追い込まれる香港の民主活動家たち
国家転覆行為などを取り締まる「香港国家安全維持法」の可決・施行がいよいよ秒読み段階となり、この法案計画が明らかになって以降、すっかり表舞台から姿を消してしまった民主活動家たちだが、彼らが追い込まれている状況が地元紙からも見て取れる。 (「大公報」1面) 本日(6月29日)付「大公報」、「星島日報」などは、米トランプ米大統領が今月初めに、米国放送理事会(USAGM)が世界の民主活動に充てていた資金200万米ドル(約2億1000万円)を凍結したと伝えた。これは雑誌「タイム」の最新号からの引用で、この資金の一部は、昨年から続く香港の反政府活動に充てられていた。また同誌によると中国政府から制裁措置を食…
2020/06/30 00:52