レイン『ひき裂かれた自己 分裂病と分裂病質の実存的研究』
2021-8-27 R ・ D ・レイン『ひき裂かれた自己 分裂病と分裂病質の実存的研究』(阪本健二/志貴春彦/笠原嘉、 1971 年、みすず書房)より。すべての人は演技者である (pp.90-91) 。 彼はまことに巧みな演技者であった。少なくとも母の死後あれこれの役を演じていたから――。それ以前について彼は<僕はただ母が望む通りのものでした>と語った。彼女の死について彼は<僕の思い出すかぎりでは、僕はむしろうれしかった。おそ...
2021/08/26 21:07