減塩醤油にみる化学特許戦略
化学の特許出願戦略を「減塩醬油事件」から見ていきます。 数値限定特許のバリエーションをどのように取っているのか 共同開発のお土産だったという解説を含めてお伝えします。 まずは最初の出願をバリエーション含めてお伝えします。 【独立請求項1】食塩濃度9w/w%以下 / 減塩醤油において から新しくなるにつれて 【独立請求項1】食塩濃度9w/w%以下 or 減塩醤油 (A)ナトリウム3.55質量%以下において とバリエーションがあるものの骨子は変わらず また、カリウムの含有量も最初のばらつきがあるのが2004年11月には「0.5~4.2質量%」に定まっています。 初期の出願
2023/04/22 21:19