星空の梟

翠夏

おかあさん猫とはぐれた仔猫が 学校で男子生徒たちに 可愛がられていました。でも、ずっとこのまま育てられないみんなと話して 私も両親と話して今日、我が家に連れて帰ってきました。295ｸﾞﾗﾑの小さな命。愛ちゃん、大事にしたってなそう約束しました。 23年、猫と暮らしてきて 11匹目の家族。名前は、翠夏(すいか）です。 みなさんにも、ご挨拶を・・・あまりの小ささに、父の手のなかに隠れてしまいます。

2021/06/28 20:04

夏至過ぎて

夏至の日、残業をしていたら いつまでも夕陽の余韻が残っていて 夜がやって来るのが遅かった。これから少しずつまた日が短くなっていくのは寂しい。 だけど、大好きな夏がやって来ることの方が嬉しい｡最近、お昼を食べる時間がなく 帰りの車の中で、朝握ったおにぎりを 食べている。もちろんお腹がとても空いているので 何倍も美味しい。 空豆やじゃこ、さつまいもなど 胚芽ごはんには何でも似合う。相変わらず、合間に生徒たちと楽しい時間を過ごしている。 エントリーシートの内容を一緒に考えたり 恋人との記念日をおめでとうとお祝いしたり 購買で売ってほしいと希望される文房具を カタログを見て選んだりしている。一緒の目線…

2021/06/26 20:12

休憩していかんかね

たいそう疲れた1週間が終わり あっという間にまた週末がやってきた。日傘をさして歩いて群言堂まで行った。 用事を済ませて、パンを買って帰った。2行で書き終える事が出来る なんてことはない休日なのかもしれないけれどこの2行の背景には 小川のせせらぎの軽やかな音や 軒先に生けられた野花の色や パンが焼ける香ばしい薫りや 子どもたちが遊んでいる楽しそうな声も詰まっている。髪も切った。3か月ぶりに美容院に行って 半端に伸びたところを切り揃えてもらって 今回でショートから本格的にボブに戻った。明日からはまた喧騒の中での5日間が始まるぞ！保護者の方からの文書の中に 私宛てのメモが入っていた。 電話での説明が…

2021/06/20 09:35

携帯電話がなかったあの頃

お七夜の日に、妹から命名の発表がありました。赤ちゃんの名前は 明治時代の薫りがするとてもいい名前でした。妹夫妻らしいな 心からそう感じて、これから何回も この名前を呼べることを嬉しく思いました。今、この日記をｽﾏｰﾄﾌｫﾝを使って書いています。 そのお陰で、みなさんの日記を読めるし 役に立つこともたくさんあります。私が携帯電話をはじめて持ったのは大学生になってから。 それまでは、不便が当たり前で 不便を不便と感じていなかったはず。最近、昔に思いを馳せることが多いのは どうしてなのでしょう。 39歳、そういう時期なのでしょうか。YouTubeで、昔のコカ・コーラのCM（I feel coke v…

2021/06/13 20:21

入梅とﾚｰｽﾞﾝﾊﾟﾝ

眠るときの格好は何ですか？今日､新しいﾊﾟｼﾞｬﾏをおろしました。くたくたのﾊﾟｼﾞｬﾏと､新品のﾊﾟｼﾞｬﾏ。どちらにも魅力があります。どちらも大切に長く着ていきたいものです。今週も終わり、ほっとしています｡生徒たちとの1週間は光の速さで過ぎていきます。彼ら彼女らの会話のﾃﾝﾎﾟはとても速い。それを聞いて、瞬時に言葉を組み立てて返すために知らない間に脳もﾌﾙﾀｲﾑで活動しているみたいで夜になると電池が切れたようになり泥のように眠っています。 多感な時。 植物に例えるなら、若葉。傷つけないように、気持ちを想像しています。 というか 自分の高校生の頃を思い出して重ね合わせて 相談にのったりしてい…

2021/06/11 21:45

202106040644

今朝の6時44分、妹が元気な2,961gの男の子を出産しました。丸3日にわたる長い長い陣痛も ぽっけちゃん(妊娠中の赤ちゃんの愛称)にもうすぐ会えると思うと頑張れたそう。出てくる瞬間の痛みはもうそれは凄まじいものだったそうだけれど こうやってみんな必死に生まれてきて 必死に産んでもらったんだなって 心底思ったそうです。妹から母への電話の第一声は 産まれたよ。より先に母さん、産んでくれてありがとうだったみたいで 妹らしくて涙がじわりじわり。愛しい家族が増えました。

2021/06/04 20:48