「ケーキの切れない非行少年たち」宮口幸治

「ケーキの切れない非行少年たち」宮口幸治

3月に入って読んだ本 ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書) 作者:宮口幸治 新潮社 Amazon 医療少年院で勤務をしていた著者のレポと言ってもいいような1冊 少年院、つまり犯罪を犯す少年達には大人に気付かれなかった知的障がいや発達障がいが隠れているという タイトルの通り、ケーキを3等分できなかったり、発達障がいの特性のため身体をうまく使えなかったり、筒の中に入ったコルクを道具を駆使して取ることができなかったり融通が利かない それゆえ周りと衝突したり、感覚のずれで学校などの社会からつまはじきになり犯罪を犯すようになる…という段階を大抵の非行少年たちはふんでるらしい そこまではだいたい私も察…