見るからに痛々しい棘で覆われたアメリカオニアザミが年々増えて線路脇の鉄柵に沿って顔を出しています。要注意外来生物に指定され生態系を守るためにも早いうちに駆除した方がいいのでしょうが、あの鮮やかな赤紫色に騙されあの棘を見るだけでもう逃げ出したくなります。同じ棘でも高原に咲くノ...
梅雨空の下、土手の一部に密生したハンゲシヨウの白が風に騒いでいました。果穂を立て変身した白い葉が手招きしているよう。夏至も過ぎ早く盛夏をと呼び寄せているのでしょうか。白から緑に戻る頃は見向きもされない凡々たる草なのに。 虫を呼ぶ白化粧の ハンゲシヨウ 葉擦れをたてて やがて...
大きな葉を茂らせ十数本のバショウが大きな農家の屋敷内に林のように植えられて(?)います。自然に増えたものか用途があって増やしたものか、巨大なドングリのような花をぶら下げ萎びたバナナのような実をつけています。観賞用か又は芭蕉布を作る目的か想像を巡らせながら覗き込んでいます。俳...
ネムの高木が沼の周りに数本枝を広げて辺りを覆っています。見上げると薄紅色の花がポッポッと開き始めています。か細い糸の様な雄しべが集まり白からピンクへとグラデーションに装って空に向かっています。松尾芭蕉が昔の中国の美女西施に喩えて句にした「合歓の花」なるほど雰囲気が伝わってく...
カボチャの花 キウリに似て同類かと思いきやカボチャの類だというズッキーニ。花を見て納得、そっくりです。小さな実が顔を出し始めました。 ズッキーニ 慣れぬ野菜に レシピを検索 ラタトゥーユなど 日常生活外の挑戦
花しようぶ園、ちょうど見頃になりました。不要不急ならず早速出かけます。密にならず程よい間隔で人々の姿、ほっとします。 一株ごとに付く雅名 育てた人の思い入れ 観る人々の思い入れ 過ごす時間は優雅に いっ時の浮世離れか
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