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  • 霊能と酒

    人は誰しも高位の霊的世界と繋がる霊的中枢を持っていて、 その霊的中枢の機能は瞑想なり集中なりにおいて、徐々に開発されていくものだと思うのですが・・ その中枢機能は、酒に乗っ取られる。 「自分は酒を飲んでも酔わないよ」なんて人でも、酒を飲んだら、そもそもの中枢機能は働かなくなり、しかしそれは飲んでる本人にはわからない。 ・・と、つくづく思うのだが・・僕は飲む・・ 酒を飲むと、感情体が増幅して、高位の霊的世界と繋がる中枢は、その機能を失うが、その機能があるかのように、感情体は、まやかしの中枢機能を拵える。 そのまやかしの中枢機能は、結構馬鹿にできなくて・・ たとえば霊能・・ ・・瞑想なり集中なりに…

  • まいった

    ステーションワゴンが流行っていた時に、僕も乗ってたシルバーのステーションワゴンを、夢の中の僕は乗っていた。 その夢の中、車を僕は、家の近所の月極駐車場に、停めた。その月極駐車場と、僕は契約をしているわけではなかったのだけれど、 ・・ちっとぐらい、いいだろ・・ そう思って車を降りて、で・・しばらくしてからその駐車場に行ったら、僕の車がない・・ 駐車場の持ち主が、レッカー呼んだのかな・・まいったな・・ でも、契約してない車を勝手に停められて、駐車場の持ち主も、まいったな、って思ったんだろうな・・ 人生のなかで、まいった、って思うことはよくあること・・夢の中でも、まいった、って思うことはたまにある・…

  • 重なる

    友人が病院でお腹の手術をする・・ その手術前に、何人かが集まって、その友人のいる病院の病室にお見舞いに行くことになってて・・で・・ その友人に、僕は以前、暴言を浴びせて苦しめて・・ だから、その友人がいる病室に行くのは、僕的に躊躇うものがある。 僕の顔を見たら、その友人は、怒りを露わにするだろう。 望んでいない見舞いの来客としての僕に、僕はこれから、なるのかならぬのか・・ 望まぬ来客にならず、病室に足を運ばなければ、あのとき僕がその友人にもたらした怒りは、このままずっと、消えないまま、その友人に残り続ける・・だろう。 望まぬ来客として病室に出向けば、その友人は、怒りを顔に、体に、現わしながらも…

  • 居直る

    現実的なものは理性的である 理性的なものは現実的である ・・このヘーゲルの言葉に救われたことがあった ボロボロだった。 自分のなかに、なんにもなくなっていた。 そんな自分から、次の自分にいく術もなく・・ ただ苦しんでいた。 救われたくて・・教会に、懺悔でもしにいけば、なにか変わるんじゃないか・・そう思って・・とりあえす三浦綾子の自伝小説を読んだ・・ 読みながら・・キリスト教の、この宗教世界に生きるには、僕には欲望が多すぎて、とても無理だ・・そう思った・・こんなきれいな生き方はできない・・そう思った・・でも、きれいになんなきゃいけないのかな・・ 三浦綾子の宗教世界は、その時の僕にとっては、すがる…

  • なるほど

    家の近くに中3の息子が通う塾があって、 塾に行ってる息子から、LINE・・ ・・皆既月食、撮っといて・・ 月も星も撮ったことないし・・それに・・なんか、面倒・・ 息子から連絡が来るまでは、そう思っていた・・撮るつもりはなかった・・ でも・・しょうがねえな・・思った。 三脚にカメラ、そして望遠レンズ・・家の前の道にセット・・ あんまり人通りも車通りもない、っていうか、少ない道の脇で、月にレンズを合わせた・・なかなかピント、合わねえな・・思ってた・・ それでも、カメラのモニターには、月が結構大きく映ってた。 ・・見せてもらっていいですか・・ 一人の男性が僕に声を掛けてきて・・どうぞ・・なんか、うま…

  • 緑の宇宙

    椅子に座って姿勢を整え、複式呼吸で気を鎮めながら、瞼を閉じって印を組む・・瞑想・・かつてよくやっていたものだが・・ 最近はだらしがない感じの僕・・なんだろう・・ やってなかった・・ で、再開することにした・・ 自分の部屋の中でもやる・・が・・ 昨日の土曜は・・前日の金曜に続いて、なのだが・・川越成田山の本堂の中に入って、不動明王に見守られながら、瞼を閉じていた。 瞼を閉じて、しばらくすると闇の雲が開けて、星が輝く気持ちのいい宇宙に吸い込まれていく・・が・・ 昨日・・成田山の本堂・・目を閉じて・・まだ、闇の雲が開ける前に、お護摩が始まった。 僧侶たちが読経する・・太鼓が響く・・ 読経と太鼓の音に…

  • 空き地にて

    昼下がり、1時間ばかり横になってた時の、夢。 ・・・・・・・ 車で江ノ島の近くまで来た。 車には家族が同乗していた。 もうすぐ海だ・・狭い路地を走ってた。薄暗い、土産物店が並ぶ路地。 ・・あとでこの辺、歩こう・・車の中で、僕は妻にそう声をかけた。 江ノ島に来たら・・そう、あのいつもの場所に車を停める。そこは『ただ』なのだ。 料金のかからない、空き地。 空き地の縁に、車を停める。 どこに停めようかな。 停めようにも、空き地の縁には多くの車がすでに停まっている。 縁以外の、その空き地では、おじさんたちが草野球の練習をしている。 そのおじさんたちの野球チームに、僕は所属している。 見つけた空きスペー…

  • 間接照明の西

    たなびいている雲の向こう、太陽は霞んでた。 だから西の空は、間接照明のオレンジ色だった。 日曜のお出かけの、帰途を辿る車が多いんだろうな・・荒川に架かる治水橋・・橋の丁度真ん中あたりで渋滞。 ・・渡りきるまでしばらく時間、かかりそうだな・・と思った。 久しぶりにカーナビのテレビをつけてみた。騒がしくない番組を探した。 しっとりとしたナレーションで熊野の寺を紹介する番組・・3チャンネル、テレ玉(テレビ埼玉)の番組・・騒がしくなくていい・・と思った。 そして、テレビの映るカーナビ画面には目を向けず、しっとりとしたナレーションには耳を傾けず、オレンジの空に浮かぶ遠くの富士山のシルエットを、見てた。 …

  • 秋のタケノコ

    人は覚醒する間際の夢を覚えてたりするものだけれど・・ 夢の中の意識が土の中の意識だとすれば、 覚醒後にその土の上をそっと撫でると・・ あったあった・・夢の意識をみつけることができる。 さながら、夢の意識は、春のタケノコ、なのだ。 お昼寝してたら・・タケノコが詰められたダンボールが夢の中、山積みに、家の玄関に届けられて・・ こりゃ、随分な量だな・・と思いながら、そのダンボールたちを家の中に運び込んでた。 さあ、あのタケノコたち、どうするか・・今、考えている。 youtu.be

  • ずっと、思ってきた。

    この世の中には怒りや憎しみが蔓延している・・ そういう、ある意味『負』とされる感情・・よく、「手放して」みたいに言われるけれど・・占い師なり、スピに傾倒している人には、そういうセリフを言いたがる人が多いと思う・・けれど・・ まあ、過去世で『徳』を随分積んだ人ならば、「はーい」みたいに手放せるのかもしれないけれど、 僕はその意味ではあんまり『徳』を積んできてはいないから、「手放して」とか言っちゃう人には・・「お前、世間を生きてないんかい」みたいにひねくれた気持ちが起こっちゃう。 というか・・手放しても、手放されたその『負』の感情は、消えるわけではなく、見えない形でそこここに存在し続ける・・その感…

  • 人は、多くのものと、生きている

    深夜に洗面台の鏡を覗いていたら、鏡に映る僕の背後に、人影・・ ときどき現れる、いつもの人影だった。 『人影』っていうか、『影の人』っていうか・・ 悪い人じゃないと思ってる。 近代スピリチュアリズムを齧ったことがある人なら、その多くの人が知ってるハイズビル事件の、ラップ音の主みたいに、強く何かを伝えたがっている・・っていうわけでもないみたいだし、 スピリチュアル好きな人なら、その多くが知ってる、相曾誠治さんによって祓われた霊のように、抱く悲しみと憎しみに打ち震えている・・っていうわけでもない。 ときどきしか、その存在を現すことはないが・・僕にとっては、この家に一緒に住んでる住人・・家族だ。 家族…

  • 知の道 地の道

    あ、やっちった・・ そう思うことはよくあるのだけれど・・ やってみてから襲う後悔には、強弱があって、 その強弱の度具合っていうのは やっぱり、やってみて、分かる・・やってみて、知れる・・ 結構たいしたことないことなのに 後悔の度具合が、強かったりして・・ そんなことも、知る。 そしてその、後悔という思いを引き離したくて 生み出した現実をなんとかしようともがいたりして で、知るわけだ。 もがく、というその思いも、知る。 後悔を知り、もがきを知り、 だから、人の知は「やっちまった」ことで膨張をつづける。 その膨張は、個人的な知の膨張でありつつ、共感性の膨張であり、 いわゆる知ったかぶりとしての知識…

  • 窓の外は暗くなってた

    やっと収まっても、やっぱりここじゃない・・ なぜならその八百屋には、ロクなものが売ってなかったからだ。 その八百屋の駐車場は、車が入れづらくて、何度もバックと直進を繰り返した。 やっと一台分の枠に・・ま、収まったかな・・ 車から出て、店の中・・品ぞろえを確認し、 ・・やめよ・・ 苦労して、せっかく車を停めたのに、僕の判断は意外に早かった。 別にその店には客がきていないわけではないし、だから寂れているわけでもない。むしろ、スーパーが乱立するこの時世のなかで、そんな時世とは無縁に商売を続けるしたたかさを感じる店だった。 あっちはあっち、こっちはこっち・・みたいに、ある意味、己の商売スタンスに、ひた…

  • 淀み

    7月も、もうすぐ終わる。 今年の7月と来年の7月は、地球の人間構成も随分変わるはず・・ スピリチュアリズム的に言えば、人間は死なない。魂は死後も存続する。しかし肉体存在としての人間の、その命の構成は、今年の7月と来年の7月とでは、変化は免れない。 来年の7月、僕はこの地球で、肉体存在として存在しているのかどうか・・ ある意味、今世における僕的使命が来年7月までに完遂できているならば、僕は来年の7月、肉体を脱いでいるはずだ。 そしてしばらく・・何百年かは、この地球に、肉体存在としては戻ってはこない。 今世における使命を達成できず、不慮の出来事によって肉体を脱がねばならなかったとしたら、転生は早い…

  • 胃は偉大

    ああ・・全然飲んでないな・・ 買ってそのまま、な感じのサプリメントのさまざま・・ 服飲の適量も確認しないで、あっちもこっちも、な感じで、適当にガバガバ服飲したら、気持ち悪くなった。 こんなに蒸し暑い今なのに・・蒸し暑いはずの今、なのに・・寒い・・ 暑さゆえではない、ねっとりとした汗・・ 空腹の胃に、大量のサプリメント・・胃に可哀そうなことをした、と胃に謝った。 想えばずっと、ずっとずっと、僕が口から摂取したものを受け止め・・そう、ずっと受け止め続けてくれている胃。 そんな、寛大で優しい胃を、僕は苦しめてしまっている。 本当にごめん・・僕は自分が悲しくなった。 苦しめてしまっているにも関わらず、…

  • 拒絶の虫

    昨晩、女房と長女はジャニーズ系のライブに・・ じゃあ、ラーメンでも食べに行くか・・ 作るのが面倒だから、僕と長男次男の三人は、車に乗り込んだ。 目当てのラーメン屋の駐車場に車を停めた。 駐車場は店舗から、国道を挟んだところにある。だから、駐車場から店舗まで、国道を渡ってたどり着く。 国道を渡ろうと、信号機までの道を歩く・・その先頭を歩いていた長男が・・「やめよう」 僕も次男も同意した。 国道の向こう側の店舗の前には、結構人がいた。つまり、順番待ちの人々・・ 駐車場に戻って、車に再び乗りこんで、「あそこ行ってみるか」 そう、僕はハンドルを握りながら、息子二人に伝えた。長男はすんなり同意し、次男は…

  • 合体しちゃったの?

    昨日の昼、電車に乗っていた。通路を挟んで向かい合う長椅子の座席はガラガラ。ガラガラの座席の端っこに座って、バッグから本を引っこ抜いて、その本を読んでいた。 通路を挟んだ僕の正面には、二人の高校生らしき男子が、体を寄せ合って楽しそうにヒソヒソと話をしていた。若い男子特有の、熱い気、っていうのでしょうか・・若さゆえに、有り余るほどに発散され続けるものって、あると思うのですけれど・・ その熱いものを混じり合わせている二人・・ おとなしそうな、真面目そうな、そんな二人だったけれど・・熱いなあ・・そう感じていた。いつ降ってきてもおかしくない曇り空のなか、乗り込んだ電車のその中の、仲のよさそうな二人の男子…

  • おいしくなーれ

    太陽が・・晴れていれば眩しいっていうか、厳しい季節、だけれど・・ 汗、かきやすい・・そんな季節だけれど・・ そう・・汗・・今年の夏は、自室に限ってはエアコンをつけないで、汗が滲み流れるままにしようと思っている。 緑輝く草に習って。 ・・たとえば赤という色の補色は緑で・・で、太陽を赤として喩えれば、その光を受けて輝く草の緑・・ そんな感じ。 何がそんな感じ?だけれど・・ 草は太陽の赤を受けて、緑を放出している・・それは、緑を放出しなければ、太陽の赤とのバランスがとれないから・・ バランス崩せば、草は死ぬ。緑を放出できなければ、草は死ぬ。 そんな感じで、この暑さによって流れる汗は、暑さとのバランス…

  • 昨日の夕方

    昨日の夕方、炊飯器に三分づきの米をタイマーセットして、スーパーに買い物に行った。 今日は夕食、何を作ろうか・・考えていなかった。考えが浮かばないときは、カレーにしてしまう・・そんな自分がこれまで、幾度もあった。しかし気分はカレーではなかった。 家族分の夕食を作るのだが・・何を作ればいいのか、浮かばない・・自分は何を食べたいのか・・浮かばない・・別に、何かを食べたいわけでもない。 食べる・・その行為に、斜に構える自分がスーパーの、野菜が陳列されているスペースをウロウロしていた。斜に構えているからなのか、発想が皮肉になってくる。(農薬でも買っとくか)と頭に呟いて、キャベツとトマトをカゴに入れた。 …

  • その人の来世は、今世の僕

    僕にとっては当たり前のことが、 僕以外の人間にとっては当たり前じゃないことは、 よくあるのだが・・ 子どもの頃から不思議でたまらなかったのが、 どうしてそれでいいんだろう・・ そう、僕以外の人間に対して、思っていたことだ。 幼稚園の頃・・折り紙をハサミで切るっていうこと、していた。 僕は、完全にまっすぐ、切らないと気が済まない。 他の園児・・つまりはその頃の僕にとっての友人になるのか・・ その子たちは・・切ったところがギザギザになってても平気。 どうしてそれでいいんだろう・・ 小学校に上がり、家で宿題・・僕は、鉛筆書きで間違った箇所は、 完璧に真っ白になるまで消しゴムで消さないと気が済まない。…

  • 追われてる

    男二人に追いかけられていた。 たぶん僕は、その男たちに対して、あるいは世の中的になにか、いけないこと、悪いこと、犯罪的なこと、したわけではないのだろう。 男の一人は僕のかつての職場の先輩で、もう一人は、僕の学生時代の先輩で、その二人の関係は、「友人」らしかった。 逃げなきゃいけない・・ひたすら走った。 もう、大丈夫だろう・・ここは住宅街だ。二人を撒けたはずだ。走りながら、(僕は逃げ切れている)と確信していた。 振り返ると、二人は僕を追っていた。追っている二人が見えて・・だめだ・・きっと捕まる・・そう思った。 捕まって、何かが僕に振りかかるのか・・それは分からないし、考えてもいなかった。ただ、捕…

  • 黒猫の気持ち

    今朝、瓶缶ペットボトルの資源ゴミを集積所に出しに行ったら、あれ? 今週は瓶缶収集じゃないのかな? 集積所は空っぽで・・ とりあえず家に帰って、ゴミ収集の日程表を見た。 やっぱ、今日は収集日だな・・一番乗りか・・ 目指しても目指さなくても、何かにつけて僕は「一番」なるものと縁が薄いから・・こんなことで「一番運」を使うのも、なんだな・・ と思った。 空っぽのゴミ集積所に、猫。黒い猫 僕にお尻を向けて、顔だけ僕に振り向いて、両手にポリ袋をぶら下げた僕と目を合わせた。 (一番はお前じゃない。私が一番だ。だからお前は「一番運」を使ってはいない。大丈夫だ) 猫の目はそう言っているようだった。 特に、何かの…

  • 靴下がない

    ない・・靴下がない。 僕は家族の衣類を洗濯機で洗濯をする。ドラム式の洗濯機の、そのクルクル回る様子を見るのが好きだから、僕は、洗濯を他人任せにはしない。スイッチを入れて、水が洗濯槽に溜め込まれて、そして洗剤と水が衣類に混ざりながら、衣類はクルクル回る。 衣類がクルクル回るのに合わせて、僕は顔をクルクル回す・・ただ何も考えずに、そうするひと時が、好きだ。 円運動フェチ、なのだろう。 ・・・・・ ずっと歯の嚙み合わせが悪くて、特に左の上下の嚙み合わせが負担になっていて、顔の左だけ、ほうれい線が長く伸びている・・顔の左の筋肉が、コリコリに凝ってしまっているのだ・・ この嚙み合わせ、なんとかなんねえか…

  • 雨に濡れて

    生ゴミを集積所まで歩いて出しに行った。今朝は雨。今日はずっと雨らしい。 傘をささないで、雨に濡れて・・ 一旦集積所にゴミを出し・・雨だから早々、家に戻ろうと思ったけれど・・ そして家の敷地には入ったのだけれど・・ 気になる・・ 道を挟んだ路上脇にある、ずっとそこにありつづける、小さな箱状のゴミ。 前回のゴミ出しの日も、その前のゴミ出しの日も、その小さな箱状のものは、そのままそこに置かれていて・・ まだあるのか・・ ゴミ集積所は僕の家を出て道を左に・・ そのゴミは家を出て、若干を超えたくらいに、右。 そのゴミがもし、家を出てゴミ集積所に至る左にあれば、僕は間違いなく、すでに拾って自分が持つゴミ袋…

  • 腰からいいこと教わった

    昼どきの情報バラエティ番組が、日帰り温泉のサウナ室のテレビモニターに映されていた。芸能人の人たちが、街で買ったり食べたりしているのを観て、 「つまんね」 思わず口をついて出てしまった。 (やべ)と思いながら、周りを伺った。 平日の昼どきの日帰り温泉のサウナ室は、大概空いている。その時は、僕以外に2人ぐらいしかいなかった。でも、平日の昼どきでも、混みようは一定していなくて、混むときはドドッと混む。 天気予報と同じだ。明日は雨でしょう・・しかし、蓋を開ければ晴れ・・平日の昼はガラガラでしょう・・サウナ室の扉を開ければ、混み混み・・ 予測不能だ。 (やべ)と思いながら伺ったサウナ室の僕以外の人たちは…

  • 大きな桃

    この地上の人間界に、僕はどうして投げ込まれたのか・・その意味を僕は知らない。 心霊主義(スピリチュアリズム)的には、人は課題をもって、この地上に降りるとされる・・ だとしたら、僕は自分にどんな課題を課して、この地上に降りたのか・・ 人は誰しも、人生そのものを課題をもって生きているのだとしたら、その個的な課題のために頑張る人それぞれの姿と行動は、すばらしく思えるはずなのに・・ そんな、すばらしいと思える人には、なかなか巡り合えない。 個的な課題など感じさせず、長い物に巻かれ、権力にすり寄り、そんな自分が得た無難な日常で笑う人間ばかりで・・ 腐った笑顔が蔓延するこの世の中で、僕も、その一人・・ そ…

  • スーパーのレジ

    コーヒーはレギュラーがうまいが・・ インスタントは楽だから、インスタントをよく飲む。 レギュラーのコーヒー豆もコーヒーメーカーも家にはあるが、そのコーヒー豆の入った袋は封を切ったまま、冷蔵庫にしまいっぱなしで・・ 徐々に風味は落ちてしまうのだろう・・ 冷蔵庫を開けたタイミングで、コーヒー豆の袋が目に入ると、毎度そう思う。毎度そう思いながら、毎度コーヒー豆の袋はそのまま・・冷蔵庫の中の定位置に置いたまま、触らない。 でも、必ず冷蔵庫に閉じ込められた、袋の中のコーヒー豆に、日の目が当たる時は、来る。 それは、瓶に入ったインスタントコーヒーが底をつき、詰め替えのインスタントコーヒーを買うのを、僕は必…

  • 般若心経と私

    世の中のハイテクな機器のことは、疎すぎるくらいに疎い僕で・・ 「そんなあなたも大丈夫」のセリフに誘導されて、そのうちジャパネットタカタとかの餌食にされるんだろう・・ 車に乗ればカーナビとスマホが勝手にブルトゥース接続されて、オーディオからスマホのミュージックアプリに入った曲が勝手に流れ出す・・ ハイテク機器をいじるのは面倒なので、勝手に流れる曲を、僕はそのまま聴く・・ その、流れ出す曲のなかに、いつミュージックアプリにダウンロードしたのかわからないのだけれど・・姫神のアルバム曲が入っていて・・ 今日も、夕食のとんかつ弁当テイクアウトを買いに行ったとき、車に姫神が流れ出した。 勝手に流れる姫神に…

  • 紙ゴミの日

    時間に制約された社会生活というものが、幼き頃から苦手、というか、できない人間の僕、だった。 幼稚園バスの集合場所に、集合時間に間に合わず、走り去る幼稚園バスを見送ることはよくあった。 小学校の通学班は、僕を置き去りにして出発することは、当たり前になっていた。 この電車に乗れば高校の始業に間に合・・その電車をあえて見送り、駅のホームの端っこで、ぼーっと鉄柵にもたれかかって煙草をふかしながら、錆びたレールをただ見つめてたりするのが、好きだった。 あの頃の僕に比べれば、家庭ゴミの集積場所に、集積時間を守って出しにいく今の僕は、随分成長したと自分に思う。 今朝は紙ゴミの日、だった。昨夜、女房がまとめて…

  • 裸電球の5月

    部屋に固定電話を引いてなくて、携帯はまだ普及しておらず、ポケベルが流行り始めていたが持っておらず、僕の外部との電気的通信手段は、公衆電話のみだった。 灯りを消せば、柱と土壁の隙間から隣の住人の部屋からの光が細く差しこむプライベート感のないそのアパートに、それまでの人生から逃げるように転がり込んで、はじめて見た夢、だったかもしれない。 ・・どこかの、天井の低い屋根裏部屋で、毛布ひとつ・・僕は寝ていた・・僕の胸に顔をうずめて一緒に寝てる女性・・金髪のショートヘアの女の子。 僕は眠っているその子を起こさないように毛布から抜け出て、木枠の格子の窓の外を眺めた。赤いネオンの看板。道には白い雪が積もってて…

  • 8度の気温差

    僕は床に寝るのが好きで・・あんまりベッドでは寝ないのですけれど・・ で、だいたい朝、リビングの床に寝ている僕は、起床してきた長男が、朝の儀式のようにリビングのテレビをつける、そのテレビの音量で目を覚まします。 「うっせえ」とか言って、音量を下げてもらう・・で、今日は何のゴミ出しの日だったかな、とかって、横になったまま考えたりする・・のです。 今朝のテレビの天気予報で、テレビの中の人が、「今日は昨日より8度気温が下がります」と言ってて・・ 下の息子が半袖のTシャツで小学校に行こうとしている感じだったから・・「今日はそれじゃ寒いかもよ」と下の息子に言った。 8度下がる、か。今日は涼しいということだ…

  • 缶コーヒーと煙草

    外は雨で、強まる雨脚を窓の外に感じていたら、娘からLINEが入って・・ 寝過ごして・・降りた駅からの電車がもう、ないらしい・・ ・・とりあえず、トイレ、そして、雨の夜中のドライブ・・ 近所の自販機で缶コーヒーを買ってから、車に乗り込んだ。 缶コーヒーと煙草がないと、口が淋しい。 まったく、僕の口は淋しがり屋だな、と思った。 車のナビで、娘のいる駅を検索し、発車した。 ・・ナビ上にない道を、いつしか車は走っていて・・ 道、変わったんだな・・ナビ、更新してないからな・・そう思った。 道を走っているのに、道なき道を走っている感じで・・ 切り開かれているのに、切り開かれていない道を走っている気分で・・…

  • 屋台の肉まん

    その屋台の『肉まん屋』には肉まんだけが置かれていて、肉まんだけが売られていた。 他に客はいなくて、僕はその屋台の白い肉まんを見ていたら、肉まんが食べたくなって、一つ頼んだ。 そしたら屋台の人は、肉まんになにやら造作を始めて・・だから、少し、僕は待たされた。 お金と引き換えに渡された肉まんの上には、ソース、マヨネーズ、そして鰹節、青海苔・・ 屋台の人は、僕にその肉まんを手渡すとき、どことなく自信ありげだった。 見栄えとしてお好み焼きに近づいているその肉まんは、旨そうだった。ちゃんと肉まん用の袋紙に包まれているから、上部に盛られた鰹節とかが、食べながら地面にこぼれる心配もない。 アイデア商品だな、…

  • 屋台の肉まん

    その屋台の『肉まん屋』には肉まんだけが置かれていて、肉まんだけが売られていた。 他に客はいなくて、僕はその屋台の白い肉まんを見ていたら、肉まんが食べたくなって、一つ頼んだ。 そしたら屋台の人は、肉まんになにやら造作を始めて・・だから、少し、僕は待たされた。 お金と引き換えに渡された肉まんの上には、ソース、マヨネーズ、そして鰹節、青海苔・・ 屋台の人は、僕にその肉まんを手渡すとき、どことなく自信ありげだった。 見栄えとしてお好み焼きに近づいているその肉まんは、旨そうだった。ちゃんと肉まん用の袋紙に包まれているから、上部に盛られた鰹節とかが、食べながら地面にこぼれる心配もない。 アイデア商品だな、…

  • 馬鹿にされたままで

    夏タイヤに、今日は履き替えようかな・・ 今期のスタッドレス・・雪の朝に、女房を職場まで送った・・ご活躍な感じは、その朝だけ、だった。 僅かだった雪の白・・冬の白は、雪と餅・・ 餅・・餅もわずかな今期、だったな。 僕が幼かった、とある冬の日、住んでた家の玄関で、祖母(父方)が七輪に炭火を熾して網の上でかき餅を焼いていた。なにやってるんだろ・・そう思いながらそこに立ち止まった僕は、その様子をじっと見ていた。 焼きあがったかき餅に、祖母は醤油を垂らし、僕に食べさせた。うまかった。それまでかき餅、食べたことはあったのかも知れないけれど、生まれて初めて食べたかのうまさだった。市販のものとは、まったく別物…

  • 随分ストレス、たまってんだな

    あまり電車には乗らないのだけれど、乗る時には乗ります。 電車に乗る時には、カバンの中に、なにがしかの本を一冊、入れておきます。そして、電車の中で読みます。 でも、結構、本をカバンの中に入れるのを忘れることがあります。そんなときは、スマホでkindleアプリを開いて、そこにダウンロードされた本を読みます。 kindleには、グラビア写真集も入ってて、開きたくなったりします。そんな気持ちになったとき、思い出します。 スマホのスの字もない、20代だったころ・・つまりは随分昔、電車の吊革につかまって、電車に揺られてた夜、僕の目の前の、スーツを着た男性が、すんごく一生懸命、漫画雑誌を読んでいた。 結構混…

  • 路線バスの、始発を待ってた

    東京都内のタクシー料金が秋に値上げになるらしい。値上げは15年ぶり、らしい。 その15年前よりも、さらに随分、昔のことだけれど・・ 南アルプスの北岳に夏、一人で登りに行った。 電車を乗り継いで、降りた甲府の駅の、駅前ロータリーで、北岳の登り口あたりにいく路線バスの始発を待っていた。 バスの始発まで、まだ結構時間があるな、って思いながらベンチに座ってたその早朝・・天気はよくて、ま、この天気なら、難なく登れるだろう・・この天気、続いてくれたらいいな・・とか思ってた。 澄んだ空気。だだっ広い駅前ロータリーから眺める遠くの山々。その山々の連なりに、・・やっぱ甲府は盆地なんだな・・。 周囲に人はいなくて…

  • もう帰らない・・

    公衆のトイレの小便器から立ち上る、アンモニアの饐えた臭気が脳を突き刺す・・ 突き刺されるのが好きだった。 だから子供の頃、学校のトイレに入るのも、駅とかのトイレに入るのも、ワクワクしていた。 学校のトイレの小便器には、丸くて黄色い芳香剤が排水口に置いてあったりして、その芳香剤から広がる匂いをかき分けるように、僕の嗅覚はアンモニアの匂いを探した・・そして、アンモニアの匂いだけを、脳に送り込んでいた。 今はトイレはどこもきれいで、JRのトイレも私鉄のトイレもコンビニのトイレも、きれいで・・住めるんじゃないか、っていうくらい、きれいで・・ ・・トイレは変わった・・そして、僕も変わった・・ きれいであ…

  • 春のゼウス

    ・・始まりは、ゼウスだった。 今、季節は春で・・この週末には桜も、例年よりも早く、関東とかでは開花するところもある、みたいなこと、テレビとかで聞いている。 ・・あの時も、春だった、と思う。 今日は雨で、寒くて・・今、昼を過ぎた時刻、だけれど・・日付が今日に移った頃からの、夜中の時刻には、夜中の春風?みたいな感じで、外は風が結構、鳴っていた。ピューピュー、鳴っていた。 ちゃんと指で穴を塞いでないから、音がどことなくかすれている感じの、そんな感じの笛の音、みたいな風の音、だった。 ・・春だったあの時は、風もなく、太陽も出てて、温かかった。なんの行事だったのか、その公園には人が集まっていて・・僕は今…

  • プレハブに咲いた花

    息子がPCR検査、陽性だった。夜中に発熱して、朝、検査を受けに行った。朝も早くから、とある病院に隣接した空き地に設けられた、プレハブの検査施設は、平日の朝9時前なのに結構、人が並んでいた。 プレハブの中で問診の順番待ちの列・・息子はぐったりしながら、我慢して列の中、立っていた。具合の悪い人用に、パイプ椅子が「座ってね」な感じで置いてあって・・僕は・・「座っとけよ」と息子に言った。 その椅子は、僕たちが並んでいるよりも、先にあって・・だから、僕たちよりも前に並んでいる人の横を抜けて、椅子に辿りつき、着席しなくてはならない。 僕は、息子の肩を補佐する感じで、人の列の横を通って、その椅子に、息子を誘…

  • さよなら、冬

    冬っていう季節は好きで、秋から冬にかけての、冬が始まるぞ的な移ろいの時期は、なんか、嬉しくなるのだけれど・・ 今、冬から・・すぐそこに春・・この季節は、しのぎやすいけれど・・残念な感じ、してしまう。 もう終わる冬・・また、来年を待たなきゃなんない。 クリスマスとか正月とかあるから好きなわけじゃなくて・・凍えた体を湯船に浸けたときの信じられない気持ちよさ・・あれが好きだから、冬が好き・・なのかもしれないと思います。 平穏でそこそこの愉快を生きてるときも、絶望でなんにも見えなくなってるときも、あの気持ちよさは裏切らない。 人は裏切るが、あの気持ちよさは裏切らない。 自分は自分を裏切るが、あの気持ち…

  • ギューギュー

    今日の夕飯は焼きそばにしようと思った。理由は「楽」だからだ。お肉と野菜と麺を炒め、ソースをからめてさらに炒めておしまい。炒めたフライパンをそのままテーブルに出して、あとはおのおの「小皿によそって食べてね方式」 家の近所にはスーパーのヤオコーが3店舗あって、そのうちの1店舗はちと遠い。残り2つの内の1店舗は駐車場が工事中で駐車可能台数が少なくなっていて、駐車待ちになるかもしれない・・だから、残る1店舗に、必然的に僕は車を走らせた。 ヤオコー以外のスーパーでもいいのだけれど、気分的に、今日はヤオコーだった。 僕は気分に従うし、気分にしか従わないからだ。 で・・あれれ?・・休み・・ へー・・休みなん…

  • とある五月の初頭に、

    季節は新緑というか・・とある五月の初頭・・ それまでの人生からの逃げ場所、みたいな感じで借りたアパートには、水場が2カ所。 キッチンと、トイレ・・その部屋には風呂がなかった。 だから銭湯に通った。ひどい水虫になったりした。 そのアパートの一階には大家さん家族が住んでいて、二階が賃貸で貸している3部屋のアパートで・・ 僕は角部屋の両住人に挟まれた、まん中の部屋に住んでて・・ 夜は電気を暗くすると、柱と壁の隙間から、隣の部屋の灯りが細長く見えた。 入居してすぐの時、大家さん家族の奥さんが僕の部屋に来て・・ 「トイレ、水の流れがあんまりよくないの。だから、水は2回流して。水道料金は変わらないと思うか…

  • なんだかな・・

    人のためにしたことが、逆に裁きにあうように、窮地に追い込まれ、肝臓はストレスでボロボロ・・みたいになることは、ある。 ギリシャ神話のプロメテウス・・あれは、すごくそんな人間模様・・だと思います。 そんなときに、人はっていうか、僕は、癒されたくなる・・ 元気づけの言葉は迷惑になり・・ただ、その今の自分の心身の、波長状態と繋がる何かを求める・・救われたくなる・・ 自分っていうちっぽけが、大きな、ただ優しい、それだけの何かに、慰められたい・・ そういう状態っていうのは、僕には周期的に訪れるみたいで・・ 困ります。 強がって、そんな状況をなんとかしようとして・・でも、どうやってなんとかすればいいのか、…

  • 歩く

    昨夜、焼肉を食べに行った。中学生の長男が、昼頃から「焼肉食べに行きたい」って言っていて・・僕は最近、豆腐ばかり食べているから、たまに、動物を食べるのも、いいかな、と思った。 近所っていう距離のところに、個人経営で、おいしくてコスパの優れた、大好きな焼肉屋さんがあるのだけれど・・そこには行かなかった。 その焼肉屋さんは、肉の下味がとってもいい感じに肉に浸み込まれていて・・ で、・・ユッケの食中毒事件以降、ユッケだけでなく、生の牛肉を、世の焼肉屋さんでは、提供されなくなってる感じ、今でも続いていると思うのだけれど・・ その焼肉屋さんの肉・・焼肉のロースとか・・僕は焼かずに生で食べる。何枚かは生で食…

  • 最低と最悪

    最低のことをしてしまった。 最悪のことをしてしまった。 ・・「最低」というのは「客観基準」である ・・してしまった、あるいは、なしたその行為・・真実は・・「そうせざるをえなかった」・・なのだ。 ・・「最悪」とは、主観的な自己状況解釈のありよう、である。 その最悪、とは、前提に、「最低という客観基準」が存在する。 客観基準からみた主観状況、である。その主観は、「偽りの主観」である・・まず、客観が前提になっているからだ。 「してしまった」・・のではない・ 「そうせざるをえなかった」のだ。 人は、常に、そうせざるをえない今を生きている。 そこに、客観基準を持ちこむ必要はないのだ。 ・・YouTube…

  • 霊眼

    最近、なんだか面倒くさくなっちゃって、 あえて瞑想時間を設けて瞑想する、っていうの、しなくなってしまっていて・・ もう、随分・・年単位な感じで、してないな、と思った。 ただ・・瞑想時間を設けて瞑想しなくても、占い師にとって霊眼の開発は必要不可欠だとおもっているから・・その開発は、常にしている、つもりです・・ そう・・僕は、瞑想は、霊眼開発・・そう思ってる・・ 人間は、・・こういう言い方は、差別的だと思うから、嫌ではあるんだけれど・・「普通」・・人間は、2眼・・ ただ、この2眼っていうのは、人間が肉体存在である、その期間においては、2眼、なわけで・・ 肉体存在から肉体を離れた存在に以降すれば、当…

  • 占い師、とは

    占い師、とは。 一言で言えば、思想信条に偏向しない、人格を持った浄化装置・・と思います。 思想信条っていうのは・・たとえば、宗教っていうのは、その宗教が起こった当初はすべての宗教が、信仰宗教なわけだけれど・・キリスト教・・カソリックもプロテスタントも英国正教も・・そして、日本では平安仏教も鎌倉仏教も・・そして、アマテラスと天皇を結び付けた日本神道も、あるいは、その神道の優位性をもって、仏教を排斥した国家神道も・・ あるいは・・イギリス産業革命以降の人間の、労働生産・・その労働における生産物からの疎外・・ただの労働力商品と化した労働者の、資本家との契約によって働かされ、賃金を得ているだけの状態を…

  • 手を繋ぐ?

    なんか随分、お腹が膨張してきたな、と思って、いつからかは忘れたけれど、あんまり食べない日々を過ごしていて・・ 食べないでいたら、食欲そのものが、あまりなくなってきて・・ お腹がいつも、減ってる感じはするけれど、でも、食べなくてもいいや、みたいになっている。 3大欲求のうち、食欲が減り、すると不思議と、性欲も減り、でも、睡眠欲だけは、ある。 僕は、見た夢は、その思い出せる場面をノートに書き記してきているのだけれど・・もう、随分長いこと、続けていると思う。 あっちこっちの、その時手に取りやすいノートに書き込んでいるから、僕の夢の記録はあっちこっちに散在している。あっちこっちに場面が飛ぶ夢の世界みた…

  • ポエトリー『あれれ』

    死刑を言い渡されたソクラテスが、毒を飲まされるその刑の執行までの間、詩を作っていたらしい。文筆されたものを残さなかったソクラテスだから、どんな詩を残したのか、たぶん人類は知らないんじゃないかと思うのだけれど・・僕が知らないだけなのかもしれないけれど。 死を前にした詩の制作はは、ソクラテスにとってその人生のカタルシス(浄化)そのものだったのだろう、と思う。 思う、というか、プラトンの『パイドン』のなかで、ソクラテスがそんな感じのことを喋ってた。 僕も、いつその時がくるのかわからないから、その時までに少しは自分をきれいにしておこうかな・・そう思ってる歳頃だ。 そういえば、1994年あたり、だったか…

  • ポエトリー『死と知』

    一昨日の夜中、久しぶりな感じで、シングルベッドを二つくっつけて並べている寝室の寝床に眠った。隣には長男、その隣には次男、その隣には女房が寝ていた。 人の一生の三分の一は睡眠、とされていて、人は死において魂が体から離れると、その三分の一の時間を費やして、自分のその人生を回顧する、らしい。 人生逆回しの映像を見ながら、人生を反省する、らしい。 僕はしつらえられた寝床に寝るより、床に寝るのが好きで、体をあずける布団なりベッドなりの弾力に違和感を感じるように僕の体はできているみたい。だから、ほぼほぼ僕の寝床は日々、弾力のないフローリングの床、なのだけれど・・ 一昨日の夜中、久しぶりに弾力の寝床で寝てい…

  • 巨大な二枚貝が、台所にいた。 子供の頃・・僕が3歳か、それ未満のときか・・ 台所は家の北に位置していて、日当たりが悪く、昼でも暗く、その暗い台所の食卓の隣の台の上に、その貝はいた。 黒くて・・形はハマグリで、上から見ればA4ノートパソコンサイズ、ぐらい。 大きな貝だな、と思っていた。貝は水の中にいなくても大丈夫なんだ、と思っていた。この貝、いつ食べるんだろ、と思っていた。 暗い昼の台所で、そのとき僕は一人で、貝を触っていた。 貝の口を触っていると、貝が口を開いて僕の右手の人差し指を挟んだ。 「痛い!」 僕は叫んだ。泣きながら叫んだ。母親がこの窮状を見て、僕を助けてくれるのを望んでいた。しかし、…

  • 金星

    人は洗剤で、だいたいの人が洗濯をする。汚れと衣類を分離するためだ。分離された汚れは水とともに排水溝から流れていく。洗剤が剝ぎ取られた衣類はきれいだが、その「きれい」は汚れる可能性を持った「きれい」なのだ。 きれいな衣類は汚れることを求めながら、箪笥の中にしまわれている。 きれいな衣類は自ら汚れることができない。 人は自ら汚れることができる。じっとしてても汗が出て、臭いに覆われる。 もう、何年前になるのだろう・・現在、高層マンションの建設を巡って、その建設予定地に住む住民が、このマンション建設に合意して後、建設されたマンションに居住することにすべきか否か、悩んでいる、そんな悩みの地となってる東京…

  • 青い鳥

    昨日、テーブルの上に皿。 皿には豆を抜かれた枝豆のさやがてんこ盛り。僕が知らない間に、枝豆は完食されていた。 僕の家の道を挟んだ向かいは畑で、その畑の持ち主さんが、昨日枝豆を届けてくれたらしい。おそらく女房は、その枝豆を早速ゆでてテーブルに出し、子供たちと食べたのだろう。 大量のさやを見て、僕は子供と女房の胃のなかに収まってる豆がまだ、さやに包まれていた状態を思い浮かべた。そして、それを食べた。 畑の持ち主さんは、これまでも何度か、枝豆を届けてくれている。その、以前に届けてくれたものを食べたときと、想像のなかで食べた枝豆は、同じ味だった。 ごちそうさまでした。 昔、よく使っていた蕨駅、その駅の…

  • 由来の知れぬ石碑

    だいたい毎日、小学校からの帰宅の道は、校門を出てからしばらくすると、僕はもよおしはじめて肛門を絞るのだった。家が近づけば近づくほど、ウンチを我慢するのに結構、必死になっていた。 僕が住んでいたその実家には、僕の先祖がその場所に住むようなる前から「地先祖様」と呼ばれる石碑が立っていて、その石碑の由来は、親も知らなかった。 石碑の裏側には僕の家の苗字と同じ苗字の名前が刻まれているのだが、その名前の主が誰なのか、分からないのだった。 父はその石碑の位置を、何かの都合で移動したことがあったらしい。そうしたら、営んでいた事業、その中で、事故が続いたらしい・・で、石碑を元の場所に戻したら、続いていた事故は…

  • 初体験

    あれは、夜だった。幼稚園に入園するよりも前の、幼児な僕だった。 学年で4つ離れた弟は、まだこの世にいなかった。 その時僕は、川の字に敷かれた布団のひとつに、仰向けで寝ていた。布団に入っているのは僕だけだった。部屋の電気は消されていたが、襖で隔てられた隣の部屋の電気はついていて、その襖は少し、開いていたから、暗いけれど、一人で寝ていても安心できる程度の暗さだった。 寝ていた部屋も隣の部屋も、和室だった。 目は開いていた。 たぶん、暗くてうっすらとした天井の模様でも、じーっと眺めていたんだと思う。僕は寝床に入ると、天井を眺めるのが好きだった。天井を眺めるために、寝床に入る・・そんな感じの就寝前の日…

  • ブラヴァツキーと、酒

    去年、じんましんが、とても出て、困って、体質改善に勤しんだのだけれど・・ それで、昨今、ほとんどじんましんの出没はなくなっていて・・体質が、改善されたということだ、が・・改善されてしまった、とも言える。 酒に酔ってしまう・・ 体質改善においてのキーポイントを、僕は「腸管造血説」の森下敬一博士の理論に従うように、「血」に定めていた。 血をきれいにすれば、相即的に体内の汚物は排泄等を通じてトイレその他に流され、じんましんは出てこなくなると思った。 では、なんできれいにすべき「血」が、汚れてしまっていたのか・・一言で言えば「ストレス」だ。 ストレスという「気」が「液化」して血となり、さらに「固体化」…

  • 「死」の不思議

    家の床を小さな小さな、可愛い蟻が無数に、そこを遊び場みたいにしていて・・ 虫・・一寸の虫に五分の魂・・じゃないけれど・・僕は殺すのは好きじゃない・・ でも、捕まえるには小さすぎて難儀するし、とにかくたくさん、ちょこまかしているから、僕は雑巾で蟻たちを拭い、あるいは、指で潰した。 たくさんの蟻の命が・・体の機能を奪われた蟻の魂たちが、きっと僕を恨んでいるだろう。一応、恨まれるのは嫌だから、自己保身的に(ごめんね)と、蟻への供養の言葉を心に呟くけれど・・ 不思議で・・ずっと、不思議で・・ 動かなくなった蟻・・動かなくなった人間・・どこに行ってしまったんだろう・・ スピリチュアルやエソテリックの本を…

  • 鬱のスイッチ

    昨夜、息子の、通学用のワイシャツを、ハンガーにかけた。洗濯したそのワイシャツを、乾かすために。僕の家にはベランダがない。だから、洗濯物は、いつも部屋干し。 プラスチックの黒いハンガー。その形状タイプは二種類あって、シャツの肩に沿うラインがアーチ型のものと、直線型のもの。 なんとなく、ワイシャツは、直線型のハンガーの方が、フィットするのかな、っていつも、干すときに、おもいつつ・・アーチ型のに掛けたりもするのだけれど・・ 昨夜・・濡れたワイシャツを持って、アーチ型のハンガーを手にすると、来た。 あ、今、直線型でなく、このアーチ型のハンガーにこのワイシャツをかけたら・・間違いなく奴がやってくる・・と…

  • 日本の現実

    コロナ禍が始まる前で・・季節はなんだったんだろう・・午前3時頃だったと思うけれど・・ 家の近くの坂道・・結構急な、下がりきったところは信号になってる坂道を車で下っていた。大宮で路上の占いやって、その帰り道・・家まであと少し、な感じだったのだけれど・・ 車は左車線を走るから、その時僕は、ある意味当然、みたいな感じで、左車線を下ってて・・右車線を下る人・・下るっていうか・・尻もちついたまま、エッチラ頑張って、足でもがくように、坂を下りてる人がいて・・ ん?・・人?・・そんな感じ、僕は思って、僕はその人の隣、な感じで車を止めた。開いてる車の窓から「大丈夫ですか?」 その人は男性で・・「飲んでて酔っち…

  • 生きているだけで

    大宮で占いをしていた。 ・・占いをしていた、っていうか、僕は有名占い師とかじゃないから、「待ってるお客さんが行列作る」とかは絶対になくて、「待ってる」っていう意味では、僕の方が、いつも「待ってる」 座って「待ってた」 おじさんがやってきた。知らないおじさんだ。 「占ってもらいたいんだけど、お金がないんだよ。帰る金もない」 ・・・・「帰る金、僕に借りたいってことですか?」 「そう」 ・・・・「いくらですか?」 「・・二千円」 ・・・・「どこまで帰るんですか?」 「・・池袋」 ・・・・「池袋、二千円かからないですよね」 僕は千円を渡した。 「26日にお金が入るんだ。26日、来るから。占ってもらって…

  • クリームシチューパスタ

    今の自分が過去の自分をみているように、未来の自分は今の自分をみている。3次元世界では、過去・現在・未来は直線的だが、魂の世界では、未来と今と過去は並走している。 未来の自分が今の自分、そして過去の自分に働きかければ、今の自分、過去の自分は変容する。今の自分は変えられる。過去の自分は変えられる。 人は使命を持って生きている。自分の使命って、何? それは「自分って何?」と自分に問うことから始まる。 問うて得る答え・・答えの世界がある。直観の世界であり無限の世界・・その世界から、自分に自分が降りてくる。 なんだか今日は、火曜日なのに、どうしても水曜日の気がして・・真ん中の子(息子)は、今日は塾のはず…

  • 分裂と統一

    子供・・一番下の今年度から小4の息子が「パパ、ドッジボールしよ」と言って、僕がいる部屋の引き戸を開けた。 「今、仕事してんだよ」と嘘をついて、かわそうとした。僕は結構、嘘をつく。 嘘の自分と本当の自分。 本当の自分は、パソコンで音楽配信のサイトをいじっていた。 息子は「お願い」と食い下がってる。腕に、小さなサッカーボールを抱えてる。息子に似合ってる。かわいい。 「10分だけな」と条件をつけた。仕事のための条件ではない。疲れたくないための条件だ。 ドッジボール、ではなく、ボールの投げ合い・・小さなサッカーボールを使ってのキャッチボールが、家の外の舗装された道路で開始された。 嘘の自分と本当の自分…

  • 蔑みの同情?

    昨日、奥飛騨の天気はまあまあ良くて・・ 奥飛騨に、家族で3泊してきて、昨日帰ってきたんですけれど・・この旅行の最終日の昨日、「新穂高ロープウェイ」に乗って終着点の展望台から、西穂高や槍ヶ岳を、肉眼とか100円100秒の、「その場に設置型双眼鏡」で眺めたりした・・ 雪の北アルプス・・「登りてー。よし、体力鍛えよう」と言って、僕はその場でスクワットを始めた。 そこに来た人の写真を撮って、それを売ってるおじさんが、その僕を見て笑った。 その笑顔が、僕の狙いだった。狙い通りに、おじさんは笑った。 僕の務めは果たせた、と思った。 ・・こんな言い方は、そのおじさんを蔑む感じになるのは分かっているけれど・・…

  • トランポリン

    四月から中学2年に進級する息子(三人の子供のうちの真ん中)が小学1年の時・・その時のクラスの担任にやられて、病んだ。 その年の二学期が始まって間もなくの9月の初頭、腹痛・頭痛・下痢・発熱・嘔吐で3日くらい学校を休み、以後、おかしくなった。 息子は放課後は、学童保育にお世話になっていた。僕は午後5時くらいに息子を車で、小学校校舎の一番端っこの、一階の教室を改造して作られた学童保育室に迎えに行っていた。 学童保育室から僕に迎えられた息子は車に乗る。すると始まる。 「うわにょうわにょうわにょ・・・・」 ずっと意味化されない言葉を唱えてる。ずっと・・・、ずっとだ。 家に帰っても、ずっと・・風呂に入って…

  • 朱塗りの鳥居と白い狛狐

    昨日は結婚記念日だったので、洗濯物を畳んでいる女房の背後に回って女房の肩を叩き始めたら「叩くのはよくない」と言われた。 揉むことにした。 「ガッチガチだな」 「たまに首が痛くなるんだよね」と言って、女房は首の右側を左手で触った。 「・・狐だな。稲荷神社、行った?」 「いやあ」 「伏見稲荷は?」 「・・随分前」 ま、行ったとして随分前、だろうな。女房と付き合って結婚して今日まで、女房が表向き、京都に行ったことはないのを僕は知ってる。裏向きは知らない。 「狐だな」と僕が言ったのは、女房の右肩から白狐がたなびいていたからで・・で、女房の肩を揉みながらその白狐を僕は自分に吸い込んだ・・頭が痛くなった。…

  • そうきたか・・おれなら。

    リュックのストラップに、薪を背負子で運ぶように、「トイレットペーパー12ロール入り」を横にして挟んで信号待ちをするその人は、クロスバイクっていうのかな?スポーティな自転車に乗っていた。 僕も同じ信号を、車で青になるのを待ってて・・この辺、ドラッグストア、ないよな・・あのトイレットペーパー、どこから持ってきたんだろ・・そしてどこに持っていくんだろ、と考えていた。 薪のようにトイレットペーパーを運ぶその姿が「悪くない・・むしろ、いい」と思えて・・そして、ちょっと憧れた。だから、自転車屋に行ってクロスバイクを買った。 自転車屋には車で乗り付けた。 自転車屋は「スポーツバイク専門」とかの店ではなくて、…

  • 迷いの時。3・11の教訓

    最近、全然路上にも出てなくて・・ 今は朝からこうして、缶ビールを一本開けた。 製造元がいつ変わったのか知らないけれど、かつては岩手で製造されてた銀河高原ビール・・味は・・そのかつてと、変わってはいる。 酵母含まれているビールが好きです。 ビールはアルコール飲料なわけで、アルコール飲料っていうのは、なんていうんだろ・・酒飲むと、人って妙に情緒的になったりするけれど・・それは・・海って美しくも、3・11の津波の衝撃しかり・・恐ろしいものでもあって・・人を飲む・・アルコールは人を飲む。 海に等しく、人を飲み込む・・そういう作用がアルコールにはある・・その作用は、血流の速度を変えることによってもたらさ…

  • 死にたい人へのアドバイス?

    心霊主義(スピリチュアリズム)の本を読んできたなかで、唯一笑ったのがあって・・ その時電車、東上線か山手線に乗ってて、乗降のドアに体をあずけながら、立ったままその本を開いてページをめくってて・・声出して笑った。 『心霊学的人生論』っていう、新宿下落合の心霊科学協会の理事長もされていた小川修先生が大川進修という筆名で著されたものなのだけれど・・ ・・僕は全然、小川先生のこと、知らないけれど・・弁護士をされていた、っていうのがあると思うけれど、「事例」を用いながら心霊学を語るっていう感じで、真摯でありつつ読みやすい・・そういう感じ、です。 で、その本の「第4章 再生」内の小見出し「6 再生のメカニ…

  • 変わらぬ「真理」

    「月をみて悲しいのは月が悲しいからではなく人間が悲しいから」と、ヘーゲル左派の哲学者のフォイエルバッハが言っていた・・らしい。 少年時代の冬の夜、見上げた空の北斗七星やオリオン座。死んだら人は星になる、そう聞かされて、そう信じていたから、僕はこの空の、どのあたりに行くのかな、と思っていた、です。 北斗七星のその形は、長い歳月を経て変形する、と聞かされていたから、その、変形した北斗七星の頃、僕は、・・・・質問も答えも定まらない思いを、北斗七星を見上げながら思っていた、です。 吐く息が白い夜・・ 裾の長い、母が買ってくれたキルトのガウンを着て、外の小屋に飼ってたウサギに人参とか、キャベツとか・・餌…

  • じんましん その4・・血

    血が濁ると、人は病む、らしい・・ 『万病の原因は○○だった』・・みたいな本とか、売ってたりするけれど・・万病の原因って、あるのかな・・ 『△△を修正すればすべての病気が治る』・・みたいな本、あるけれど・・この世の病気、体にとどまらない、社会の病気を治すなにがしかが、あれば、欲しいな、と思います。 誰か、教えてください。 で・・血の濁りがあらゆる病気の源っていう説は、よく聞くけれど・・それは、あるような、と思います・・じんましんにずっと、なんていうんだろ・・去年とか、煩わされてきて・・子供の頃からの、周期的な持病、な感じではあるんだけれど・・ ストレスが、僕の場合は喉の痛み、喉の違和感をもたらし…

  • 『過去という未来』

    眼に映るその景色なり光景なり・・それらは光の速度に応じた過去なわけで、人は「今」を観ることはできない。 しかし、眼に映る景色なり光景なりを人は、今、そうあるものとしてその対象をとらえている。夜空に光る何万光年もはるかな星の光・・・その星の過去の輝きを見ているにも関わらず、その輝きを人は、その星の「今」の輝きとして観ている。 つまり、「今」とは過去である。 ・・という、科学という名の仮説・・本当は、眼に映るものは、光の網膜への到達を見越して、未来を送り付けてくれているのかも知れない。 何万光年先の未来の輝きを地球の僕に星は放ち、星の「今」を観せてきれているのかもしれない。 ・・これも、仮説。 仮…

  • 星の読み方

    星の観方・・ホロスコープの読み方、なんていうのは・・ 「自分のホロスコープは知っているけれど、わたしは読めない」 ・・読み方なんてあるのかな?って僕は、そういう声にふと、思ってしまう。 読み方は自由だ、と思う。ホロスコープの円を観るのは瞑想に近い・・瞑想そのもの、と言ってもいい。円をみつめ、降りてくるインスピレーション・・そのインスピレーションは人によって異なるはずだ。みんな違ってみんないい・・金子みすゞ・・でいい。 それは、当然のことなのだ・・人は波動を持つ・・人そのものが波動、だと言っていい。その人の波動に合う波長がインスピレーションとして降りてくるのだ・・波長に包まれる、と言ったほうがい…

  • 毒は毒で相殺される

    地域の氏神様の神社に詣でるのが最近の日課になっている。歩いたり走ったり煙草を吸ったりしながら神社まで、代謝の落ちた体を動かす。両腕を広げて回して走ったりもする。 今日は午前、いつものように、家を出てまず、煙草に火を点けた。煙草を吸いながら歩く。すると、走りもしないうちから心拍の変化を感じる。血流の速度が増したのだ。心拍の変化は呼吸に影響を与える。呼吸が早くなり、それに乗じて体は走りたくなる。体を走りたくさせる煙草の効能。 煙草は百害あって一利なし、とは言うが・・その通りなのだろう。毒と薬は表裏だ。害と効能も表裏なのだ。効能が増す分、害も蓄積される・・毒をもって毒を制す。毒は毒をもって相殺される…

  • かわいいいたずら

    「ざけんな」って、よく思いました。 日中はフルタイムで仕事して、夜、夜中は路上に占いに出て・・そして占いからあの部屋に帰って・・ 昔住んでたその部屋は、ずっとバチバチ言ってる・・言ってるっていうか、鳴ってる。鉄骨鉄筋コンクリート造7階建ての建物の6階の、601号室、だったのだけれど。 ずっとバチバチ鳴ってるのは許せたが・・明日、っていうか、日付け的にはとっくに今日で、もうあと何時間かしたら出勤しなきゃ、な感じで・・眠っとかなきゃ・・な感じで眠りに入ったその・・なんていうんだろ・・タイミング? 入眠の出鼻を挫くように「バチン」 それがとってもでっかい「バチン」で・・ ハッと驚くように、僕は睡眠の…

  • 掃除、する?

    最近、掃除をする夢をよく見る。今日は、机の下を箒で掃いている夢。 掃除すると運気が上がる・・みたいなこと、言う人は多い・・そういうのを鵜呑みにしようとすると、掃除することが強迫化してくる・・ナーバスになる・・神経質になる。 9年くらい前かな・・伺った、とある霊能の、仮にA先生、のお宅はとてもきれいだった。玄関開けて、洗剤のニオイが僕を迎えた。座敷でお話を伺っていた。(この人、ぜんぜんみえてない)と思いながら。 家の中をピカピカにすることと、霊能力のあるなしに、因果関係はない。 運気の上げ下げと、掃除をする、しない・・そこに因果関係は、ない。 なになにすべし・・その固定観念、強迫観念に憑かれると…

  • 1時56分

    去年の9月2日に高尾山に登って、下山中に雨にやられてリュックの中の御朱印帳はビショビショになり、膨張したまま乾いたそれは平たかった紙面が歪んだ。 とりあえずこの御朱印帳を、やっつけるか・・ちょっと、御朱印帳と、そこに記帳された御朱印には失礼な言い方・心持ち、になってはいたが・・ ・・やっつける・・ではなく、埋める・・の方がいいかも知れないと、今、思いました。 で・・埋める一貫として・・今年の去る、1月29日、運転免許センターに免許の書き換えに出向き、2時間の違反者講習ののち、お腹が減ったまま車での帰途の途中に寄らせていただいたのが吉見観音で・・吉見観音は札所巡礼の坂東三十三観音の第十一番の札所…

  • 高尾山と肉断ち

    こないだの・・今日より6日前・・2月9日だったけれど・・ 2月9日は歯医者さんに行っていて、歯科医の先生が電動リクライニングの椅子に座って診察を待つ僕のところにやってくるまで、僕は考えていました。 ・・今日は・・2月9日・・にく・・肉の日・・ 2月9日が「肉の日」と世間で言われているのかどうかはその時、分からなかったのだけれど・・治療を終えて家に帰って、食卓テーブルに新聞広告のチラシ・・スーパーのチラシに『2月9日 肉の日』 今日はお肉の安売りでもしているらしい。そして今日は、やっぱり「肉の日」だったんだ・・そう思いました。 2月9日が「肉の日」ならば、月日を逆にした9月2日は何の日? 僕は去…

  • 3

    昔、ヘーゲルが好きで・・よく読んでいたわけです。ダメダメな現実、今の自分。その自分のダメダメの根拠を自分で見つけないと、自分は浮かばれない・・みたいに思っていたときに・・なにかにすがりたい・・ 教会に行って懺悔でもすれば、救われた気持ちになるのかな?なんて思いながら三浦綾子の自伝小説を読んだりして・・きれいすぎる・・欲深な俺にはこの世界は無理だ・・ ・・ふと、自分で買ったわけではなくて、とある人がとあるところに残していったものを僕がもらったことにした中公新書の「ヘーゲル」が僕の本棚にあったのが目に留まって、 「現実的なものは理性的である、理性的なものは現実的である」 その本にはヘーゲルの言葉の…

  • 清正井(きよまさのいど)

    先月の30日に、つまりは1月30日に、縁なのか・・急にその前の夜かな?明治神宮に行きたくなって、一人旅? 最近記憶を遡ることに対して衰えがきているから、定かではないが、1999年の年明けの夜中の参道大行列の初詣に並んで以来の明治神宮・・だったような気もするが・・ その後、今から何年か前に、詣でた記憶もある、です。 年取ると、短期記憶は衰えるっていうけれど・・記憶って何?っていえば、体のエネルギー循環に関係していて・・エネルギー体・・違う言い方で言えばエーテル体、なわけだけれど・・・肉体にエネルギーを吸収しやすくしていけば、歳に関係なく、記憶力は増すなり回復するなり、するはず・・するはず、ってい…

  • コロナで・・

    コロナで随分、世界は止まったけれど・・ それまでの歯車がかみ合わなくなった、っていう感じで、止まった、けれど・・ じゃあ、それまでの世界が動いていたのかっていえば・・ある意味そうとは言えない。 世界は止まってる。止まっていた。その事実が現象化したまで、とは言える。 コロナで経済は止まり、人の動きは止まり・・ 人は動くための歯車を新たに自分に拵えて、かろうじて動いている自分を感じていても・・ 実は、止まっているのだ。止まったままなのだ。 古風な経済学にのっとれば、資本主義は、恐慌に対しては技術革新によって命脈を保つ、とされていて、 確かに、今回のコロナ恐慌に対しては、「経済」という意味での人同士…

  • 不安に怯える、その過剰性。

    大宮・・路上占いに、最近出ていない・・なぜか・・朝が早く、夜も、早く寝てしまう生活に、最近、僕はなっているから、です。夜中に大宮・・だから最近、出ていない。 コロナ状況下で、今年の春以降、路上に出ない日が、ずっと続いていたりしたのだけれど・・ようやく、コンスタントな感じで、出始めるか・・そういう感じになってはいたのだけれど・・ どうも・・夜明け前に目が覚め・・日が沈むと・・一日の終りを感じる体になっている・・家族の中で、誰よりも早く布団に入ってしまう。 この生活習慣は、僕が自分に望む「健康」に、体が応えてくれているから、なんだろう・・体が・・体、っていうより、正確には、体に入り込みつつ体を包ん…

  • 現世課題

    人間、基本、肉体離れたら・・つまり「死」ということですけれど・・ 肉体・・離れるっていうか、肉体を脱ぐ、って言ったほうがいいのかな・・ 短絡的な言い方にしてしまうけれど・・魂だけになる・・で、その後、魂も脱いで、霊的な存在になる・・霊的な存在っていうのは、魂っていう個人性から離れて、霊的な波長レベルで共振する、ある意味「グループ」に溶け込む、っていうことなんですけれど・・ 溶け込みながらも、霊としての個人性は失われないわけです・・ ・・とっても、言い方、具体性なくて、分かりづらい感じになってしまっているけれど。 で・・転生っていうか・・肉体持った存在として、生まれ変わる・・ 生まれ変わるときに…

  • 占い師は自分を観れない?

    占い師は自分を観れない・・よく聞く話だ。 少なくとも僕は西洋占星術を勉強し始めて・・そのとき、初めてホロスコープを作って・・誰の? 誰のホロスコープを作った?・・自分のです。自分のホロスコープ・・自分の星を観るところから始めた・・ 自分を観れない?・・ 西洋占星術・・は、ホロスコープを作って観るけれど・・自分のホロスコープには・・間違いなくその「図」には自分が対象化されている・・自分のホロスコープ観ているのに、自分が観れない・・占い師は、自分を観れない・・わけがない。 西洋占星術は、命占って言われていて、 生まれた日、時刻、場所・・そこから、宿命なり運命なりを観ていく占い、なわけだけれど・・ …

  • 情緒に飲まれた?

    情緒・・ユング的な心理機制のカテゴリー、その「意志」「思考」「感情」「感覚」っていう4つの区分けに従う言い方で言えば、「感情」になるのかな・・ 別に僕はユンギニアンではないんですけれど・・ 情緒・・人間の感情・・感情っていうのは・・その人間が纏っているものであり・・ 情緒・・ 纏ってるマント・・みたいな。マントってるマント、 ・・ちょっとしたダジャレな感じで、人間は纏っているのと同時に・・・環境・・下町情緒、とか・・環境にもあるもの・・なわけだけれど・・ この情緒っていうのは、クセモノなわけです・・クセモノは、「曲者」って書くけれど・・クセモノなわけです・・反応しちゃう 自分が纏ってる情緒と、…

  • 三途の河

    人は、死が宿命なら、誕生も宿命なわけですけれど・・その宿命っていうのを、 他人の死は知ってる・・他人の誕生は知ってる・・ 客観的に・・知ってる・・自分の死は知らない・・自分の誕生も、人は知らない。 自分の顔を見れず、自分の本当の姿を人は知らないように、人は、自分の死、自分の誕生を知らない・・ 知っているのは、客観・・他人だけ・・他人から見た自分や、鏡に映る自分は知ってる・・ 自分を知る・・生きている・・その中心に、自分がある・・自分・・知らない・・ 知らないっていうことは、自分は空白なわけです・・その空白を見つける・・見つめる・・それが、自分を知る、自分を見つける・・なわけです。 その自分を見…

  • クレしん14巻

    僕の机の上には本が縦に並んでいて、そこに一冊、クレヨンしんちゃん14巻が混じっている。 いつの間にか、混じっていたようだ。 混じっている、っていう言い方は、なんか、異物を指しているようで、この14巻に、とても失礼ではあるが・・たぶん、お金を出したのは僕なんだろうが、所有者は、僕ではない。 この14巻の向かって左隣には、現代語訳版の、浅野和三郎先生の「心霊講座」そして右隣にはエリザベート・ムンデル「星空への旅」 これらに挟まれて、クレしんの一冊は、異物どころか全く違和感がない。 違和感どころか、ここにもいらしたか・・という感じです。 家中・・寝室でゴロンとすると、その枕元には何巻かの「クレしん」…

  • 軽くなる

    風邪かな?と思って葛根湯を飲んだ・・ 要は体温を温めるわけなんですけれど・・煙草を吸うからすぐに冷える・・煙草、百害あって一利なし、とは言うけれど・・二分の一利、くらいはあるのかもしれない・・10月から値上げ・・10月に入る前々の日、スーパーの煙草売り場で煙草を買おうと思って・・ 僕の前に一人、男性がその売場で店員の女性に煙草をお金と引き替えにもらっていて・・カートン2つ・・ああそうか・・2日後に値上げだったか・・ じゃあ・・僕も吸ってる銘柄、カートンで買っとくか・・そう思って・・ 合氣道の藤平光一先生が、著書で「煙草吸うなら二種類にするのがいい」みたいなこと、言ってて・・ 根拠はよくわからな…

  • 安心

    つげ忠男先生の、真夏の日差しに街なかのアスファルトが溶けて、歩く人々の足がとられまくり・・そういう「アスファルト舗装」っていう作品があって・・ 僕にとっては忠男先生は、神なわけで・・なんで神なのかっていうと、つらい時、忠男先生の作品と、妙に波長があって・・ひとりじゃない・・そういうの、感じたから・・救われたから、なんですけれど・・ もう自分は浮かばれない・・出口などない・・ ・・それでいい・・それでも、生きていける・・このままでいい・・ 読みながら、そういうのが聞こえてきてた、っていうの、あります。 人はどんなに腐っても、いいわけです。 で・・今朝・・(アップロードするときには、日付をまたいで…

  • 結界

    黙って座ればピタリとあたる・・みたいなフレーズ、占いのキャッチフレーズみたいに昔は言われたけれど・・近年は・・近年っていうか、ずっと前からだけれど、カウンセラー的な要素、求められている・・らしい・・ ユング派とかロジャーズ派とか・・ ロジャーズ派の先生の講演を何年か前に、その時の縁っていうか・・お聞かせ頂いたことがあって・・とにかく臨床訓練、すごいハードらしい・・ その講演の中で先生が「カウンセリングする場所は外部と完全に遮断されてないといけませんね」とおっしゃってて、 ま、そうだろうな、なんて、漠然と思いながら・・講演のあとの打ち上げに僕も参加して、先生に質問したんです・・なんでですか?って…

  • キャンプ

    自意識・・見られる自分。 ・・見られる自分のその中心には「無」がある。自意識とは「無」を覆うオーラだ。 炎は赤くも青くもオーラを放つ・・その中心は「無」だ。 「無」は無限につながる・・ ここ何年か、キャンプが流行っていて、コロナ情勢下の現在、東京の奥多摩は、まだ車が渋滞の日々、なのかな? 裸足で自然と触れ合うことは地球とつながること・・アーシングと言ったりもするけれど・・キャンプはアーシングの一つの実態と言える。 アーシングは、無になること・・あるいは、自分の中の「無」の発見=地球のエネルギーとの交流の実現。 ところが・・ アーシングに逆行するように・・赤の他人への対抗意識としての自意識が過剰…

  • 「知」と「実践」

    僕は、すべての病気や疾患は、霊的なものだと思っているのだが・・ だだ・・邪気や邪霊が疾患に関与しているにせよ、それを祓うとかだけに終始しようとしても駄目で、肉体への西洋東洋問わずの医療的アプローチは必要だと思います。 それと・・免疫力・・生命力を養生するのも、大事だと思います。それらと相即的に、根源としての霊的な対応っていうのが、大事になるのだけれど・・ 僕、じんましん、ひどい肩こり・・続いていて、よくなってはいるのだけれど・・ ・・・ろうそくに火をつけて、その背後にブラック・ミラーをおいて、スクライングしながらの瞑想、祈念、続けていたら・・す~っと、肩が楽になって・・ 気の流れがよくなった・…

  • じんましん その3・・火花

    一人の人間の火花が全世界を革命する可能性っていうのはあるわけで・・ それは世界が、その火花をして燃え広がるガソリンを湛えているがゆえに、であるわけです。 火花・・イスクラ・・レーニンが率いていた革命組織の機関紙名が、火花・・イスクラ・・だったような・・ 旧ソ連を形成するに至ったロシア革命が、レーニン革命と言われたりするけれど、レーニンの放った火花が燃え広がるガソリンが、ロシアの人間という大地に、あったわけです。 変わるかどうかは、ガソリンしだい・・でも、火花は、放ち続けた・・って言う意味で、僕の今のじんましん、そうなわけです。 僕の今のじんましんは、快癒しきったわけではないけれど、僕の肉体と生…

  • じんましん その2・・天風先生

    ストレス続いて・・ じんましんも、一旦、消えた・・が、そのあとの、次から次へとの、悪化の一途・・ 気管にも、じんましん、出てたんだと思うけれど・・呼吸すら苦しくて・・ でも、西洋近代医学の対症療法的医薬に頼らないで、なんとか・・ そう思って・・ 人間・・肉体・エーテル体・アストラル体・・あるけれど・・ 違う言い方で言えば、物質体・生命体・魂・・ 僕のストレスは、魂に生じているもので・・それが、生命体と物質体への影響をもたらしていて、生命エネルギーの、体内循環が、とてつもなく滞っていた、っていうの、あって・・ 気・・ よく、ヨガでも瞑想でも精神統一でも、丹田呼吸って、大事だけれど・・ 臍下丹田に…

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