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トシじぃの雑学的健康情報 https://zatugakutekikenkoujyouho.hatenablog.com/

定年後、糖尿病発症。以来、健康生活に目覚める。ほぼ休みなくジムに通い、ばあば、娘、息子、孫を想い、日夜、健康情報を調べ家族に配信するのが日課。そんなトシじぃのメールをまとめたブログ。

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2020/06/02

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  • 味噌が「細胞自殺」を防ぐ その2 完

    味噌が「細胞自殺」を防ぐ 放射線に強い耐性を持つ原始生命体 味噌や醤油を毎日食べる事は、放射線に負けない体作りに役立ちます。味噌の放射線障害防御作用は、味噌の熟成期間が長くなるにつれて大きくなります。では、味噌や醤油の何が、放射線の外から体を守ってくれるのでしょうか。答えは、生物の成り立ちを見ればよくわかります。地上に最初に生物が現れた約20億年前、放射線や紫外線は未だ強く地球に降り注いでいました。この時、地表に最初に発生した生物は、カビ・酵母・細菌などの微生物です。つまり、これらの原始生命体には、放射線に強い耐性が備わっているのです。カビ・酵母・細菌の細胞壁には、β-グルカンと呼ばれる物質が…

  • 味噌汁が「細胞の自殺」を防ぐ その1

    味噌汁が「細胞の自殺」を防ぐ もらい泣き現象⁉ 毎食の味噌汁が「細胞の自殺」を防ぐ。 なぜ、放射線がこれほど怖いものとして騒がれているのでしょうか。被曝の最大の問題点は、放射線を浴びることにより、体内に活性酸素が発生することです。放射線量が微量ならば、ホルミシス効果によりミトコンドリア活性の上昇に役立ちますが、体内で処理できる範囲を大幅に超えた放射線を受ければ、その分活性酸素の量も増え、細胞が破壊されます。放射線被曝で怖いのは、「もらい泣き現象」が起こることです。1つの細胞に強力な放射線が当たると、放射線に当たっていない近くの細胞まで同じような反応を示すことを「もらい泣き現象」と呼びます。1個…

  • ビタミンCで感染予防 その5 完

    ビタミンCで感染予防 ビタミンCと糖分 最後に、ビタミンCの濃度を上げておくためには、過剰な糖分や加工食品をなるべく摂らないようにすることです。糖分を摂らない時間帯を確保して、ビタミンCが細胞に中に入っていく余力を与えていきましょう。食べ過ぎと言うのは、感染を起こしているときは、望ましくないのです。栄養を摂って、しっかりと休みましょうというものの、食べ過ぎは良いものではありません。 ビタミンCの過剰摂取 一方、ビタミンCを摂りすぎると、下痢、吐き気、胃けいれんが生じる場合があります。体内に鉄が過剰に蓄えられる「ヘモクロマトーシス」と呼ばれる疾患の患者では、高用量のビタミンC摂取によって、鉄過剰…

  • ビタミンCで感染予防 その4

    ビタミンCで感染予防 ビタミンCの働き ビタミンCは、他にもDNAを合成する際、非常に重要な核酸をつくるときの代謝にも関係しています。感染している時は、免疫系が攻撃を受けているため、新しい免疫細胞をどんどんとつくって対抗していかないといけない状況になります。そのためには,DNAをどんどん合成していかないといけない。この状況下でビタミンCが上手く活用できない免疫細胞の量が不足してくる。感染に対抗できないことが起きうるのです。 ・・・・・・ 重症化している患者は必要な栄養素がまったく足りていないとも報告されています。特に、タンパク質・ビタミン類、そして亜鉛・マグネシウムなどが不足していると指摘され…

  • ビタミンCで感染予防 その3

    ビタミンCで感染予防 ビタミンCと糖 ビタミンCを語る上で、もう一つ重要なのは、各細胞がビタミンCを必要としているが、その細胞の中に入っていくときに、糖と同じレセプター(受け口・入り口)を使っています。血液中の糖の濃度に応じて、膵臓からインスリンが分泌され、それに反応して、細胞の同じレセプターが開くようになっている。ビタミンCと糖質が細胞の中に同時に入ろうとし、拮抗することになるのです。 ビタミンCと白血球 実は、このレセプターは、体の中で白血球に最も多く存在しています。白血球は、通常の細胞よりも約20倍多く、ビタミンCを必要としている。特に、病原体が体の中に侵入してきたときには、細胞の中にビ…

  • ビタミンCで感染予防 その2

    ビタミンCで感染予防 ビタミンCの再利用 人は常に十分な量のビタミンCが必要です。多くの人は、意識して十分な量のビタミンCを摂ってはいません。積極的には、摂ってはいないものの、体はなんとか機能している。それは、体の中の抗酸化物質には、ビタミンCとグルタチオンがあります。ビタミンCの吸収が少ない場合は、ビタミンCを再利用するシステムがあります。グルタチオンを利用することによって、酸化したビタミンCを還元型に戻るシステムが整っています。 しかし、その場合、グルタチオンがどんどん消費されていくことになるのです。 グルタチオンの役割 グルタチオンは、抗酸化物質として重要なものです。ミトコンドリアの機能…

  • ビタミンCで感染予防 その1

    ビタミンCで感染予防 ビタミンCで感染予防 感染の予防や感染症が起きているときに、体内のビタミンCの濃度を上げないといけない事は当然なのです。上海の病院では、今回の新型コロナ患者に対し、高濃度のビタミンCの点滴の治療が実際行われています。日本では、肺炎などに対しても同様な治療は一般的には行われていません。 ビタミンCの働き ビタミンCは抗酸化物質であり、傷んだ細胞を修復するときにも使われます。老化が進まないようにもする重要な物質です。人間は、自分の体の中ではビタミンCをつくる酵素がないために、食事やサプリメントから摂るしか体の中にとり入れる方法がありません。 何故ビタミンCが必要か? 第一に…

  • ミネラルと免疫力と病 その9 完

    ミネラルと免疫力と病 酵素を作り活性化させるミネラルの重要性 酵素は、ミネラルとタンパク質(アミノ酸)が結合して出来上がったものです。また、ある種のミネラルがないと酵素が十分に働かないことも分かっています。ビタミンやミネラルの働きを助けるのが酵素なら、酵素が十分に働くためにもミネラルが必要となります。例えるなら酵素とミネラルは自動車の両輪のようなものなのです。 ミネラルとは ミネラルとは、人の体に必要と言われている5大栄養素の内の一つで、大地を構成する元素のことを言います。カルシウム、鉄、セレン、マグネシウムなどを含め、約100種類近い元素の総称でもあります。このミネラルが人の体の中でどのよう…

  • ミネラルと免疫力と病 その8

    ミネラルと免疫力と病 アトピー体質改善 アトピーとは、ギリシャ語で「奇妙な」との意味。ビタミンC、B6、亜鉛、マグネシウムが不足すると脂肪が代謝できなくなり、アトピー体質になります。ビタミンやミネラルが不足した状態のまま 「アレルギー性疾患が治る」ことはあり得ません。 アルコールの影響 ・過度の飲酒は、先にアルコール分解をするので、あとまわしされた脂肪は肝臓に蓄積される。 ・静脈を損傷する ・脳細胞から必要な水分を取り出す原因となり、脳細胞を破壊する ・ビタミンB1、B2、B6、B12、葉酸、ビタミンC、ビタミンK、亜鉛、マグネシウム、カリウムを激減させる。 ・一日4杯の飲酒が臓器を損傷する …

  • ミネラルと免疫力と病 その7

    ミネラルと免疫力と病 ミネラル不足により起こるとされる症状の例 癌・糖尿病・アトピーなどの生活習慣病をはじめとする多くの疾患(特に慢性疾患)は、本来人間がもつ免疫力や自然治癒力が食生活の変化(西洋化・加工食品増加・インスタント食品増加・食品に含まれるミネラル激減等)や現代社会がもたらすストレス(精神的・肉体的)などにより低下したことも大きな要因と考えられています。 不足ミネラルと症状 カルシウム:歯・骨の発育不良、骨粗鬆症、高血圧、喘息、動脈硬化、皮膚病、筋肉痛、感覚異常カリウム :低血圧、不整脈、腎機能不全、糖尿病、便秘、喘息、癌、菌無力症、腸閉塞マグネシウム:狭心症、腎不全、血栓症、結石、…

  • ミネラルと免疫力と病 その6

    ミネラルと免疫力と病 ミネラルと酵素の連携 当たり前ですが・・・「食べなきゃ生きれない!」 私たちの身体を構成している約60兆個の細胞は、エネルギーを補給しないと活動できません。そのエネルギーを化学反応(=燃焼=酸化)で生産するのが酵素です。口から取入れた有機化合物を酸化し、ATP(アデノシン三リン酸)という分子の化学エネルギーとして蓄え、さらにATPが酵素によって分解される時に発生するエネルギーが60兆個の細胞のエネルギーとして利用されます。 酵素は体内に何千種類もあり、それぞれ違った化学反応を行っています。現在約3000種類の酵素が分かっており、生命の中心的活動を行っています。有名な酵素と…

  • ミネラルと免疫力と病 その5

    ミネラルと免疫力と病 ミネラルの主な働き カルシウムやリンが骨の材料になるように、ミネラルは身体の構成材料としてだけでなく、次のように重要な機能を担っています。 (1)酵素活性化と代謝機能の向上 私たちの生命活動は、口から取り入れた栄養素を様々な過程を経て、身体を構成する約37兆個の各細胞内に吸収することで維持されています。ミネラルは、この代謝機能にかかわる酵素を活性化しています。(詳細は後述) (2)ビタミンの活性化と共同作業 ビタミンとミネラルは、共同で機能維持の働きをしています。大きな違いは、ビタミンが炭素・水素・酸素などからできている有機物であるのに対し、ミネラルは無機物である点です。…

  • ミネラルと免疫力と病 その4

    ミネラルと免疫力と病 人体の構造材料 人間や動物をはじめ、あらゆる生物はいろいろな元素の結合体から構成されています。それを大きく分けると二つに分かれます。その一つは炭素を中心とした物質であり、これはタンパク質や脂肪、糖分、それにビタミンなどがあります。また、もう一つはそれ以外の元素の集合体であり、これにはいろいろなミネラルが含まれています。木や草を燃やすと後に灰が残りますが、この場合、燃えてなくなる部分を有機物とよんでいます。この現象は人や動物でも同じことであり、有機物は燃えてなくなります。これは有機物に含まれる炭素が酸化して、水や二酸化炭素に変わってしまうからです。一方、灰として残った物は無…

  • 新型コロナウィルスに有効と思われる対処法

    新型コロナウィルスに有効と思われる対処法 予防には、主に手洗いやマスクですが、いったん感染した場合に自身で出来る重症化を抑える対処法は、極めて簡単です。まず最初にやって欲しいことは、緑茶をしっかりと飲むことです。緑茶には、人に対して健康上のメリットがあると実験でも報告でも数々あげられている。例えば、がんを抑制する、免疫力を上げる。緑茶の中に含まれているポリフェノール・カテキンの中でも,EGCGと言う成分が最も活性が強く最も含まれている。これまでも例えば、レトロウィルス( エイズウイルス)、インフルエンザウイルス、などへの抗ウイルス効果が報告されています。インフルエンザに対しては、強力にブロック…

  • 感染予防対策:睡眠が大切なわけ

    感染予防対策:睡眠が大切なわけ メラトニンの働き 感染の予防対策に睡眠が重要なのです。睡眠が体のなかのホルモンの働きを良くする。睡眠をとるときに、睡眠のリズムを司るホルモンであるメラトニンが上昇してきて、深い眠りに入ることができます。そのメラトニンの分泌は、太陽が沈む頃から少しずつ上がってきて夜9時〜12時ぐらいにマックスをむかえ明け方にかけてゆっくり落ちていくのが通常のリズムです。 メラトニンの弱点 メラトニンには特徴があり、特にパソコンや携帯のブルーライトを浴びると分泌されない。青い光を見なくなった瞬間にメラトニンの分泌が上がってきて、眠りのリズムに入っていく。メラトニンには、もう一つ免疫…

  • 亜鉛による抗ウイルス効果 番外編(男性不妊とコロナ感染)

    亜鉛番外編 男性不妊とコロナ感染 三大基礎ミネラル 亜鉛は極めて重要で三大基礎ミネラルである。あらゆる多岐にわたる機能に関わっている。酵素・免疫、そして脳から全身の末梢に至る神経系に大きく関わっている。 亜鉛不足は男性不妊の危険因子⁉ 亜鉛不足は精子の質の低下と男性不妊の危険因子である。精子の数は1ccあたり1億個を超えているのが普通。2000万個以下だと不妊に。最近の若年層では、6000万~2500万個ほどしかない人が多い。40年前からは、50%ほど低下している。亜鉛は男女問わず、生殖器官の維持に必須でありテストステロンなどの性ホルモンのサポート、前立腺や性の健康などに機能する。亜鉛不足や欠…

  • 亜鉛による抗ウイルス効果 その6

    亜鉛による抗ウイルス効果 亜鉛と体内酵素 亜鉛を含んでいるタンパク質は、3000種類以上もある。亜鉛は、1000種類以上の酵素に関わっており、そのうち120以上が分子構造の構成に必要。亜鉛は、2000種類以上の転写調節因子(遺伝子発現の時に必要な転写=コピー作業)の発現や機能にも関与している。 亜鉛が関わる酵素の一部を紹介 アルコールやビタミンAの代謝にも関与。カラアゲなどの揚げ物を食した時に出てくる副産物のアルデヒド有害成分を分解するためにも使われる。活性酸素を消去するSOD酵素、DNAを合成する酵素、RMAを合成する酵素、骨をつくる骨芽細胞や肝臓や腸の器官にもある酵素などの酵素の本因子とし…

  • 亜鉛による抗ウイルス効果 その5

    亜鉛による抗ウイルス効果 免疫力に重要な栄養素 風邪を予防する栄養素は、いろいろある。特に重要なのは、亜鉛の他に、ビタミンD。風邪や感染症には、有力な栄養素です。夏場は日光浴で貯蓄し、冬場は、魚に含まれているので、しっかりと摂取すれば免疫力はさほど低下しない。ビタミンCは、風邪にはビタミンCとよく知られているが、治すというより予防する方に効果がある。ビタミンAは、免疫器官の一つである粘膜を濡らすのに必要。粘膜を鍛えることは現代人には重要である。マグネシウムはあらゆる酵素を活性化するので、当然必要です。タンパク質、ダイエットする女性の場合、明らかに低タンパク状態が多い。免疫細胞の白血球が活性化す…

  • 亜鉛による抗ウイルス効果 その4

    亜鉛による抗ウイルス効果 食事と生活習慣を改善したら、ここ数年風邪にかかっていないという話しを聞いたことはありませんか。風邪と言うのは、特定の栄養素が不足するとかかりやすい。風邪は免疫力が低下したときにウイルスが体内に入って来て感染した時の症状をいう。 ミクロ戦士の働き わたしたちの体は常にウィルスとか細菌にさらされている。でも、体の中の免疫細胞と言うミクロの戦士たちが、そういったウィルスや細菌を倒してくれて、感染症にかからないようになっている。しかしこれら戦士たちが弱って免疫力が下がっているときにかかりやすい。ある特定の栄養素と免疫とは深く関わっており、中でも亜鉛が非常に重要である。 風邪は…

  • 亜鉛による抗ウイルス効果 その3

    亜鉛による抗ウイルス効果 亜鉛は、色々な免疫細胞を活性化させる⁉ 自然免疫といえば、お主に好中球・ 樹状細胞・マクロファージ。これらが先陣でウイルスに攻める。彼らからウイルスの特徴を教えてもらった後、ヘルパーT細胞・キラーT細胞・B細胞たちが次にウイルスを攻撃する獲得免疫の働きをする。亜鉛は、これらの免疫細胞それぞれを活性化※させる。 ※生物分野において、静止状態にある細胞を活動させるために刺激すること。これによって活性化した細胞において、生化学的、機能的な変化が起こる。言葉を換えれば、亜鉛が不足してると機能しない。 免疫と言えば亜鉛⁉ 亜鉛は,T細胞・NK細胞・抗体の産生・マクロファージなど…

  • 亜鉛による抗ウイルス効果 その2

    亜鉛による抗ウイルス効果 亜鉛は免疫だけでなく、ウィルスの複製の阻害に直接に関わり、ウイルス対策には重要である。 亜鉛が阻害する全種類のウイルスを研究するのは難しいが、代表的なウイルスにはほぼ効果があると推測されている。 ウイルスは2種類。 一つは、エンベロープウイルス。脂質の膜(エンベロープ)を持つもの。もう一つは、ノンエンベロープウイルス膜がない(ノンエンベロープ)もの。アルコールで例えれば、アルコール消毒はエンベロープを簡単に破壊出来るのだが、ノンエンベロープウイルスには効きづらい。 亜鉛は、双方のタイプのウイルスの複製を阻害する効果がある⁉ カナダの研究では風邪症状が軽減された。インド…

  • 亜鉛による抗ウイルス効果 その1

    亜鉛による抗ウイルス効果 冬の時季には,あらゆるウイルス感染症、特に風邪などが流行します。なかでも,今年はコロナウイルスが大流行しています。こういった手強いウイルスは混乱を招きます。体の免疫システムを維持するのは非常に重要です。ミネラルで言えば、亜鉛とマグネシウムです。今回は亜鉛について概略を説明します。そもそも亜鉛の摂取量が少ない。相当数が亜鉛不足に陥っていると思います。日本人では平均8mg/日ところが必要量は慢性疾患や風邪予防には15~30mg/日状態によっては、上限40mgは求められる。亜鉛と言うのは免疫細胞たちを活性化させるミネラルの一つです。これが不足したり欠乏すれば、当然免疫が働き…

  • 紅茶でインフルエンザ予防 B-2 完

    紅茶でインフルエンザ予防 紅茶の飲用頻度が高いほど、インフルエンザ発病率が低い! 先ず、ワクチン接種によるインフルエンザ発病率への影響を検証したところ、ワクチンを接種しなかった人に比べ、ワクチンを接種した人の発病率が57.9%低いことが分かりました。これは、6歳未満の小児を対象とした2015/16シーズンの疫学研究の報告と概ね一致したことから、ワクチン接種によりインフルエンザの発病や重症化を抑制する一定の効果が現れていたと考えられました。 このため、ワクチンを接種しなかった人369名を対象に、冬季の紅茶の飲用頻度とインフルエンザの発病率の関係を評価したところ、紅茶の飲用頻度が高い人ほど、インフ…

  • 紅茶でインフルエンザ予防 B-1

    紅茶でインフルエンザ予防 紅茶のインフルエンザウイルス感染阻止力の研究について、お茶に含まれる成分には、様々なウイルスの活性を奪う作用があることが報告されています。三井農林 お茶科学研究所の研究結果と、これまでに報告されている紅茶がインフルエンザウイルスの感染を阻止する効果について、御紹介したいと思います。 紅茶ポリフェノールがインフルエンザウイルスのスパイクに付着!無力化します インフルエンザウイルスの表面は、「スパイク」と呼ばれる突起状の蛋白質で覆われています。インフルエンザウイルスがヒトに感染する際、スパイクが呼吸器粘膜の細胞表面に吸着、侵入するうえで重要な役割を担っています。 紅茶ポリ…

  • 紅茶でインフルエンザ予防A

    紅茶でインフルエンザ予防 コロナに関連して、トシじぃがこちらのインフルエンザ予防の情報を配信してくれたので、本日はインフルエンザ予防の情報です。 実は、紅茶によるインフルエンザの予防効果についてはこれまでにも様々な研究結果が報告されています。今回、さらに口腔ケアの観点から紅茶を飲むことがインフルエンザ対策に!?という耳よりな情報です。 日本大学歯学部・落合邦康教授らの研究によると、歯周病原菌の一種が分泌するタンパク質分解酵素が、インフルエンザの感染を促進させる可能性がある、とされています。逆に言うと、歯周病原菌への対策がインフルエンザ対策に繋がる可能性があるのです。 一方、「紅茶と暮らし研究所…

  • ミネラルと免疫力と病 その3・・c

    健康と長寿 長寿の地域は先進国よりも発展途上国に多く存在します。なぜ彼らは生化学や栄養学、西洋医学、健康保険などの恩恵を受けずに長生きなのか。長寿を全うする地域は地理的に異なっていても共通点が多くあります。中国北西のヒマラヤのチベット人、パキスタン東のカラコルム山脈のハンザカット人、ロシアの西のコーカサス山脈に住むジョージア人、エクアドルのアンデス山中のビルカバン人、ペルーのアンデス山中に住むチチカカ人は100歳に到達する人が多いことで有名です。 長寿地域にみられる共通点とは? 住んでいる所が海抜3000~4300メートル高地で山に囲まれていること。高地であるほど土壌にミネラル分が多量に貯えら…

  • ミネラルと免疫力と病 その3・・b

    土が決める食卓の運命 作物もミネラル欠乏 日本の土壌からミネラルが失われつつあることにより、結果として農作物からもミネラルが欠乏してきています。例えば、この50年でホウレンソウの鉄分はで5分の1 以下、にんじんは10分の1、だいこんは5分の1と、大幅に減少しています。土壌も作物もミネラル欠乏で病み、その結果さらに農薬を使うという悪循環へ陥ります。この影響は当然家畜にも現れ、ミネラルの少ない食肉や卵、牛乳が、私たちの食卓にのぼることになるのです。ミネラルが欠乏した土壌で育まれた農作物はミネラルバランスが悪く、それを食べる私たちも、当然ミネラル欠乏やアンバランスな摂取に悩まされることとなるのです。…

  • ミネラルと免疫力と病 その3・・a

    土の栄養と食生活 近代農業がもたらした結末 ミネラルの不足がさまざまな病気の原因になることが明らかになる一方で、私たちが口にする食事からは、ミネラルがどんどん失われています。それは、農地からミネラルが失われているからなのです。日本は火山が多く、年間降雨量も多い国です。そもそもミネラルの含有量が欧米に比べ低いと言われていますが、それは火山灰土壌の割合が高く酸性の土になりやすいため、自ずとミネラルが少なくなるからです。その上,年間降雨量が多いので、土壌の表面の層に水溶性の分子として存在しているミネラルが、水に溶けて流れ出してしまうのです。戦後日本の土地は更に力がなくなったと言われています。これは、…

  • ミネラルと免疫力と病 その2

    カラダのしくみ 人や動物のからだはさまざまな食べ物によって維持されています。その中でもミネラルは、骨格を形成したり、血液や臓器をつくったり、その他、生きていくうえで必要なありとあらゆる生理作用に関わっています。からだを構成する、わずか4%のミネラルが果たす役割は大きく、タンパク質やビタミンとともにからだの構成成分をつくり、生理作用をコントロールする重要な役割を果たします。 代表的なものとして、歯や骨格を形成するいわゆる人体の構造材料としてのはたらき、からだの発育、新陳代謝をつかさどるホルモンのはたらき、その他、神経細胞膜を包む体液に溶けて活躍するはたらきもあります。 これらの生理作用にはカルシ…

  • ミネラルと免疫力と病 その1

    ミネラルと免疫力と病 ミネラルとは? 体内で作り出すことができないミネラル (mineral) とは、一般的な有機物に含まれる元素(炭素・水素・窒素・酸素)以外に、生体にとって欠かせない元素のことを指し、無機質ともいわれます。炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミンと並び五大栄養素のひとつです。ミネラルは不足すると欠乏症になりますが、摂りすぎると過剰症を起こす可能性があるので、適正な量を摂取することが必要です。 しかし、植物性ミネラルでは、必要な量以外は体外へ排出されるので、適正な量を保つことができます。 ミネラルは必須栄養素 ミネラルは私たちの身体にとって必須栄養素であり、これがなくては私たち人…

  • たんぱく質の役割

    たんぱく質を摂りすぎると。。。 3大栄養素である「炭水化物」や「脂質」は、主としてカラダを動かす大切なエネルギー源になりますが、摂りすぎると肥満の原因となってしまいます。それでは「たんぱく質」にはどんな役割があり、過剰に摂取したときにカラダにどんな影響を与えるのかをご紹介します。 たんぱく質の役割 たんぱく質は私たちのカラダの筋肉や血液、皮膚、爪、臓器などを構成し、生きていく上で欠かすことのできない大切な栄養素です。エネルギー源としても利用され、酵素やホルモンなどの材料でもあります。1日の摂取基準(18歳以上)は男性:60g/日、女性:50g/日がおおよその目安です。たんぱく質は20種類のアミ…

  • 良質なたんぱく質に含まれる必須アミノ酸

    必須アミノ酸と働き 人間のカラダはほぼタンパク質でできていますが、その材料となるのが20種類のアミノ酸です。そのうち体内で合成されないものを必須アミノ酸といい、食事から補給する必要があります。必須アミノ酸は全部で9種類あり、ひとつでも不足すると、健康を維持することができません。 1、バリン精神を安定させる・成長を助ける・疲労回復・体力増強・免疫力を高める <多く含む食品>牛肉、レバー、トライミルク、チーズ2、ロイシン身体組織の修復・集中力を高める・肝機能の正常化 <多く含む食品>牛乳、ハム、カッテージチーズ3、イソロイシン神経の働きを助ける・血管を拡張させる・甲状ホルモンの分泌を促す <多く含…

  • リンパを流すと健康になる その9 完

    リンパを流すと健康になる 成人の病気は集約すれば、4種類に分けることができます。 一つ目は炎症。 これは体内にバイ菌やウイルスなどの異物が入って起こる病気です。気管支炎や肺炎など、「炎」がつくものはどれも同じ原因です。細菌やウイルスなどの異物が体内に侵入し、それらが棲みついたり増殖したりするわけです。 二つ目は腫瘍です。生まれた時から18~20歳くらいのピークに向けて、細胞の増殖を繰り返しています。この増殖の仕組みに異変が起こるのが腫瘍といわれるものです。脳細胞は、一日20万から30万個ずつ減って行くとされています。胃や腸の細胞もまた加齢とともに減少の一途を辿っています。 さて、この腫瘍の中に…

  • リンパを流すと健康になる その8

    リンパを流すと健康になる 免疫システムの一つである獲得免疫がある。 ※一度かかった病気には二度とかからないというもの。 これは抗原の情報を体が覚え込み、次にそれがやってきた時には、防御する抗体を作るということです。 ところが、一度かかったかどうかという問題ではなくて、ともかく体の中に入ってきたものはやっつけようとする機能が私たちの体には備わっています。 その機能は,2種類あります。 一つは、例えばバイ菌が侵入してきました。 傷口に細菌が入ったりして化膿してしまう。 これは、白血球の一つである好中球というものが出てきて、 体の中に取り入れた酸素を使ってバイ菌と闘ってくれます。 そういった生体防御…

  • リンパを流すと健康になる その7

    リンパを流すと健康になる アルブミンの働きとは何か? たとえて言うならば、体の中のタンパク質であると同時に運搬人とでも言いましょうか。まずは細静脈(毛細血管の合流するところ)を通って、カルシウムやビタミンなどの栄養素を積んで運んできます。それらの栄養素を一つ一つの細胞に届け、と同時に細胞から出た不要なものを再び回収する。そのゴミを今度はリンパ管を通って静脈へと運んでいく働き者です。 このアルブミンというタンパク質は、浸透圧がものすごく高い。まるでスポンジのように、余分な水分を吸収してくれます。それに加えて、いろいろなものをくっつけてしまう性質を持っています。それがために、体内を動きながら疲労物…

  • リンパを流すと健康になる その6

    リンパを流すと健康になる 体の中には、太いリンパ管である「胸管」というものがあります。「胸」の「管」という字の通り、食道のそばを走っています。まあ言ってみればリンパ管の親玉みたいなものです。体中の細胞を巡り、老廃物や疲労物質等を回収してきたリンパ液は、心臓の後ろと食道の間を通って、やがては左鎖骨の下あたりで静脈と合流します。ここまでくれば回収は終了です。心臓の近くに親玉がいるということは、心臓よりも上にあるリンパ液は放っておいても重力によって戻ってくるということ。 筋ポンプ作用などが働かなくても、勝手に静脈との合流部に向かって流れてくる。だから、顔は実はむくみにくいのです。同じ理由で、健康な人…

  • リンパを流すと健康になる その5

    リンパを流すと健康になる 前節で能力の高いリンパ管に弱点があるとお伝えしましたが、リンパ管には強力なポンプ作用はありません。だから何もせずに放っておくと、いつのまにか体の下の方に溜まってしまう。要するに足がむくんでしまうのです。 自ら押し出す力が弱いために、私たちはその手助けをしてやらなくてはなりません。ふくらはぎを揉んでやったり、あるいは足首をぐるぐる回すことで、リンパの流れをよくすることが大事なのです。こまめにマッサージをすることによって、リンパの流れは簡単に改善できるということです。 血液の流れは意図的に変えることはできませんが、リンパの流れは意識することによって、いくらでも変えることが…

  • リンパを流すと健康になる その4

    リンパを流すと健康になる 体液は、胞に必要な成分を行き渡らせた後に、老廃物や余分な水分の大部分は、毛細血管と通してすぐに血管の中に戻っていきます。 さらに余分なものだけが毛細リンパ管に流れていく、やがてそれはリンパ液になり、リンパ節を通って静脈へと回収されます。それが、再び心臓、肺まで届けられ、新鮮な血液に変えられて全身に送り出される。 つまりは、このリンパ管が正常に仕事をしている限り、細胞の周りの余分な水分は常に回収されているということです。 まさにリンパ管は、体内の排水管のような役目を担っているのです。ところが、このリンパ管の働きが悪くなれば、回収しきれない水分が細胞の周りにどんどん溜まっ…

  • リンパを流すと健康になる その3

    リンパを流すと健康になる むくみとは・・・ むくみには、二種類あることをます知っておいて下さい。 一つは体の内部に病気が潜んでいるむくみ。 そしてもう一つは、健康な人でも起こるむくみです。 医学用語では「浮腫」と呼ばれるそうです。 簡単に言ってしまえば、細胞の周りに過剰な水分が溜まった状態のことを表しています。成人の体の中には約60兆個にも及ぶ細胞があります。その細胞一つ一つを水分が包んでいます。それが極端に増えると浮腫という症状が出てくるわけです。見た目でなんとなく顔が腫れぼったいとか、ふくらはぎがむくんでいるとか、そういう曖昧な判断でなく、医学的に判断できる簡単な方法があります。 一番分か…

  • リンパを流すと健康になる その2

    リンパを流すと健康になる 「足のモデル」を職業にしている方々がいます。 とても美しい足をされていて、ストッキングなどのコマーシャルに起用されている。そんな美脚モデルさん達のルーティン。お医者さんが聞いてびっくり⁉まさに医学的に見ても、非常に理に適ったことをされているそうです。1.仕事を終えて家に帰ると、まずはお風呂に入ります。 ぬるめのお湯に30分以上はつかる。 まずは、足を伸ばして、浴槽のふちに乗せる。 こうすることで、足が心臓より高い位置に来ます。 これが、むくみを取るための重要な姿勢。 次に足首をゆっくり何度も回す。2.そして、丁寧にマッサージを開始。 まずは、足の指から。足の指の間に手…

  • リンパを流すと健康になる その1

    トシじぃの雑学的健康情報の最初のテーマはリンパです。リンパを流すと健康になる日本リンパ学会理事長 信州大学医学部 大橋俊夫教授によると「医学的なマッサージと、単なる癒しのマッサージとは別のものであることを知っておいて下さい」とある。 全身をマッサージする時に、特に念入りにした方が良い場所があります。 エステと関連してその一つを紹介します。 中年期になると、特に女性の体にはセラミド変性というものが起こってきます。 簡単に言えば、脂肪の塊ができるということ。 40歳を過ぎてくると、どうしても体内には脂肪が蓄積されてくる、 脂肪というものは、温度が上がると溶けだします。 しかし、温度が下がると、まる…

  • トシじぃの雑学的健康情報をまとめよう!

    トシじぃが家族を想い、日夜や健康情報をメールで配信して、10年近く。トシじぃが調べてくれた健康情報をカテゴリーで検索出来るようにブログにまとめて行こうと思います。 一般に公開しておりますが、あくまで親族に向けてトシじぃが配信した雑学的健康情報です。トシじぃの健康情報で家族が健康で幸せに暮らせますように。

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