平隊士の日々 元治元年皐月一
元治元年皐月一 起きて、掃除していたら、組長が迎えに来た 山南総長も稽古に参加し、打ち込み稽古を順番でする 森の腕の傷も少し良くなり、起きて歩けるようになったが 稽古にも隊務にも、まだ復帰できない 朝食、味噌汁、お浸し、漬物、ご飯 本日の隊務割 午前は南巡察、午後は西巡察、夜は東巡察 土方副長の隊務割の発表の後、 珍しく、近藤局長の訓示があった 少し、怒ったような様子で、 将軍様が攘夷をしないで、江戸に戻るようなら、新選組の解散も辞さない 我々は京都の治安を守ることにより、攘夷を行っているのであり 烏合の衆ではない、諸君も尊王攘夷の志士であることに、 誇りを持ってもらいたい、以上
2020/08/31 08:07