煙突の見下ろす街で。
(叢生するヤード@高麗川駅)JR八高線と川越線の分岐駅である高麗川の駅。川越線と八高南線用の209系が留置されている先に、広い空き地が広がっていて、今ではもう使われなくなった古レールが枯草に埋もれています。ここは以前、日本セメントの埼玉工場(現・太平洋セメント埼玉工場)から出荷されたセメントを満載した貨車が行き交う貨物のヤードでした。バッテンの印がつけられた入換信号機、動かなくなってから相当の長い時間が経過していると思われるのだけど、撤去しないのだろうか。高麗川駅の北側にある踏切にて、途切れたレールを眺める。北に向かう八高北線と東へ向かう川越線の間、ここから日本セメント埼玉工場に向かう専用線(日本セメント専用線)が分岐していました。まだレール残ってるんですね。日本セメント埼玉工場は、昭和30年(1955年...煙突の見下ろす街で。
2023/03/29 17:00