1人会社の社長が死亡するとどうなるか
司法書士・土地家屋調査士の赤坂卓です。 平成18年に会社法が施行され、最低資本金制度が撤廃され、取締役1人の会社も認められるようになりました。起業のハードルが下がった事もあり、1人で会社を設立される方も増えました。 そんな中、日本はいま超高齢化社会の真っ只中にあります。 会社経営される身近な親族が亡くなり、相続が発生する事もあるでしょう。 今回は、タイトル通り、1人で経営されている社長(以下、「1人役員」と言います。)が死亡した場合、どのような法律関係になるか、考えてみたいと思います。 まず、役員が誰もいなくなるのだから、会社は解散するのではないか?との疑問が生じます。 ところで、会社法には会…
2022/12/07 16:41