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蒲生邸事件(宮部 みゆき)
1996年に発表されて以来、長く読み続けられている著者の代表作のひとつ(代表作がたくさんあるが)。平成が始まって間もない時代、主人公は受験のために上京してホテルに宿泊していた。受験が終わった直後、ホテルで大火災が発生し、… 全文を読む
2020/08/28 21:38
さよなら、オレンジ(岩城 けい)
アフリカで難民となってオーストラリアに来ることになった女性サリマは、言葉もわからない場所で自分と子供たちが生きていくために働き始める。言葉の壁を感じたサリマは英語を教えてくれる訓練校に通い始め、そこで日本人女性ハリネズミ… 全文を読む
2020/08/25 18:42
窓の魚(西 加奈子)
恋愛小説という先入観から読み始めた小説だったが、その期待は良い意味で裏切られた。二組の男女が温泉宿で過ごす一夜が、それぞれの視点から淡々と語られていくのだが、お互いの思いのすれ違いがなんとなく鬱々とした空気を感じさせる。… 全文を読む
2020/08/24 17:23
駆け込み寺の玄さん たった一人のあなたを救う(佐々 涼子)
新宿歌舞伎町で駆け込み寺を開き、人を助け続ける玄さん。ここでしか相談できない問題を抱えてやってくる人々。相談者に対して可哀そうだと同情するのではない。時には厳しい言葉を投げかけるが、本気で人生をやり直す意思のある人を見極… 全文を読む
2020/08/23 17:44
紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている(佐々 涼子)
本が好きな人は読むしかないという渾身の一冊。カバンの中にKindleを入れているが、基本的には紙の本を読みたいと思っている。紙に触れ、紙やインクのにおいを嗅ぎ、ページを捲り、栞やスピンを挟みながら楽しむひと時はとても贅沢… 全文を読む
2020/08/21 20:12
エンジェルフライト 国際霊柩送還士(佐々 涼子)
海外で人が亡くなった時、その遺体はどのように扱われ、どのように母国に運ばれるのか。日本で外国人が亡くなった時もまたどうなるのか。当たり前のように隣にあった死について、恥ずかしながら考えたことがなかった。ずいぶん前から日本… 全文を読む
2020/08/19 21:57
人質の朗読会(小川 洋子)
日本から見て地球の裏側でゲリラの人質になった人々が語る物語。死と背中合わせの中で語られる人生の一瞬は、もしかしたら偶然隣り合った他人が過ごしてきた一瞬かもしれない。すべての人にドラマがあり、自分自身にもきっとドラマがある… 全文を読む
2020/08/18 12:38
尼崎ストロベリー(成海 隼人)
尼崎という場所には二度しか行ったことがないが、なぜかノスタルジーを感じる。私が下町で育ったからかもしれないが、多くの人にそう感じさせる魅力のある街でもあるのだろう。おしゃれな街で感じるアウェイ感に対して、圧倒的な安心感が… 全文を読む
2020/08/16 22:37
つけびの村 噂が5人を殺したのか?(高橋 ユキ)
山口県の限界集落で起きた連続殺人放火事件。なぜこのような事件が起こったのか、事件当時にメディアやネットで広がった噂は本当なのか、著者は現地へ足を運び、その真実に迫ろうとする。 犯行に及んだのは、親の介護のために出戻ってき… 全文を読む
2020/08/16 00:42
エンド・オブ・ライフ(佐々 涼子)
在宅医療では、終末医療を行うことも多いのだろう。本書は患者や家族、そして医療関係者を長期にわたって取材した作品で、在宅医療の看護師をしていた一人の男性が、がんになって余命宣告を受けてからの人生の選択が描かれている。 男性… 全文を読む
2020/08/14 07:40
サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する(梯 久美子)
海に囲まれた日本にとって、大地の上にある国境線というのは実感がない。しかし、樺太(サハリン)にはかつて国境があった。 第一部は寝台列車で同地を縦断する旅、そして第二部は宮沢賢治が樺太を訪れた際の足跡を追う旅。鉄道に揺られ… 全文を読む
2020/08/12 23:45
素敵な日本人(東野 圭吾)
バラエティに富んだ九本の短編はどれも外れなし。そつのない面白さは流石としか言いようがない。 皮肉な話もあれば、心温まるいい話もあるが、本書のタイトル「素敵な日本人」の通り、人間の不完全さが素敵なドラマを織りなしている。互… 全文を読む
2020/08/10 23:53
聖なるズー(濱野 ちひろ)
人は動物を恋人と同じように対等に愛すことができるのか。動物との性愛について調べ始めた著者出会ったのは、まさに動物をパートナーとして真剣に生きる人々ズーであった。 人間と同じように動物にとってもセックスの問題があるという観… 全文を読む
2020/08/09 21:50
カエルの楽園2020(百田 尚樹)
コロナ禍の状況をファンタジーに置き換えたカエルたちの物語。我が国が抱える問題をわかりやすくシンプルに描くと、きっとこんな世界観なのだろう。大変だ、大変だと騒いで、必死に対応しているように見えるが、客観的に見ればお笑いかと… 全文を読む
2020/08/07 19:20
一人称単数(村上 春樹)
久しぶりに読んだ村上春樹の本──。自分の部屋の本棚にあるのを人に見られたら、なんとなく気恥ずかしい感じがするし、本屋さんで平積みになっているのを買うと、ハルキストを気取ってると思われるんじゃないかと自意識過剰になってしま… 全文を読む
2020/08/06 19:03
フィデル出陣 ポーラースター(海堂 尊)
キューバ革命を成功に導き、その後も長きにわたって国を支えてきたフィデル・カストロ。シリーズの前作と本作では、同氏がどのような幼少期を過ごし、そしてやがて革命に向かうようになっていくかを描いている。 チェ・ゲバラ、フィデル… 全文を読む
2020/08/06 00:06
フィデル出陣 ポーラースター4(海堂 尊)
2020年8月 (1件〜100件)
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