日本の制度でおかしなと思うこと 薬の裏話 +薬剤師のぼやき を書いています。
最近経験した「そんなの分かるわけないじゃん!」です。 処方箋の湿布の枚数の記入ミスは良くある事です。 最大70枚制限があるのに 700枚 と記入された処方箋が来たりします。 これは、70に0を余計に打ってしまったミスだと直ぐに分かりますよね。 「湿布の枚数が700枚となっていますが、70枚の間違いではないでしょうか?ご確認お願いします。」 と電話しますよね。(病院の…
何でも調剤薬局が悪い! 処方箋の記入ミスはよくあることですが 以下がある患者さんとのやり取りです。 患者:今日は湿布余っているから要らないって言ったのに、どうして湿布出ているの? 薬剤師:それは薬局では分かりませんが・・・ 患者:いらんて言うたのに! 薬剤師:病院に電話して削除してもらいますね ☟ 薬剤師:湿布削除しましたので 患者:いら…
古いカルシウム拮抗薬を飲むと血管拡張作用への体の反射作用で顔面潮紅といって顔が赤く火照るという副作用がありました。 アテレック(シルニジピン)が発売された時、アテレックには副交感神経への刺激作用があるので、顔面潮紅の副作用が少ないことを製品の特徴として宣伝しました。 しかし開発試験の副作用発現率を見ても顔面潮紅の副作用発現率は従来の薬と変りありませんでし…
薬局で薬の調整が出来ると思っている高齢者が多いです。 処方箋と言うシステムが分かっていないのでしょうね。 おばあさん 「湿布薬、先生に言うの忘れた。湿布薬出してくれる?」 「薬無くなったので、いつもの薬くれる? 明日病院に行くから」
変なことに執着する患者 どこの薬局にも1人くらいいる患者です。 ヒートをちぎっていると怒る患者 例:30錠なら10錠ヒート3枚 多くの患者に処方されている薬なら在庫も多いので 10枚ヒートで対応可能だけど、 処方されている患者が少ない薬が処方されたら、 10枚ヒート2枚、8錠+2錠とかになる時があります。 そんな時 「なんじゃー、きれいなのないのか!じゃ郵送せー…
同じ成分の薬を2つの製薬会社が発売することがあります。 パターンは2通りです。 同一ブランド(製品名)を2社で発売する。 例 サインバルタ:塩野義製薬、イーライリリー 成分は同じだが、違うブランドで2社が発売する。 例 シタグリプチンリン酸塩:ジャヌビア(MSD)、グラクティブ(小野薬品) 2社でどうやって売っているのでしょうか? 実はカルテルまがいのことをして…
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