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【故郷の廃家・饗庭孝男】語り部のひとりとして一族の歴史を綴った鎮魂歌
饗庭(あえば)孝男先生のことは、いつか書きたいと思っていました。久しぶりに著書の中でも好きな本の一冊、『故郷の廃家』を久しぶりに読んだのがきっかけです。大学時代に授業を受けることができ、幸せでした。今になっても、当時のことをよく覚えています。
2024/05/30 15:12
【立原道造・ソネットとの出会い】夭折の詩人の言葉には死の予感が
ソネットという詩の形式を御存知ですか。わずか14行の詩です。これを見事に自分のものにした詩人がいます。立原道造がその人です。彼の持つ言葉はとても明るいものが多いのです。しかしその反対に人間の孤独と戦う横顔も見えます。
2024/05/29 14:56
【多田行綱の密告・平家物語】平清盛邸に馳せ参じた気弱な男の心境は
多田行綱の 密告によって鹿ケ谷の変が始まります。『平家物語』の中のクライマックスです。しかし学校では滅多にやりません。やはり密告という事実が重いのでしょう。平清盛邸に馳せ参じた気弱な男の心境はどのようなものだったのでしょうか。
2024/05/28 16:33
【意地悪なベンチ】黒い羊を消すために清潔を無条件に取り込む社会とは
排除ベンチという言葉をご存知ですか。わざと座りにくいベンチのことです。ホームレスの人に長居をされては困るので、居心地の悪い椅子を設置してあるのです。私たちは寛容の言葉の裏に、悪意も持っています。その意味を少し考えてみましょう。
2024/05/26 11:34
【人生読本落語版・矢野誠一】ラップ全盛の時代に急がない生き方とは
矢野誠一という演芸評論家を御存知ですか。彼のユニークな本は面白いですね。今朝もなんとなく本を拾い読みしていたら、途中でやめられなくなってしまいました。エスプリのきいたおしゃれな話がたくさん載っています。人間に対する愛情がたっぷりです。
2024/05/23 15:49
【PC・バッテリーレポート】電池のへたり具合をチェックするための方法はこれ
ノートPCのバッテリーはどれくらいもつのか。それを数字で知りたいですよね。そのために今回は2つの方法をお教えします。どちらのアプリも同じ数字を正確に教えてくれます。電池のへたり具合を知るには最適です。
2024/05/22 15:47
【iPS細胞・小論文】精子卵子の元となる細胞の生成に成功した後にヒトは
ips細胞の研究は日々進化しています。今回は、精子卵子のもととなる細胞を作り出すことに成功したというニュースから考察してみました。とくにips細胞の理論を使い、精子卵子になる直前の細胞に至る方法を発見した点が大きいのです。
2024/05/21 14:43
【ハレルヤ・レナード・コーエン】ボッチェリの歌声に神の恩寵は降るか
もともと「ハレルヤ」という表現は神の恩寵を称えるものでした。その言葉を使ってレナード・コーエンは、詩を書き、歌をうたったのです。それが「ハレルヤ」でした。イタリアの歌手、ボッチェリもみごとです。聞いてみましょう。
2024/05/20 15:17
【大福長者の金銭哲学・徒然草】兼好法師との差は予想以上【217段】
徒然草217段にはお金の話が出てきます。学校では扱ったことがありません。ユニークな段ですね。大金持ちの大福長者はどのような金銭哲学を持っているのか。兼好法師はどのような考えだったのか。その違いについて少し探ってみましょう。
2024/05/17 15:27
【書評の試み】新しい視点を発見しながら感性と論理性を育てる【光源】
書評を書いてみるというのは大変に国語力増強のために有効です。ぜひ試みてください。その際、自分なりの新しい視点を探すことです。そこから光をあてて、あらゆる可能性を探ってみてください。必ず文章力が身につくはずです。
2024/05/16 15:11
【山吹の花・俊頼髄脳】一瞬の機知に思いを重ねた伊勢大輔のみごとな歌風とは
山吹の花に託した歌を一瞬でうたった伊勢大輔の機知をほめたたえた一節です。『俊頼髄脳』の中に示された歌論の一部なのです。禁じ手を守っていただけでは真に新しいものは生まれてきません。そこからいから抜け出るかが大切なのです。
2024/05/15 15:14
【わがひとに与ふる哀歌・伊東静雄】透明な叙事詩に宿る魂【三島由紀夫】
『わがひとに与ふる哀歌』という 伊東静雄の詩を知っていますか。透明な感性に裏打ちされた叙事詩です。その内側に宿る魂に、若き日の三島由紀夫は心酔しました。この詩人の持つ不思議な感覚が死とともにあることを知っていたからです。
2024/05/13 14:43
【玉勝間・本居宣長】すぐれた随筆を読み学問や人生の深みを知る【謙虚】
国学者、本居宣長の随筆を読みましょう。そこには驚くべきまでの謙虚さが溢れています。1つの時代を築き上げた学者が、ここまで自分に対して、謙虚に振舞えるということが驚きを覚えます。
2024/05/12 10:15
【詩的リズム・音数律】促音1つで表現効果に差が【汚れつちまつた悲しみに】
中原中也の詩のなかでも有名なのが「汚れつちまつた悲しみに」です。しかしこれを筆写した小林秀雄は「つ」を抜きました。促音を意識して抜きました。そこにどのような考えがあったのかを追求していったのかが、興味深いです。ご一読ください。
2024/05/10 09:05
【AIとトロッコ問題】道徳的ジレンマや合理性の果てに【自動運転の未来】
トロッコ問題というのを覚えていますか。道徳的ジレンマや合理性の果てに人間はどういう判断をするのかという究極のテーマです。何が厄介なのかといえば、AIが価値の判断にからむからです。自動運転の未来にかかわってくるのです。
2024/05/09 14:56
【難波の三位入道殿・筑波問答】蹴鞠も連歌もその人にふさわしい指導法が
連歌はどのように稽古すればうまくなるのか。これはなかなかに難しい問いです。『菟玖波集』で有名な二条良基は、筑波問答の中で面白い話をしいます。蹴鞠の名人だった人の指導法を紹介しているのです。ちょっと読んでみませんか。
2024/05/08 14:56
【入れ札・菊池寛】人間の自尊心くらい理不尽なものはない【春風亭小朝】
菊池寛の短編に『入れ札』という小説があります。国定忠治の出てくる話なのです。それが「文学国語」の教科書に載っていました。驚きましね。人間の自尊心の複雑な一面をみごとに描いた話です。
2024/05/04 15:28
【際限なき生成AI】Copilotの開発は人間に何をもたらすのか【新機能】
生成AIの研究が止まりません。いよいよMicrosoftが新しいAI機能を積んだアプリ「Copilot」を発表しました。ブラウザやOfficeソフトに連動している点が目新しいのです。
2024/05/02 17:39
仮道伐虢(かどうばっかく)・晋に滅ぼされた小国・虢に由来する故事【呂氏春秋】
仮道伐虢という故事をご存じでしょうか。「かどうばっかく」と読みます。難しい言葉です。昔の中国の歴史に取材した表現なのです。簡単にいえば、甘い言葉には必ず裏があるということです。どこからきたのか、内容をチェックしてみてください。
2024/05/01 16:22
2024年5月 (1件〜100件)
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