お釈迦様の言う通り

先日、こんな話を聞いた。 お釈迦様と男がいました。 男はお釈迦様に対して悪態をついていました。 お釈迦様は黙って聞いていました。 男が散々悪口を言った後、お釈迦様は口を開きます。 「あなたにもし、贈り物が届いたとします。あなたはそれを受け取るのを拒否しました。贈り物はどうなりますか」 「受け取らなければ送り主のもとに戻るだろ！そんな事当たり前じゃないか」 「そうです、その通りです。私は今あなたからの罵声を受け取りませんでした。なので今までの悪態は全てあなたに返ってくるのです。分かりますか？」 男はその言葉を聞きへたり込み、お釈迦様に謝りました。 成程、その通り。 人からの悪口を真に受けるのでは…

お互いの気持ち

自分が相手をよく思ってない時って、不思議と相手もこちらの事をよく思ってない事ってあるよね。 それは、態度で「あなたの事嫌なんです」って全然表してないつもりでも、きっと嫌々オーラが出ている気がするな。 以前働いていた職場は女性ばかりの職場で、表面上いい顔をしていてもお腹の中では何を思ってるのか分からない人がよくいた。そういう人は鼻っから仲良くなれる気がしなくて、話しても笑顔で他人行儀、その人の仲良しさんとは明らかに態度が違うのが気分悪かった。 私もサバサバ系ではないので誰彼構わず仲良くはなれず、なかなか仲良しさんを作れずにいた。 そんな中当時同じ団地に住んでいた、自分達の歳は違えど子供達がお互い…

朗読チャンネルのススメ

小説家の、小池真理子さんの小説はオススメ！ 今日は家の掃除仕事をする事が苦痛な私が、大掃除を少しでもスムーズに進めるにあたりYouTubeで小説を検索。以前から掃除が長くなりそうな時は、こうして面白そうな朗読チャンネルを探してイヤホンをし、気を紛らわしながら進める。 今日目に留まったのは、小池真理子さんの「天使の棲む家」。続けて「妻の女友達」「危険な食卓」の3本。 正直この方の名前は初めて見たし、タイトルもそこまでそそられなかった。 だけど、 大当たり！ ホント面白い！ しかも今日聞いた朗読3つとも。 何が面白いって、最後のこう来たか！ がすごい！ みんな女性主体のお話で滑らかに頭に入り込んで…

幸せの感じ方

今日は娘が21才の誕生日を迎えました。 21といえばもう大人の歳だけど、私と過ごしてくれた。 娘が小学4年生の頃から、私が正社員として働き始め、帰宅がいつも19時過ぎなので冬の時期は外が真っ暗になっても1人で留守番をしていた。 上の子は既に中学生だったので部活で帰りが遅い。 救いだったのが働き始めた翌年から飼い始めた愛犬がいた事。その仔がいたから寂しくても我慢出来たらしい。高校生位になって、実はあの頃は、と我慢していた事を話され思わず泣いてしまったものです。 そんな娘と、娘の運転でランチに行き買い物をしてとても楽しい時間を過ごした。思えば、正社員で働き始めて初めて誕生日を1日一緒に過ごしたかも…