【腰痛対策】腰椎を解剖学的に理解する
今回は腰痛について、解剖学的な視点からまとめていきたいと思います。腰痛が日本で最も多い愁訴であるということはもう耳にタコができるほど言われていると思います。腰痛を主訴とする整形外科の代表的疾患が、①脊柱管狭窄症②椎間板ヘルニアになります。①脊柱管狭窄症は骨の変形などで脊柱管(神経の通り道)が狭くなり、脊髄やそれに続く馬尾神経を圧迫することで症状がでます。②椎間板ヘルニアは骨と骨の間にある椎間板(クッションみたいなもの)がはみ出したり、とびだしたりして神経を圧迫することで症状が出ます。整形外科で扱うこの2つは必然的に術後のリハビリを行う頻度も多いと感じます。この二つが影響する筋肉、神経、関節をメ…
2020/11/27 18:41