山岳信仰 立山
立山信仰 富士山、白山と並ぶ山霊山です。 古くから信仰登山が行われていました。信仰登山の拠点が山麓にあり、33の宿坊がありました。日本全国に勧進が行われていましたが、女人禁制でした。 立山信仰は開山伝説から、山上他界が存在するという信仰があります。立山の山域の各所は浄土と地獄に例えられ、立山を巡ることで死後の世界観を擬似体験します。他界に入り死から戻るという修行を積むことで、法力が身につくと考えられています。 立山浄土は雄山が仏であり、阿弥陀如来の仏国土である極楽浄土の象徴とされています。 立山地獄は地獄谷の硫黄臭漂う場所であり、血の池はみくりヶ池、針山地獄は剱岳とされています。 【雄山神社】…
2021/06/22 10:22