朝から参加した。参加できない友人から情報収集と取材の依頼を受けたもの。 「AI・業務自動化展」「メタバース活用EXPO」「IoTソリューション展」といった業界専門展がある中、目を引いたのが、昭和レトロを感じさせる「段‐Board」をテーマにしたコンバートコミュニケーションズという会社のブース。 このブースは紙で出店しています、と張り紙があるが「昭和ですね」とfpdが言うと、説明員は、笑いながら「すべてが紙でできています。バスにも乗ってみてください」ということで、バスのほか、居間のテレビ、電話、赤い郵便ポストなど…

  • 【映画祭】第36回東京国際映画祭開幕。屋外上映会はきょうから日比谷ステップ広場で無料開催。

    きょう10/24(火)から「第36回東京国際映画祭・屋外上映会」が今年も無料開催される。 今年はワーナー・ブラザース創立100周年。 その記念特集ということで、過去の名作なども含む全29本が無料上映される。ただし、座席数に限りがあり、後ろの階段などでの立見席になる可能性もありそう。 「ベン・ハー」「カサブランカ」「俺たちに明日はない」などの名作や、公開から一年も経たない新作を含む、さまざまなジャンルの映画がラインナップされている。 日比谷ステップ広場の大型ビジョンで連日上映される。作品には「トップガン/マーヴェリック」などの最近作や「華麗なるギャツビー」「ゼロ・グラビティ」といった名作も含まれ…

  • 映画「ミッション:8ミニッツ」(原題:Source Code, 2011)を見る。SFサスペンス&ミステリー。

    「SOURCE CODE」(原題:SOURCE CODE、2011)を見る。Netflix配信では原題と同じタイトルだったが、劇場公開時は「ミッション:8ミニッツ」だった。ラストシーンは「映画通ほどダマされる」という警告が出ているようだが、宣伝文句にダマされることの方が多い!(笑)。 シカゴ行きの列車がテロにより爆発、乗客は全員死亡。次はシカゴ中心街を爆破するとテロリストが予告してきた。政府はテロを未然に防ぐために極秘ミッションを敢行。シカゴ行き列車の乗客が死ぬ8分前の意識に潜入しテロリストを探せ。スティーブンス(ジェイク・ギレンホール)は強制的にそのミッションに挑まされるというSFサスペンス…

  • 映画「ジェミニマン」(原題:Gemini Man、2019)を見る。ウィル・スミス主演のSF アクション。

    「ジェミニマン」(原題:Gemini Man、2019)は、ウィル・スミスが伝説のスナイパーを演じ、ジェミニ社が生産した若きクローンとの戦いを描くSFアクション。 銃撃戦とバイクによるカーチェイスでは、これまでに見た映画では1,2を競う迫力。 監督は「ブロークバック・マウンテン」「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」のアン・リー。製作は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジェリー・ブラッカイマー。 毎秒120フレーム撮影、4K×3D映像の技術を導入した近未来アクション。伝説的暗殺者ヘンリーは任務遂行中に何者かに襲われる。苦戦しながら襲撃者を追い詰めると、その正体は若い自身のクロー…

  • 【美術館イベント】「永遠の都ローマ展」(東京都美術館)開催中。12月10日まで。

    きのう上野・御徒町界隈を歩いていたら「永遠の都ローマ展」の旗(バナー)が商店街ではためいていた。東京都美術館(上野)で、9月16日から開かれている(12月10日まで開催)。 世界的に最も古い美術館の一つとされるローマのカピトリーノ美術館の所蔵品を中心に約70点が展示され、彫刻、絵画などを通じてローマの歴史と芸術が紹介されている。 2000年を超える栄えある歴史と比類なき文化は、古代には最高神をまつる神殿がおかれ、現在はローマ市庁舎のあるカピトリーノの丘を中心に築かれた。 その丘に建つカピトリーノ美術館は、世界的にもっとも古い美術館の一つに数えられ、同館のはじまりは、ルネサンス時代の教皇シクスト…

  • 【コーヒーブレイク】ローカルな話題=埼玉県産の全国区は「渋沢栄一」「深谷ネギ」「草加せんべい」?。

    実は、深谷ネギの主力生産地のど真ん中にいたfpd! 埼玉県産で比較的全国で知られているものといえば「渋沢栄一」「草加せんべい」と「深谷ネギ」がある。このうち「深谷ネギ」は、明治・大正時代から、埼玉県北部ではネギの栽培はあったようだ。 だが、一躍有名になったのは戦後以降で、実はfpdの両親は、戦後まもなくの昭和24年頃結婚して以来、3反ほどの狭い畑だったが、ネギ農家から出発した。fpdが中学生くらいまではネギを生産出荷していた。 小学生当時は、fpd家では畑で取れたねぎを出荷するのに、泥ネギの「皮むき」専門に、近所のおばちゃんたちを10数人も使っていたことがあった。 豊里村(旧八基村、のちに現在…

  • 【CM】エール・フランス(Air France)のCMで流れる懐かしいアノ曲。

    フランスを代表する航空会社Air Franceが久しぶりにCMを再開した。優雅さと華やかさを兼ね備えたブランドであることをアピールするため、首都パリ、とりわけエッフェル塔などを舞台にフランスが誇るエレガントな景観を活用したCMを公開。 コロナ渦も峠を過ぎて、さあ”書を捨てて”=街(旅)に出よう”ということかもしれない。 曲はもともとは懐かしいミシェル・ルグランの「華麗なる賭け」(1968)のテーマ曲「風のささやき」。 www.youtube.com AIRFRANCE CMは「エレガンスをさらなる高みへ(Taking elegance to new heights.)」篇 30秒 主人公の女性…

  • 映画「ゴジラ-1.0」の最新映像が公開。

    東宝はきょう10月19日、映画「ゴジラ‐1.0(マイナス・ワン)」の15秒の最新映像を公開した。 劇場公開は11月3日。 本作は「ゴジラ」70周年記念作品となる映画。自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴氏が監督・脚本・VFXを努め、絶望の象徴が、いま令和に甦る。 本作の最新映像となる「対ゴジラ篇」が東宝の公式YouTubeチャンネルにて公開。この映像は戦後の日本がゴジラによって無慈悲に破壊されていく光景を、初解禁となる新規カットをふんだんに使って新たに構成されている。 15秒という短い映像だが、青白く不気味な発光を見せるゴジラの背ビレ、海の中から迫りくる姿、そのゴジラに対し機銃で立ち…

  • 映画「リフキンズ・フェスティバル」(ウディ・アレン監督の最新作)1月19日公開。

    ウディ・アレン監督の最新作「リフキンズ・フェスティバル」(原題:Rifkin’s Festival)の日本公開日が、2024年1月19日(金)に決定し、海外版予告映像が公開された。 ヨーロッパでは、カンヌ、ベルリン、ヴェネチアに次いで重要な映画祭に位置付けられるスペインの最大の映画祭「サン・セバスチャン国際映画祭」を舞台に、ウディ・アレン監督が自身の集大成ともいえる映画愛溢れる映画を完成させた。 サン・セバスチャンというと、映画と美食の街として知られている。その街のサンセバスチャン映画祭を舞台に「8 1/2」「市民ケーン」「勝手にしやがれ」などが登場するというだけでも興味津々。 ウディ・アレン…

  • 映画「50回目のファーストキス」(2018)を見る。ハリウッド版のリメイク。

    「50回目のファーストキス」(2018)を見る。交通事故の影響で新しい記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害を負った女性と、彼女に対し毎日思いを伝えようとする青年との純愛を描くラブストーリー。 2004年版の同名ハリウッド映画のリメイク。「勇者ヨシヒコ」シリーズや「HK変態仮面」などコメディを得意とする福田雄一監督が、数々の作品でタッグを組む盟友・山田孝之とのコンビで、長澤まさみをヒロインに迎え、ロマンチックな恋物語を紡ぎ出す。 ・・・ハワイのオアフ島でツアー・コーディネイターをしているプレイボーイの弓削(ゆげ)大輔(山田孝之)はある日、カフェで藤島瑠衣(るい、長澤まさみ)という女性と出会い、意…

  • 映画「燃えよドラゴン」劇場公開版の4Kリマスター、11月23~30日に期間限定上映。

    映画「燃えよドラゴン」日本劇場公開版の4Kリマスターが、11月23日(木・祝) から30日(木) にかけて期間限定上映されることが決まりました。 今年は「燃えよドラゴン」(製作年1973年、1973年12月22日公開)の製作50周年であり、ブルース・リー没後50年でもあり、それを記念しての4Kリマスター上映ということになります。 また、配給会社であるワーナー・ブラザースの創立100周年にもあたり、上映期間にはブルース・リーの誕生日である11月27日も含まれています。予告編はYouTubeで公開中。 テレビでは、日曜洋画劇場で1979年10月14日に放送されたほか、火曜ロードショーで1989年3…

  • 映画「ロング・ウィークエンド」(原題: Long Weekend、2021、劇場未公開)を見る。

    「ロング・ウィークエンド」(原題: Long Weekend、2021、劇場未公開)を見る。ロマンティック・コメディだが、実はタイムトラベラーのSF要素あり。91分。監督はこれがデビュー作のスティーヴン・バジロン。 主演は「ラ・ラ・ランド」でミアの恋人役を演じたフィン・ウィットロックと「ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢」のゾーイ・チャオ。 ・・・ 小説家になるという夢を諦めてから運に見放されていたバート(フィン・ウィットロック)には何一つ良いことがなかった。 やけ酒を煽った状態で映画を見に行ったバートだったが、そのまま寝落ちしてしまい、見知らぬ女性、ヴィエナ(ゾーイ・チャオ)に起こされたと…

  • 映画「テイクオーバー」(2022)自動運転と顔認証の問題を突くオランダ映画。

    「テイクオーバー」(原題:The Takeover, 2022)を今日みたら、1年前に見ていた映画だった。カタカナ・タイトルだけでは、未見かどうかのチェックが難しい(笑)。 二度見てしまった、失敗した…とは思わないが、どうせ見るなら、新しい作品を見たい。 詳細は、昨年の記事を↓ fpd.hatenablog.com 全力でよく走る主演女優。 今回、この映画を見ていて怖いと思ったのは、将来自動車業界にやってくると思われる「自動運転」の問題点と、「顔認証」の危険性を問いかけているということ。 映画では、実験的にバスで自動運転の試運転に得意先関係者等を呼んで試乗してもらうのだが、コンピューター制御室…

  • 映画「虎の尾を踏む男達」(1945、公開1952)を再見。黒澤明監督の初期の名作。

    「虎の尾を踏む男達」(1945、公開1952)は、原作である能の演目「安宅」の歌舞伎の当たり狂言「勧進帳(かんじんちょう)」を下敷きにしたミュージカルコメディ。59分。 新進監督だった黒澤明が自身の脚本で企画し、太平洋戦争終戦の前後に低予算で撮影した監督4作目となる作品。 大河内伝次郎演じる堂々の弁慶とエノケンこと榎本健一のおしゃべりな道化役の強力(ごうりき)、この対比の妙がこの映画を非凡なものにしているB級映画の傑作。 エノケンがコメディタッチの狂言回し的な役まわりで、とぼけた味わいがあり、当時、爆笑王と言われたコメディアンぶりをいかんなく発揮している。 最大のヤマ場は、関所での「勧進帳」に…

  • 映画「ある男」(2022)を見る。2022年を代表する邦画の1本。

    「ある男」(2022)を遅ればせながら見る。第70回読売文学賞を受賞した、平野啓一郎の同名小説を映画化したヒューマンミステリー。明るさが全くない、ネクラ映画で、とにかく暗い映画。 ネットなどではなりすましというのがあるようだが、この映画も、暗い過去の自分を捨てて、他人に成りすまして人生を再出発しようとする人物を追う弁護士が、複雑な心理状態に追い込まれる話。 日本アカデミー賞で、主要部門を独占したように、2022年の最大の話題作の1本だったが、とくに俳優が見どころ。作品賞、監督賞のほか、主要な演技部門では、妻夫木聡が最優秀主演男優賞、窪田正孝が最優秀助演男優賞、安藤サクラが最優秀助演女優賞を受賞…

  • 【映画クイズ】2023年下半期「映画クイズ」第4弾の正解と結果。

    2023年下半期「映画クイズ」第4弾が終了しました。 正解と皆さんの回答です。 今回も参加者は7人と少数精鋭でした(笑)。 4択問題ですが、今回も第1問~第4問まで「四丁目」のギドラさんの協力で用意しました。前回に引き続き、難しかったようです。 ではいってみます。 【第1問】「日本の美人女優」に関する問題。下記の4人の美人女優のうち、3人に共通点があり仲間外れが一人おります。誰でしょう? 結子、恭子、菜々子と名前の最後が「子」の3人と、「恵」が一人で、文字通りの仲間由紀恵が仲間外れと言う事ではありませんよ(笑)1.竹内結子 2.仲間由紀恵 3.深田恭子 4.松嶋菜々子 ■正解は2。仲間由紀恵 …

  • 【コーヒーブレイク】きょうは「50年前にタイムスリップ」してきました(笑)。

    今日は、午前中は関東地方は雨だった。駅まで自転車の身はしんどいぜぃ。 こういう時は天気予報は外れない。毎年開催されている大学のOB会総会が、この2、3年はコロナで中止またはオンラインだったが、リアルできょう開催され、卒業50年を迎えることから、招待されたので初めて総会に出席した。 模擬店などもにぎわっていた。 参加したのは、記念品(腕時計←気前がいいな!)がもらえるのと、懇親会でおいしいものが食べられるらしい(笑)という食い意地と「花より団子」精神か(笑)。 同期だけでざっと1,300人が出席したという。1973年には、諸々の事情で卒業式が行われず、25周年の時に改めて行われた。 今回は、加山…

  • 【シネマライブ】「アラン・ドロン祭シネマライブ」、11月5日(日)12:30~銀座の老舗ライブハウス「銀座タクト」にて開催。

    「アラン・ドロン祭シネマライブ」が、今年も、銀座の老舗ライブハウス「銀座タクト」にて開催 主催のチェイサーさんが自身のFacebookで、本日正式に発表していました。 チェイサーさんの意気込みを紹介します。 「11月5日の日曜日、毎年恒例のイベント『アラン・ドロン生誕88年記念祭/アラン・ドロン・シネマライブVOL.11』を東京銀座の老舗ライブハウス「銀座タクト」にて開催します。(フライヤーの一枚目が完成しましたのでアップします。) 三連休の最終日となりますが、極上のアラン・ドロン主演映画のサウンドトラックの生演奏に包まれる至福のひとときをお届けできればと思っております。 昨年に引き続き神戸在…

  • 【四丁目限定品】ギドラさんから超高画質ブルーレイ「七人の侍」、DVD(「ある男」ほか)届く。

    きょう、「ALWAYS四丁目」のギドラさんからクイズなどの獲得ポイントにより、特典として「四丁目限定品」ブルーレイとDVDの映画作品が送られてきた。希望していた作品は以下の4本。ギドラさん、ありがとうございました♪ ■①「ある男」(2022)2022年に最も話題となった映画の1本。日本アカデミー賞では「最優秀作品賞」を含む最多8部門を獲得。最優秀監督賞(石川慶)、最優秀脚本賞(向井康介)、最優秀主演男優賞(妻夫木聡)、最優秀助演男優賞(窪田正孝)、最優秀助演女優賞(安藤サクラ)、最優秀録音賞(小川武)、最優秀編集賞(石川慶)を制した。 映画化もされた「マチネの終わりに」などで知られる平野啓一郎…

  • 【映画クイズ】締め切りが迫ってきました。まもなくバスが発車します♪

    fpd.hatenablog.com ■締め切り:10月15日【日】夜9:00 急ぎましょう!「最終便に間に合えば」 ■「にほんブログ村」にポチッと!。 https://movie.blogmura.com/ranking/in https://movie.blogmura.com/moviereview/ranking/in

  • ドラマ「最高のオバハン 中島ハルコ」(2021、8エピソード、シーズン1)の第1話~第3話まで見る。

    「最高のオバハン 中島ハルコ」(2021、8エピソード、シーズン1)の第1話~第3話まで見る。令和の水戸黄門と言われているらしい痛快エンターテイメント・コメディドラマ。大地真央が当たり役でド迫力でカッコいい。セリフのひとつ一つが突き刺さるような名言。 決め台詞は、ドクターXの大門未知子の決め台詞「私、失敗しないので」ではないが、中島ハルコの決め台詞は、バシッと決めた後の「私の知ったことではないけどね」と「私を誰だと思ってるの?美のスーパードクター 中島ハルコよ」など多数。 ・・・38歳独身で10年もの不倫に悩む弱小出版社のライター・菊池いづみ(松本まりか)と忖度無用の毒舌で人の心をグサグサ刺す…

  • 【将棋】歴史的快挙!藤井竜王名人が終盤の大逆転で永瀬王座に勝利し「全八冠制覇」を達成!

    藤井竜王が「8冠」達成! 将棋の藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、21)が10月11日、「王座戦五番勝負」第4局で永瀬拓矢王座(31)に勝利、シリーズ成績3勝1敗で王座獲得に成功し、全8つのタイトルを独占した。 「藤井竜王名人の八冠奪取」の号外に群がるファンたち。藤井王将は開幕局で抜群の強さを持つ先手番で敗れたが、その後は連勝。本局は後手番。永瀬王座の2六歩で開局。藤井は8四歩で応じた。そして藤井が角換わりを志向。戦型は両者得意の「角換わり」に進んだ。 午前から長考を重ねた藤井は、30手目で1時間11分を消費。休憩前までで2時間48分を費やした。一方の永瀬は消費時間はわずか5分…

  • 映画「レプタイル - 蜥蜴(とかげ)‐」(2023)を見る。ベニチオ・デル・トロ主演。

    「レプタイル - 蜥蜴(とかげ)‐」(2023)を見る。レプタイルは爬虫類のこと。王道の刑事サスペンスで、ベニチオ・デル・トロが刑事役で渋い演技を見せているのが見どころ。見かけはごついおっさんだが、ハードボイルドな雰囲気で、にじみ出るような味がある。 共演はジャスティン・ティンバーレイク(「TIME/タイム」「ステイフレンズ」)、マチルダ・ルッツ(「クラシックホラーストーリー」)アリシア・シルヴァーストーン(「ベビーシッター」「バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲」)ほか。 トロ刑事が犯人を追及していたら、犯人が、刑事の上司など上層部とグルになっていたというストーリー。まあよくある話で…

  • 映画「アンチャーテッド」(原題:Uncharted、2022)を見る。冒険活劇アクション。

    「アンチャーテッド」(原題:Uncharted、2022)を見る。宝探しの冒険アクション映画。監督は「ゾンビランド」「L.A. ギャング ストーリー」などのルーベン・フライシャー。 出演は「スパイダーマン: ホームカミング」「アベンジャーズ/エンドゲーム」などのトム・ホランドと「テッド」シリーズ、「スペンサー・コンフィデンシャル」などのマーク・ウォールバーグ。共演はアントニオ・バンデラス、ソフィア・アリ、タティ・ガブリエルほか。 トム・ホランドといえば、風貌がダニエル・クレイグの若かりし頃に似ているからか、ジェームズ・ボンド役の候補の一人にたびたび上がるが、現在27歳という若さで、30代になっ…

  • 【コーヒーブレイク】いまだに「手書きの手紙のやり取り」が続いている友人がいる。

    高校時代(当時は男子校)の親友の一人のM君は、年賀状のやり取りから、カラオケ大会に出場した…など手書きのはがきをときどき送ってくる。 それにつられて、こちらも合わせて「手書き」ではがきや封筒で返事を書くのである。 ときどき電話が来るので「スマホは使っていないのか?」と聞くと、持っていないという。使い方がわからないので、ガラケー一-次筋のようなのだ。 ところが、最近、驚いたことに電話番号を使った「メッセージ」機能が使えるようになったと「メッセージ」でスマホに連絡が来るようになった。これはもう、人類史上の産業革命のような革新だ(笑)。 11月5日(日)にドロン祭シネマライブで映画音楽のライブ演奏が…

  • 【コーヒーブレイク】「AGC」(広瀬すずのCM)はわかるが「AGI」を知っているか?

    きょう「AGI」という言葉を初めて知った。 【記録のために記事を書く】 半年後、1年後には、新聞や雑誌で「AGI」という言葉が日常的に使われるようになるはず。AGI? 味の素? おぉ、そういえば、fpdがいつだったか記事にしていたな…と(笑)。その日が来ることを楽しみにしながら…。 ・・・ 昔、漢字の会社名だったのが、海外で使っていたアルファベットのブランドが浸透して、それを社名に変更したという会社は枚挙にいとまがないです。 例えばテレビコマーシャルで、社名変更した「AGC」をアピールするのに広瀬すずを使っタCMが一時期ガンガン流れたことがあった。それは過去の社名が古臭いアナログ的な名前だった…

  • 映画「FAIR PLAY/フェアプレー」(2023)を見る。エリートビジネス社会の愛憎サスペンス。

    映画「FAIR PLAY/フェアプレー」(2023)を見る。ヘッジファンドで働くエリート男女が、女性の昇進によって関係に亀裂が生じ、事件が勃発する様を描く。 主演はフィービー・ディネヴァー(「ブリジャートン家」)とオールデン・エアエンライク(「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」)で、競争の過酷なヘッジファンドで働く若いカップルに舞い込んできた昇進話が、彼らの心の底に眠っていた“エゴ”をむき出しにする愛憎サスペンス。 「SUITS/スーツ」に参加したクロエ・ドモント監督は、本作が長編映画のデビュー作となる。 アメリカのビジネス社会の、使い古された言葉を使えば”生き馬の目を抜く”ような厳し…

  • 【将棋】藤井竜王が「竜王戦」七番勝負第1局に先勝! 11日の王座戦での八冠制覇に弾み。

    将棋の第36期竜王戦七番勝負第1局が7日、東京・渋谷の「セルリアンタワー能楽堂」で前日から指し継がれ、後手の藤井聡太竜王(21)=名人、王位、叡王、棋王、王将、棋聖=が挑戦者・伊藤匠七段(20)に勝利し、3連覇へ白星スタートとなった。 なおタイトル戦での両棋士の年齢の合計が41歳は、最年少記録。 八大タイトル最高位の竜王戦七番勝負防衛戦第1局に先勝したことで、藤井竜王は、全八冠制覇に現在2勝1敗と王手をかけている11日の王座戦第4局に弾みをつけることになった。 八冠制覇へ向け、現在2勝1敗と王手としている11日の王座戦五番勝負第4局が控えており、竜王戦とのダブルタイトル戦に臨んでいる藤井竜王が…

  • 映画「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」(原題:Fast X、2023)を見る。

    「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」(原題:Fast X、2023)を見る。2001年に第1作が公開されて以来、22年にわたり「ワイスピ」の愛称で人気を博してきたメガヒットシリーズの第10作目。次回作(2025年公開)が最終章になるといわれている。 本作では「トランスポーター」シリーズの実力派ルイ・ルテリエが初メガホンを取り、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)をはじめとしたお馴染みの顔ぶれが再集結。 新キャストとして、ファミリーを次々と襲う史上最狂の敵役に「アクアマン」のジェイソン・モモア、オスカー女優のブリー・ラーソンが初参戦。 このほか、シャーリーズ・セロン、リタ・モレノ、ヘレン・ミレン…

  • 【映画クイズ】2023年下半期第4弾「4択問題」開始しました!

    2023年下半期「映画クイズ」第4弾を開始します。4択問題です。第1問~第4問までは、今回も「四丁目」のギドラさんが用意しました。前回は難しすぎたの声もちらほらあったようですが、今回はどうか(笑)。第5問はfpdのサービス問題ですから2点は最低ゲット?。 1問正解につき2点。全問正解はプラス5点。 【第1問】「日本の美人女優」に関する問題。下記の4人の美人女優のうち、3人に共通点があり仲間外れが一人おります。誰でしょう? 結子、恭子、菜々子と名前の最後が「子」の3人と、「恵」が一人で、文字通りの仲間由紀恵が仲間外れと言う事ではありませんよ(笑) 1.竹内結子 2.仲間由紀恵 3.深田恭子 4.…

  • 映画「BAD LANDS バッド・ランズ」(2023)を見る。安藤サクラ主演X原田眞人監督最新作。

    「BAD LANDS バッド・ランズ」(2023)を見る。MOVIXさいたまにて。監督は「クライマーズ・ハイ」「わが母の記」「日本のいちばん長い日」で3度日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞している原田眞人。 上質でカッコいいクライム・サスペンス・エンタテイメント映画の誕生。ダークヒーロー(ヒロイン)ともいうべき安藤サクラが何といっても目が離せないほど、カッコいい。 映画のテーマが「特殊詐欺」。オレオレ詐欺の特徴も複数の連携により巧妙化している。ターゲットは金持ちの高齢者に変わりはないが、詐欺グループには、老人が多く住むアパート、マンションの住人の名簿があり、ターゲットはA、B、Cマイナス、などラ…

  • 【コーヒーブレイク】動画配信で不具合?。

    写真は本文とは関係ありません(画面は「太陽がいっぱい」の冒頭のシーン。 Netflix動画は、パソコンを介して、テレビ(43インチ)をモニターにして視聴している。居間のテレビは、ソフトバンク光につながっていて、地上波、BSが見られるが、2階のfpdの自室のテレビは、光接続の数年後だったので、接続されていない。 それはともかく、Netflixの映画を見ていたら、終盤になって、この1週間で3回くらい「このページには問題があります」という表示が出て、映像が途切れてしまう。 別の画面にしたり、しばらく時間を置くとみられるようになるのだが…。パソコン側の不具合か、それとも…。 急に秋らしく涼しくなってき…

  • 映画「ノーウェア 漂流」(原題:Nowhere、2023)を見る。密室サバイバルスリラー。

    「ノーウェア 漂流」(原題:Nowhere、2023)を見る。スペイン製の究極の密室サバイバル・スリラー映画。109分、ネットフリックス配信。 主演は、アンナ・カスティーリョ(「オリーブの樹は呼んでいる」「ホーリーキャンプ」「パーフェクトストーリー」「ワイルド・フラワーズ」)。荒廃した全体主義国家から逃れてきた妊婦がたった一人、貨物コンテナに閉じ込められたまま海を漂流することになるサバイバルドラマ作品。 究極のサバイバル映画! 主人公はコンテナに隠れて密航しようとしたところ、そのコンテナが海に落下。助けもなく、通信手段もない中で、海上をポツンと浮かぶコンテナでサバイバルできるのかという密室の極…

  • 映画「スティルウォーター」(原題:Stillwater, 2021)を見る。マット・デイモン主演。

    「スティルウォーター」(原題:Stillwater, 2021)を見る。主演は「オーシャンズ」シリーズや「ジェイソン・ボーン」シリーズでハリウッドで最も活躍する俳優の一人、マット・デイモン。 監督は「スポットライト 世紀のスクープ」(2015)でアカデミー作品賞に輝いたトム・マッカーシー。「スティルウォーター」は監督の構想10年に及ぶ作品という。 共演は「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリン、「ハウス・オブ・グッチ」のカミーユ・コッタンなど。 タイトルはアメリカの地名。地名の由来はそこに流れがあまりなく水が静止しているように見える川があったというインディアンの話に関係があるとい…

  • 【MLB】【祝!ホームラン王】エンゼルス・大谷翔平選手、日本人初の本塁打王!

    米大リーグ、ア・リーグ15球団のレギュラーシーズン全日程が1日(日本時間2日)に終了し、44本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平選手(29)の日本人初となる本塁打王が確定した。 ホームラン王おめでとうございます! 右肘手術を受けて9月4日以降の25試合を欠場したが、リーグで唯一40発以上を放ち、2位に5本差をつけて逃げ切った。主要紙、地方紙などで各種号外が出ている。 大谷は球団を通じて「MLBでこれまで活躍された偉大な日本人選手たちのことを考えると大変恐縮であり光栄なことです。この目標を達成するのに協力してくれたチームメイト、コーチングスタッフ、ファンに感謝します」とコメントした。 かつて日本人…

  • 映画「神は見返りを求める」(2022)を見る。

    「神は見返りを求める」(2022)は、同じ年に公開された「ケイコ 目を澄ませて」の主演で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した岸井ゆきのがムロツヨシとW主演ということで遅ればせながら見た。主人公二人が豹変する後半のバトルが見どころ。 監督は「純喫茶磯辺」「さんかく」「空白」などの𠮷田恵輔。 ムロツヨシ演じる心優しい男が、岸井ゆきの扮する売れないYouTuberの手伝いを買って出るが、やがて関係に亀裂が生じ、動画を通して互いを罵りまくるバトルへと発展して行く。 ムロツヨシが平凡なお人よしで終わるはずがない。岸井ゆきのも「ケイコ 目を澄ませて」のボクサーのイメージに固定されたくないと語っていた…

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