丁寧な暮らしに憧れていた

丁寧な暮らしに憧れていた

丁寧な暮らし。 それはわたしにとって長年の目標だった。 その気持ちに拍車がかかったのが、映画リトルフォレストを観た20代前半の頃。 古民家で暮らし、自分で作ったり採ってきた食べ物を加工して保存して。 季節とともに移ろいゆく生きるための“仕事”がとても美しいと思った。 あの頃思い描いていた自分の理想の丁寧な暮らしと比べれば、 丁寧すぎるのではと思うぐらい今の暮らしは色々な季節仕事、日々の“生きるための仕事”がある。 丁寧すぎると書くと誤解を生みそうだが、 丁寧な暮らしを紹介する雑誌とかで見るようなおしゃれなものではなく、 丁寧度もかなり低いけど、 自分の基準からすると丁寧になった。ぐらいの「なん…