ポエトリー『あれれ』
死刑を言い渡されたソクラテスが、毒を飲まされるその刑の執行までの間、詩を作っていたらしい。文筆されたものを残さなかったソクラテスだから、どんな詩を残したのか、たぶん人類は知らないんじゃないかと思うのだけれど・・僕が知らないだけなのかもしれないけれど。 死を前にした詩の制作はは、ソクラテスにとってその人生のカタルシス(浄化)そのものだったのだろう、と思う。 思う、というか、プラトンの『パイドン』のなかで、ソクラテスがそんな感じのことを喋ってた。 僕も、いつその時がくるのかわからないから、その時までに少しは自分をきれいにしておこうかな・・そう思ってる歳頃だ。 そういえば、1994年あたり、だったか…
2021/09/23 01:58