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  • おまけ(その11)不思議な縁の話

    ※西蔵編(40)台北~基隆~石垣島~宮古島~那覇のおまけ記事 上記の記事を書くにあたり田中綱常氏について調べたところ、エルトゥールル号遭難事件に辿り着いた。 この時、私がかつて紀伊大島に行ったことがあることを思い出した。 旅をした当時は旅日記を付けておらず写真も撮っていない為、記憶を辿るしかないが、記録の意味で書き記しておきたいと思う。 私にとっての初めての一人旅は学生時代の国内旅行(関西)だった。 一人旅をするにあたり、まず大阪を見たいと思った。(建前ではなく)本音をぶつける人情味のある街、そして美味しいものが食べられる街として興味があったのだと思う(勝手な先入観だが)。 1週間程の旅行だが…

  • 西蔵編(40)台北~基隆~石垣島~宮古島~那覇

    台北に1泊し急ぎ足で観光した後、夕方の列車で基隆(きりゅう)( Ji Long )(キールン)(かつての名称は「鶏籠」(発音同じ))に向かった(所要50分)。 バスだと台北から始発があり座れたのだが、列車が好きなので座れなくても苦にならなかった。 通勤客が多い車中で、ある女性に突然話しかけられた。 その女性の名前は東龍宮の宮司、石( shi )卉栒( dan hui )さんだった。基隆に分壇があるとのこと。 東龍宮は、日本の明治時代の海軍軍人・貴族院議員田中綱常(つなつね)氏(1842~1903)を神様として祀(まつ)っているそうだ(情けない話だが、氏のことをこの時初めて知った)。 田中綱常は…

  • 西蔵編(39)台北

    沖縄行きのフェリー(クルーズフェリー飛龍、現在運行中止)の出発日が翌日だった為、台北は1泊2日の滞在となった。 台北到着日に、有村産業株式会社(フェリー運航会社)の台北オフィスに行きチケットを購入(基龍から那覇まで3900台湾ドルだった(当時のレートで約13000円))。 また、日本大使館を訪問している。 翌日、昼間に駆け足で台北を観光した。観光したのは下記の通り。・国立故宮博物院 国立故宮博物院は、フランスのルーブル美術館、アメリカのメトロポリタン博物館、ロシアのエルミタージュ美術館とともに、世界四大博物館の一つとされている(四大博物館の選定には諸説有)。 所蔵品約70万点のうちほとんどは中…

  • おまけ(その10) The Rivers of the Mandala

    ※西蔵編(38)カトマンドゥ~香港~台北のおまけ記事 後年香港を再訪した際、書店で興味深い本を見つけたので紹介したい。 その本の名前は、“ The Rivers of the Mandala ” (著者: Simon Allix , Benoit de Vilmorin )(出版社: Thames & Hudson )だ。 英語で書かれた本だが、写真や絵を見ているだけでも楽しい。カイラス山も登場する。 参考までに、Simon Allix 氏の動画を幾つか紹介させて頂く。・simon allix ⇒ 動画はこちら・DEMO LIVRES ⇒ 動画はこちら※上記動画の0:39より” The Riv…

  • 西蔵編(38)カトマンドゥ~香港~台北

    日本を発つ前に検討していたプランの一つとして、ネパール訪問後インドのダージリン( Darjeeling )に行くというものがあった。 しかし、チベット滞在が予想以上に長引いたこともあり、予算が足りないと判断し諦めた。 結局、カトマンドゥ(カトマンズ)( Kathmandu )に4泊した後、飛行機で香港に向かった。 カトマンドゥのトリブバン国際空港は、7年前と比べ、立派な建物になっていた。 カトマンドゥから香港までは4時間のフライトだった(ロイヤル・ネパール航空(現ネパール航空))。 一気に大都会に来てしまい、戸惑った感もあったが、友人達と再会して一息ついた。 (香港の滞在目的)(1)友人達と再…

  • 西蔵編(37)パタン

    カトマンドゥ(カトマンズ)( Kathmandu )滞在中、近郊の古都パタン( Patan )(世界遺産)を訪問している。 パタンの正式名称はサンスクリット語でラリトプル( Lalitpur )、ネワール語ではイェラ( Yala )で、どちらも「美の都」という意味らしい。 この街に住むネワール族は彫刻や絵画などの芸術に優れ、パタンは工芸の街としても知られている。 パタンの街は、バグワティ川を挟んで、カトマンドゥのすぐ南に位置する。 住民の8割が仏教徒で、ブッダはヴィシュヌ神の化身とされている。 街の中心ダルバール広場の周りには、美しいネパール建築の寺院が数多く見られる。 7年ぶりに見るパタンの…

  • おまけ(その9)経験について

    ※西蔵編(36)カトマンドゥ(後編)のおまけ記事 年齢を重ねるにつれ、新しいことにチャレンジする意欲が薄れつつある(ロボットのように同じような毎日を繰り返している)。未知の世界に飛び込むことに不安を感じているのかもしれない。 前回の記事で登場した岩崎圭一さんは、無一文で生きられるか試す為に、日本でホームレス生活を送っている。 その経験により、無一文でも生きていけるという自信を持って日本を離れ、旅を始めたそうだ。無一文状態に対する不安や恐怖を克服しているのがすごいと思う。 何か新しいことを始める前に不安や恐怖といった感情を持つことはある意味仕方の無いことだが、その負の感情は時として足枷(あしかせ…

  • 西蔵編(36)カトマンドゥ(後編)

    カトマンドゥ(カトマンズ)( Kathmandu )滞在中に出会った人達について書き記しておきたいと思う。 まずは、インド人宝石商 Mr.O.P. (下記写真の人物)。 旅仲間が宝石(ターコイズ)を買いたいということで訪れた店のオーナーだった。人物観察が鋭く、旅仲間の特徴を良く捉えていた。 何故ネパールに来て店を開いているのか、理由を聞いたような気がするが旅日記に書き記していない為、今となっては詳細が分からない(思い出せない)。 個人的な意見だが、(聖者やサドゥーと呼ばれる人達だけでなく、一般人を含めて)インドでは転生の回数が多い人達の生まれる割合が高い気がする(瞳を見た時に魂の重さを感じる)…

  • 西蔵編(35)カトマンドゥ(前編)

    7年ぶりのカトマンドゥ(カトマンズ)( Kathmandu )の街は、とても刺激的に見えた。 街が明るくなっており、商店の窓に飾られている商品の品質が、以前と比べて良くなっているように感じた(この街でベルトやサンダルを購入している)。 また、旅行者の多いタメル地区には日本食レストランが増えており、美味しかったので毎日日本食を食べたことを覚えている。 カトマンドゥに着いた翌日、旅行代理店に赴(おもむ)き航空券を購入した。カトマンドゥ~香港までと、香港~台北(台湾)までのチケットだ(空港税込みで$360)。 その後、スワヤンンブナート(通称モンキー・テンプル)( Swayambhunath )(世…

  • 西蔵編(34) ダム~バラビセ~カトマンドゥ

    ダム(樟木)(ネパール語でカサ( Khasa ))の街で1泊後、徒歩で中国側のイミグレ(イミグレーション・オフィス)に向かった。 残念なことに、ここでチベットの入境許可証を回収されてしまった。アリ(阿里)地区の入境許可証には行き先の欄に【神山】(カイラス山の意)と書かれており、記念に残したかったのだが交渉しても断られた(パスポートに挟んでおいたのが失敗だった)。 中国側のイミグレのあるダム(標高2350m)から、ネパール側のイミグレのあるコダリ( Kodari )(標高2300m)までは、曲がりくねった車道を通ると約10km、ポーターの通る山道は約3kmある。 この間、タクシーかヒッチハイクで…

  • 西蔵編(33)シガツェ~ラツェ~ダム

    貧乏旅行者にとって、チベットからネパールに抜ける手段を確保するのは簡単ではない。 シガツェ(日喀則)の西160kmにあるラツェ(拉孜)(標高4010m)の街から、国境の街ダム(樟木)(標高2350m)までバスがあるらしいが、外国人は乗れないとのことだった。 自前の自転車で旅をするチャリダー以外は、人の力に頼るしかない。 シガツェの宿(テンジン・ホテル(丹増旅館)(現在は閉館?))の親父の話では、ネパールへ向かう(戻る)ツアーの車(ランドクルーザー)に空席があれば乗せていってくれるとのことだった。 しかし7月8月ならともかく、最近はネパールに戻る旅行者も少ないとのこと。 (ヒッチハイク1日目) …

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