【紅葉】京都・祇王寺 悲恋の尼寺
平家物語に登場する「祇王」。その姿天女の如しと評され、時の権力者・平清盛の寵愛を受けるものの、清盛の仏御膳への心移りにより都を追われた女性です。17歳で清盛と出会い、その3年後捨てられた祇王。自害を決心するも母「刀自」に諭され、母と妹「妓女」と共に出家し奥嵯峨の尼寺に入寺しました。彼女が都を去る際に屋敷の障子に書き残した一首、、萌え出づるも枯るるも同じ野辺の草いづれか秋にあはで果つべき白拍子のトップスターとして咲き、世間から愛されても、所詮いずれは散る身。。。清盛の不条理極まりない扱いに、自らの運命を詠んだ句です。この悲恋の物語の詳細はネット各所で見れるので、興味ある方はそちらをどうぞ。清盛との間の情愛と、仏御膳との間の慈愛の違いが刺さる物語です。動画上げときます↓今年の春この祇王寺を訪ねた際、こりゃ秋も...【紅葉】京都・祇王寺悲恋の尼寺
2024/12/11 10:05