為末大さんの『熟達論』に基づき、週末テニスプレーヤーがレベルアップを図る

為末大さんの『熟達論』に基づき、週末テニスプレーヤーがレベルアップを図る

為末大さんは「死ぬまでに現代版の『五輪の書』を書いてみたいです」と言って本書の執筆を始めたそうだ。引き込まれるように本書を読み、自分のテニスにおける「型」とは何かを考え、試し続けた2ヶ月。40年続けてきたスポーツで、これがきっかけで短期間に上達を実感でき、大会でも結果が出た。為末さんには感謝しかない。私にとってはまさに「五輪の書」だ。 五段階の教えの中で自分のテニスに落とし込んだ点を、まとめておくとします。 第一段階 遊 不規則さを身につける 遊びとは何か 思いきり動く 失いたくないと守りに入る 第二段階 型 無意識にできるようになる 型とは何か 型は遊びを発展させる 模倣とは観察と再現 第三…