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2021/02/21

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  • どうやってプライベートを充実させるか

    既婚子持ちの中年男性。自由などない。金も時間もない。基本的にいいことは何も起こらない。しかし、そのまま生きていくのは辛い。なんとかしてプライベートを充実させたい。そういうことを考える記事。 不安をめぐる過去・未来・現在 家族持ち中年男性の悲哀 プライベートを充実させるための考え方 不安をめぐる過去・未来・現在 毎日毎日嫌なことばかり考えてダウナーな記事を書きまくっている、こういうことはよくない。新年度に向けて、何かポジティブな整理をしたいものだ。自分をどこへ持っていくべきか。何を目指して日々の仕事に取り組むか。その自覚がないまま漫然と過ごすと、あとで後悔する。漫然と過ごしていても、その漫然さに…

  • 弱さの連鎖

    今年度が終わる。今まで幾つかの記事で書いてきたが、これほど無為な一年もない。 yondaki.hatenadiary.jp yondaki.hatenadiary.jp yondaki.hatenadiary.jp チャレンジして失敗し、最悪な一年になるというのなら、まだそれが糧になって意味がある。しかしこの一年のように、何かにトライすることもなく、身動きが取れないままあっという間に過ぎ、その間になされるべきだったことがなされないために未来が閉ざされたという時期を経験したことは、ほとんどなんの学びももたらさない。単に、諦めを学ぶしかない。後からではなんとでも言えるが、経ってしまった一年は戻って…

  • 「はたらけど…」の一首に石川啄木のストイックさをみる

    エレベータには鏡がついている。これは、主に車椅子利用者のための配慮だ。ウォークスルー型の、つまり両面に扉がついている形のエレベータでない場合、車椅子利用者が前進でかごに乗車した場合、出るときは後進になる。そのため、鏡をつけて後ろが見られるようにしてあるのだ。それゆえ、かごに乗る際には、正面に鏡があり、そこには自分が映っている。映っているものが自分かどうか、そもそも自分とはなにかについては哲学上の様々な議論が可能であろうが、一応ここでは自分が映っているという表現で理解可能な範囲で理解してほしい。 そこに映る自分の頭には髪の毛が生えているが、その中に、あまり目立たない形ではあるが明らかに、増えつつ…

  • 渋谷が廃墟になる日

    渋谷に久々に行ったが、随分と変わったものだ。夜でも人は少なく、ネオンだけが燦々と輝いている。昔は目新しかったこのごちゃごちゃした広告も、中国の大都市の様子を散々ネットで目にした後では、むしろ空の広さが目立ち、侘しい感じがする。 このまま高齢化が進めば、このように閑散とした渋谷のスクランブル交差点の景色が当たり前のものとなるだろう。50年後、遅くても100年後には、渋谷など今の地方都市のシャッター街と変わらない様子となっているかもしれない。2100年には、空っぽの高層ビルを取り壊す費用もなく、低層階部分のテナントだけが開いている、となろう。50年後のアジアで国際センターとなっているのはジャカルタ…

  • 子供を連れて清澄公園と木場公園へ

    京橋千疋屋のサバラン 相方が結婚式の引き出物でバームクーヘンをもらってきたのだが、子供がそれを食べ尽くしてからというもの、「あのドーナッツみたいなやつ食べたい」とずっと騒いでいる。 スイーツを安くたくさん買う 京橋千疋屋工場直売店 清澄公園 木場公園 スイーツを安くたくさん買う ドーナツとかカステラとか、バームクーヘンもそうだが、ああいう甘くてボリューム重視の焼き菓子を見るたびに、昔仕事で行っていた横浜のシーサイドラインの南部市場駅の近くにあった文明堂の工場を思い出す。工場の前に直売所があって、カステラの切れ端を安く売っていたようで、一度行ってみたいと思いながらついぞ行かずじまいで終わってしま…

  • クラシック音楽としての「トムとジェリー」

    トムのようなすらっとして俊敏そうな猫には会ったことがない 最近、子供に付き合ってトム・アンド・ジェリーを観ている。改めて観るとすごい。喋りはほぼなくて、全部がオーケストラの生演奏によるBGM兼効果音によって表現されている。つまり、作曲家がアニメに合わせて全部楽譜を書いて、オーケストラがアニメーションに合わせて演奏しているのだ。今からすると大変贅沢な仕立てだと思うし、1940年代から作られたにもかかわらず、今でも変わらぬ面白さと笑いを提供してくれているのがすごい。40年代に作られたものは日本では著作権が切れているので、視聴コストがかからないのもありがたい。 その中でも秀逸な一作は、1947年に公…

  • コスタ・リカのラ・カンデリージャ農園のコーヒー豆

    どうも集中できない、頭が回らないので、今日は意を決して朝からカフェでコーヒーを注文した。意を決するほどのことではないが、意を決することでその行為に意味づけするのだ。そのカフェは、前に「コーヒーのサード・ウェーブなるものを知る - 読んだ木」で書いた職場近くのカフェである。 コスタ・リカのシャンデリラというコーヒー豆のドリップを注文した。優しくてちょっと渋い味わい。シャンデリアじゃなくてシャンデリラなのか、どういう意味なのだろう……そこで前の記事に書いた、マスターとのやりとりを思い出したのだが、この豆の名前は農園の名前なのだった。それならばと検索してみたら、シャンデリラではなくキャンデリラだった…

  • クラシック音楽シリーズのまとめページ

    このブログで結構色々なクラシック音楽の作曲家と録音について書いてきたから、ちょっとまとめページを作っておこう。適宜更新。(3/25現在:7記事) yondaki.hatenadiary.jp これが最初の記事。マルタ・アルゲリッチとチック・コリアについて書いてる。 yondaki.hatenadiary.jp これが吹奏楽の話の一つ目で、吹奏楽でやったベルリオーズ「ファウストの劫罰」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」、やってないけどやりたかったディーリアス「ラ・カリンダ」の話。 yondaki.hatenadiary.jp 短いけど、サイモン・ラトル指揮ベルリンフィル演奏のモーツァルトの話。前半に…

  • 既婚子持ちゆえにつまらない人間になる恐怖

    終わりのない長いトンネルのような子育て——それが終わるときにはすでに老いているのだろう 最近驚いたこと 既婚者のハンディキャップ イクメンでは解決にならない 最近驚いたこと 最近、新しい人に出会ったり、しばらく連絡を取っていなかった人に連絡を取ったりしている。コロナで1年間人とのつながりが絶たれたことにそろそろ耐え切れなくなっているということもあるし、前にも書いたような(今年度の個人的振り返り - 読んだ木)現状の深刻な行き詰まりを打破したいということもある。 そうすると驚くのが、自分が全然情報に接していないということだ。日々散々長い時間をSNSに費やし、くだらないマスメディアの記事などを読ま…

  • 適性診断よりタロットカードがおすすめ

    仕事がない時には、しばしば何もない空を見上げていた 仕事がないというのはなんとも不安だ。僕は仕事のない状態に慣れている方だが、それでも、2年ほどの無職期間を経て今の仕事に就いてから、急に体重が5キロ増えた。ある種のストレスから解放されたということの結果だろう。そういう不安な心理状態の時は、科学的か非科学的かにかかわらず、色々なものに縋ろうとすることになる。向精神薬から占いまで、縋るものはさまざまだろう。近年、就活生や転職者、求職者向けの適性診断のようなものが、流行している。あれの一部も新手のスピリチュアル商法で、興味深い。 適性診断が科学的かどうか オカルト適性診断よりスピリチュアルの方が………

  • 今年度の個人的振り返り

    見上げればまもなく満開を迎える桜 そろそろ今年度が終わりますが、査読論文一本も通りませんでした。再査読とかじゃなくてまじの全滅です。しょーもない原稿をじゃかじゃか書いて(6本ぐらい)投稿して忙しい人々に読ませてしまったことを後悔しています。この場を借りてお詫び申し上げます。ひどい論文読まされて査読結果書かされる人の方が辛いからね。これは反省しているほんと。 今年度応募した学会報告も全滅。理由は色々あるけど、総じてやっぱり僕の準備不足なんだよね。でも人文系の学会報告って国内外問わずだいたい通るんだけどね、やばいよね。 まぁ焦っても自分の能力不足は仕方ないので(有期職なので内心は死ぬほど焦ってるよ…

  • 批判はよくない、と言うけれど

    アメリカだったかな、最近のポリティカル・コレクトネスに関するインタビューで、ある人が「自分は男性で白人で中高年であると言うだけで文句を言われてかなわない」という趣旨のことを言っていた。その気持ちはよくわかる。というのも、僕もジェンダー差別が激しいとされるこの国の権力側である男性だからだ。説明する相手の性別によって、同じことを説明してもマンスプレイニングだと言われ、存在がキモいとか目つきが変態とか批判され、中年に近づけば臭い汚いキモいと批判される。これらは、僕がいるだけで不快になる人々からの申し立てだ。なぜ男だからというだけでそんなことを言われなければいけないのか。 近年とみに、著名人をはじめ、…

  • 歴史研究者と差別意識

    正しい歴史解釈は存在しえない。しかし、誤った歴史解釈は存在する。誤った解釈を否定してより蓋然性のある解釈を提示していくことを繰り返すことが、歴史学の、ひいては学問の一般的なあり方だ。批判的に乗り越えられてきた過去の歴史学の主たる過誤の一つとして、歴史研究を行った時代の社会構造や差別を前提に過去を解釈したために、過去のある時点における社会構造や人間関係のあり方を、過去の時点に即した形で理解できず、誤った解釈を行なってしまう、ということがある。肌の色や生まれ、職業や身分、性別を理由に、特定のカテゴリーの人々を歴史学の対象から排除して理解することで、社会全体の動きが数人の権力者によって基礎付けられて…

  • 懐かしい吹奏楽曲「セドナ」を聴きながら

    暑さ寒さも彼岸までとはよくいったもので、今日は初夏の空気すら思わせるような暖かい晴天の朝だ。太陽の光が体温を上昇させ、否応無く気分が向上する。 これまで、春の曲として色々なものを紹介してきた。春が訪れたばかりの頃のポカポカ陽気の1日にはモーツァルト(モーツァルト日和 - 読んだ木)、春の夕方の肌寒い風を感じたらリー・オスカー(リー・オスカーのベスト盤 - 読んだ木)、暖かい日差しと冷たい風の同居する朝にはカーペンターズ(カーペンターズの朝 - 読んだ木)、といった具合だ。しかし、もう風も暖かく、日差しも暖かく、身体も暖かくなってエンジンがかかってくるとなれば、もっと力強い曲を聴きたい。 そこで…

  • 人を殴ってはいけない

    人を殴るのは気持ちいいことなのだろうか。生まれてこのかた、あまり人を殴ろうと思ったことがない。とはいえ、煽りに煽られて拳を振り上げたことは、人生で3回ほどあるから、殴りたいと思うような心性が自らのうちに潜んでいることは否定し得ない。 殴るというのは、拳によってのみなされるものではない。言葉でも、人を殴ることができる。僕も小さい頃は、「死ね」とか「うざい」とか散々言った。言われた方は傷ついていただろう。親からも含め言った分の百倍は言われているので、言われた方の苦しみはよくわかる。しかし、言いたくなることを全くないようにする、ということはできないだろう。 道ですれ違いざまにぶつかってしまうように、…

  • 変化に満ちた面白いブログ、あるいは

    高輪ゲートウェイ駅建設直前の高輪二丁目付近 東京は目まぐるしく変わっていく。坂の向こうにあれよあれよという間にビルが伸びていく。こちらではこの間まであった建物が消え去って更地になっている。フェンスが取り払われたら新しい道ができており、昨日までの店が明日にはなく、空の広さもアスファルトの色も見るたびに異なっている。変わるからこそ、認識される。逆に、いつも同じものは、いちいち気にならない。家の玄関のドアの色落ち具合とか、赤色の消火栓の丸看板とか、いつも使う駅のホームに降りる階段とか、そういうものは、認識の対象にならないから記憶にも残らない。 ブログに書く対象を選ぶ時も、事情は同じ。何か変わったこと…

  • ブログ名「読んだ木」について

    スコットランドのスカイ島に生えていたいい感じの木 前の記事(なぜnoteではなくはてななのか - 読んだ木)で触れた通り、僕はこれまでなんどもブログを作ってきた。しかし、毎回どのようなブログ名をつけるか悩む。というのも、いずれのブログも大したテーマ性がなく、一貫した目的もはっきりと言語化されておらず、これからいかなるブログが書かれるかということも予期できておらず、そうするとブログを一言で代表するようなタイトルをつけるのが困難だからである。このブログも然りで、一ヶ月経ってもその方向性が迷子だった(本ブログ開設から1ヶ月 - 読んだ木)。 このブログを作った時は、自分が日々読んでいる古本の情報を整…

  • JR上野駅公園口

    東京駅丸の内口の行幸通りを彷彿とさせるような、真っ白で広い遊歩道が改札から続いている。改札前の道路は左右に分断され、横断歩道は廃止された。ここは新しいJR上野駅公園口。春の日差しが芽吹き始めた木々をやわらかく照らしている。改札を出た人は自然、奥に広がる公園へといざなわれる。 渋滞、防災、安全など、さまざまな理由をつけて道路を広げることに余念のないこのアジア屈指の大都市において、その規模において十指に入るターミナル駅の改札の前の道路を撤去するというのは、大した決断である。確かに広くて長い遊歩道とか、駅につながっている広大な公園というのは、ヨーロッパにもたくさんあって、フランクフルト中心部の遊歩道…

  • くるりの「赤い電車」の芸の細かさ

    昨日は家を出なかったのでナーバスな記事を書いた(何もない日々 - 読んだ木)けど、今日は家にいなくていい日だし、晴れてて日光を受けて気分が上々だし、何もなくてもいいような気がしてきた。 こういう時は、奥田民生のイージュー★ライダーを流すに限る。 イージュー★ライダー 発売日: 2017/12/06 メディア: MP3 ダウンロード 気が抜けて楽になれる。 このまま電車に乗ってどこか海の方へでも出かけたい気分である。そこで頭の中に流れてくるのがくるりの「赤い電車」。(この写真はC62だけど。梅小路のかな? スワローエンゼルかっこいい) 赤い電車 発売日: 2016/09/14 メディア: MP3…

  • 何もない日々

    一日を家で過ごすと、本当に何もない。新型コロナウィルスが広がって、もう一年が経つ。去年の今頃、ボストンへの出張が取りやめになってひどく落ち込んだのだった。この一年の間、一生分くらい家にこもっていた。家にこもって子守りと仕事をしなければならないのだが、あまり捗らず、子供を傍目に布団の上でごろごろする日々が続いた。毎日、何もない。子供に食べさせる分は料理して、洗濯、掃除、ゴミ捨てを嫌々ながらこなし、あとはゴロゴロ。一人であれば、ゴロゴロしながらドストエフスキーばりに思索を巡らすこともできるだろう。しかし家族と一緒だとそうもいかない。それに、家事がひっきりなしに生まれるから、ゴロゴロすることには常に…

  • ブログのTwitter連携

    このブログを始めた動機は、SNSからおさらばするためであった。 むしろSNSは、嫌いな人との関係性を維持するためのプラットフォームになりつつある。何と言ってもフェイスブックなどは中高年ばかりで僕ら若い世代は居心地が悪い。僕らより若い世代はそもそもいない。そこで、ブログに戻ってくる機運が高まっているような気がするのだ。 (インターネット年少世代 - 読んだ木) 実際、これに書いてるおかげでTwitterやFacebookはあからさまに開く頻度が落ちたし、ブログで新しい出会いとまではいかないけど、いままで読んだことのないブログを読んだりするようになった。 (本ブログ開設から1ヶ月 - 読んだ木) …

  • 梅、桜、山吹——春の花を詠んだ歌

    東京は、桜が咲き始めた。 咲き始めだが、結構勢いよく咲いている。今週は晴天が続くから、三分くらいまで咲いていくかもしれない。 春は嫌いだと散々言っているが、今年はコロナで普段からマスクをするようになったおかげか、花粉症の症状が軽くて助かっている。桜が咲くと、嬉しいというより、なんとなくほっとした気持ちになる。今年もようやく春を迎えられたか、という安堵である。それは、ろくなことがない年度末の終わりのしるし、ということでもあるかもしれない。とはいえ、今年度もまだ半月残ってはいるのだが。 * * * ひと月ほど前には、梅の写真を載せた(湯島天神の梅と和菓子 - 読んだ木)。それほどアクティブではなく…

  • 不断に繰り返される卒業と旅立ち

    今週のお題は「〇〇からの卒業」だそうだ。卒業に関する記事をちょっと前に書いたところだった(3月9日と卒業ソング - 読んだ木)。 その時に、ちゃんと「卒業」できないという話を書いて、最後にMr.Childrenの「終わりなき旅」を置いたのだった。それは、中学生の時にギターで弾いたりして、僕にとっての卒業ソングの一つだったからだ。しかし、ミスチルの卒業ソングは今では終わりなき旅ではなく、「旅立ちの唄」らしい。 旅立ちの唄 発売日: 2020/10/01 メディア: MP3 ダウンロード ちゃんと卒業できないということは、はっきりとした新しいスタートも切れないということだ。うやむやのまま新しいこと…

  • 本ブログ開設から1ヶ月

    このブログを始めて1ヶ月が経過した。高校生までは別として、ブログ始めてだいたい1ヶ月ぐらい経つともうやめてしまうことが多いのだけど、このブログは珍しくコンスタントに続いている。いや、明日以降更新されるという保証は全くないから、まだなんともいえないけど。 特に書く目的とかもなく書いてるから、縛りがないおかげで続いてる気もするし、逆になんで目的もないのに書いてるのだろうとも思う。そう思って、このブログを始めた頃の記事を読むと、そういえば元々はSNSに長文投稿してたやつをサルベージしつつ、実名系SNSから離脱するためにやっていたのだった(インターネット年少世代 - 読んだ木)。まだ1ヶ月しか経ってな…

  • 顔をかわいくしていきたい

    最近また女の子になりたい欲が復活して、乳液とヘアオイルを揃えた。そしたらやっぱり肌の調子もいいし、髭も綺麗に剃れるし、いいことばかりだった。それのレビューは改めてしようと思うけど。多分もう少し使い続ければもっと変化があるんだと思うんだよね。 今日はそれに加えて、ちょっとだけ前髪をいじった。いろいろググってイメージは湧いてたんだけど、怖かったのでほんとにちょっぴりね。でも、ちょっぴり切るだけで自分のイメージにぐんと近づいていい感じ。 おうちでできるヘアカット 発売日: 2020/08/26 メディア: Kindle版 いままでは、(いままではというとちょっと語弊があるので、大学入学以来いままでは…

  • コーヒーのサード・ウェーブなるものを知る

    今日行ったコーヒー屋で、いつも本日のコーヒーでは芸がないので、マスターの方になんか気が利いたものがありませんか、と聞く。もちろんそこは気の利いたコーヒーを出す店なので、どんな味がいいか、と聞いてくる。そこで僕は、普段から飲んでいる泥水みたいな深煎りのがいいです、と言った。僕がいつも飲むコーヒーというのは、いわゆる純喫茶と言われるようなカフェで飲むもので、小さいコップに真っ黒のコーヒーが入っていて、表面にちょっと油が浮いてるやつだ。神保町のSとかBとか、銀座のPとかLとかJとか、渋谷のHとか、代々木のTとかで飲むそれである。しかし、この店の若いマスターは笑って、ここにはそういうのはないんです、全…

  • 10 years...

    The half of the year later of the huge earthquake, I visited Minami-soma, bayside town in Fukushima prefecture. This photo shows the place everything destroyed by Tsunami. At the same time I also saw around of the areas affected by the radiation. Then I recognized again the importance of my mission …

  • コンディションが悪い時のペース配分

    顎が痛い。口が開いてれば大丈夫なんだけど、噛むと右側の顎の付け根に痛みが走り、食べ物を上手く咀嚼できない。 いわゆる顎関節症というやつなんだろう。たまになる。昔から寝てる間に噛み締める癖があるらしくて、そのせいで歯の噛み合わせが削れて平らになってる、と衛生士さんに指摘されたことがある。あと、これも噛み癖なんだけど、いつも右側の奥歯で食べ物をすり潰しちゃうんだよね。右側の顎とか、右上3番の付け根とかが痛みがち。 その前は、右肩が痛くてかなわなかった。寝起きじゃなかったから寝違えたのではないと思うんだけど、とにかく痛くて腕が上がらなかった。子供を抱っこする時、ついつい右手だけで持ち上げて抱えちゃう…

  • 3月9日と卒業ソング

    記念すべき50投稿目。 明日は3月9日。レミオロメンを思い出す。 3月9日 発売日: 2019/10/01 メディア: MP3 ダウンロード ただ、卒業というとどうもユーミンの卒業写真を思い出す。これはおそらく、自分自身はあまり卒業というものを楽しんでいなかったからだろう。小学校の卒業式はとにかく練習が面倒だった記憶しかないし、中学校は終わりの方にやや不登校気味で、早く卒業したかった。中学校の卒業式の帰りに、あーこれでこの学校ともおさらばできて嬉しい!みたいなことを口走ったら、ヤンキーにガン飛ばされたのも嫌な記憶としてこびりついている。高校と大学は繋がってたし男子校だったから全然卒業って感じは…

  • 春への苛立ち

    春よ、来い 発売日: 2018/09/24 メディア: MP3 ダウンロード 春ほど嫌な季節もない。僕は物心ついた時から花粉症を患っていた。小学生の頃、バスケの試合に出るのに、試合中は耐えられても試合後の合間の時間に猛烈な症状が出て散々だった。体育館は暑いので、窓とドアが全開になっているのだが、田舎にある小学校だったものだから、花粉から何からいろんなものが吹き込んでいたのだ。他の季節には、こんなに苦しんだことは一度もない。 花粉症もさることながら、気圧や温度変化への適応も辛い。秋のように急に寒くなるのであれば、単に着込めば良く、また単線的に寒くなっていくので、身体はそれに徐々に慣れれば良い。急…

  • カーペンターズの朝

    やや萎えすることがあってあまりブログを書く気が起きないのだけど、午前中のるんるんだったころに書こうと思ってたことを簡単に書く。 今朝はいい天気で、太陽は春の陽気で世界を明るく照らしつつ、風は日本海側でよく冷やされた透き通るような空気を運んでくれてて、そのマリアージュが最高だった。 その気分にマッチする音楽として久々にかけたのは、カーペンターズ。 Gold Carpenters Greatest Hits アーティスト:The Carpenters 発売日: 2001/11/12 メディア: CD いいよねぇ、木こりたち。声もいいし、シンプルなようでちょいちょいひねりをきかせた移行してくるメロデ…

  • シノーポリのワーグナーが好きなわけ

    最近どうも音楽の話ばかりしているようだ。 以前の記事で、シノーポリの振るワーグナーが好きだという話をちらっと書いた(1940年代生まれの音楽家たち - 読んだ木)。しかし、シノーポリの表現するワーグナーの前奏曲は、普通に聴けばむしろまとまりのない、また縦ノリのもったりした演奏だと感じられるだろう。流れるような力強い演奏は他にいくらでもある。しかし、僕がシノーポリの曲作りを好きなのには、理由がある。 ワーグナー:序曲・前奏曲集 アーティスト:シノーポリ(ジュゼッペ) 発売日: 2004/12/08 メディア: CD 僕は高校時代に吹奏楽部に所属していた時期があり、大学時代にはバロック音楽を弾いた…

  • 速さが変わってしまった歌

    ちょっと前の記事で、ショスタコーヴィッチの交響曲第5番の冒頭が、もとは四分音符=88のところ188という倍に近い速さで演奏されるようになったという話を書いた(雨の日のラヴェル、アメリカのラフマニノフ、道化のショスタコーヴィッチ - 読んだ木)。 ダンデライオン 発売日: 2019/06/28 メディア: MP3 ダウンロード テンポを誤って高速で演奏するようになった曲といえば、バンプ・オブ・チキンのダンデライオンを思い出す。藤原の作った曲のノリを、確かドラムの升か誰かが勘違いしてアップテンポな曲にしてしまった、それが案外面白いのでそのまま録った、みたいな話だったと思う。個人的にはゆっくり弾いて…

  • ビリー・ジョエルで好きな歌

    前の記事でビリー・ジョエルのピアノ・マンについて触れたんだけど(雨の日のラヴェル、アメリカのラフマニノフ、道化のショスタコーヴィッチ - 読んだ木)、彼の歌で好きなのは、マイ・ライフ。 52nd Street アーティスト:Joel, Billy 発売日: 1998/10/20 メディア: CD このブログに、その時代的な雰囲気を踏まえたすごくいい対訳があるので貼っておくね。 lyriclist.mrshll129.com なんていうのかな、自分の人生にいろいろ言ってくる人いるし、しかも善意で心配して言ってくる人いるけど、僕の人生なんだから口出すなっていうのをここまではっきり歌ってくれるとスカ…

  • 雨の日のラヴェル、アメリカのラフマニノフ、道化のショスタコーヴィッチ

    雨の火曜日。これが月曜日か土曜日だったらなんだか詩的な妙味が生まれてくるが、火曜日ではどうもいけない。英語ならMonday とWednesday にrainy day が似合う。中国語だとやっぱり星期天の雨天、だろう。 春雨や梅雨の時期には、ラヴェルのピアノ曲が似合う。 ラヴェル ピアノ・ソロ作品全集 アーティスト:アブデル=ラーマン・エル=バシャ(Pf) 発売日: 2008/07/23 メディア: CD ショパンだと降り方が呑気すぎていけない。東アジアに降る雨は——もちろん場所によりけりだけども——もっとファラファラファラと、風と共に絶え間ない流れのように降り注ぐものだ。ラヴェルやプロコフィ…

  • 沈丁花

    春と秋にいい匂いする花咲くじゃん、あれどっちも金木犀だと思ってた。 そしたら春は沈丁花だった。全然違う。 今日、どうしても牛乳買わなくちゃってことで夜の9時に家を出た。久しぶりの夜の街。全然人いなかった。 イヤホンで音楽聴いてたんだけど、久々に古い曲が聴きたくなって、キンモクセイの「二人のアカボシ」を聴いた。 二人のアカボシ 発売日: 2014/04/01 メディア: MP3 ダウンロード この歌が出た当初、大きくなったらこんなにロマンチックでアダルトな夜明けを迎えることあるのかなって思ってたけど、実際にはそういうことはなかった。 今聴いてて、大きくなったらこんな感じに……と思わされるのは、ビ…

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