他人事
我が子ができれば、子どもの将来を真剣に考えない人は少ないと思います。子どもの将来とは、子どもたちの将来であり、日本の将来でもあります。望んで子どもを作らなかった人も、望んだのに子どもができなかった人も、やはり、子どもがいる人といない人とでは、危機感は異なると思います。「血を分けた」という言葉があるように、子どもは自分自身でもあります。だから、未来を憂うことは、生物としての生存本能なのかも知れません。色々な理屈をつけようとも、人が少なくなれば、働き手は減り、社会インフラも、経済力も、防衛力も失われていくのは当たり前のことです。そして、国が滅びれば、個人も安らかな暮らしができるはずがありません。歴史を紐解けば、国を失った民が、どれほどの辛酸を嘗めなければならないかわかるはずです。子どもを持つ親は、もっと怒るべ...他人事
2024/05/23 10:00