【本】『教養としてのデニム 日本人が見出したヴィンテージの価値』藤原裕 著

【本】『教養としてのデニム 日本人が見出したヴィンテージの価値』藤原裕 著

デニムに興味を持ち始めて手に取った本。 歴史あるデニムなら、社会科の授業にも生きるはず!ということで、社会科の教員なら何でも教材研究になるから“役得”かな。 デニムパンツは近郊労働者の作業着。タフな仕事に耐え得るやぶれにくいズボンこそデニムパンツ。 1840年代にカリフォルニアで金鉱が見つかり、人々が一攫千金を求め西海岸に大挙し押し寄せた、いわゆるゴールドラッシュ。 ドイツからの移民、リーバイ・ストラウスがテントなどに使われていた素材のズボンを売り出す。インディゴ染めは、汚れを目立たせなくすることと、ガラガラ蛇が嫌う成分(ピレスロイド)が入っていたことだと言われている。(今のデニムのインディゴ…