生産性運動導入から、中止まで 第一四話 国労のマスコミ操作と新組合の結成
国鉄の生産性運動は、現場レベルで盛り上がりを見せており、以前から国労を脱退して、鉄労にと言う流れはありましたが、【動労も同様】生産性運動以降はその流れが顕著となりつつ有りました。 今回は、鉄労友愛会議の「国鉄民主化への道」を参考に書かせていただこうと思います。 生産性運動反対派の主流は「反戦青年同盟」 生産性運動が実施された昭和46年頃は、組合の中でも一つの世代交代の波が押し寄せた時期でした。 総評全体もそうですが、昭和21年~27年の第一次ベビーブームと呼ばれた赤ん坊が18歳から24歳くらいであり、こうした若者の中には、反戦青年委員会*1【昭和40年に総評・社会党を中心に結成されたグループ】…
2020/06/01 01:01