【納涼】釣り場の怪談~K川の話2~
大学生の頃の話。 お金は無いが、時間だけはたっぷりあったあの頃。 うみがめは川に釣りに出かけました。 このK川は、某大河川の支流であるが、K川自体もまた数十メートルの川幅を持った大河。 中流域ではニジマスやバスが狙え、少し上流に行けばスプーンにヤマメが飛びついてくる、という川。 放流残りのニジマスを狙って、安いバスロッドでルアーを投げながら川を遡上していきます。 その内、流れの都合上、対岸に渡らなければこれ以上の遡上が難しくなりました。 水深の浅いエリアがあったので、そこをゆっくり歩きながら対岸に向かって歩きます。 その時の事。 普段はそんな事はしないし、何かに気づいた訳でもないのですが、ひょ…
2021/08/15 11:07